錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

夜に漂う甘い香り

2021年12月20日 | 昆虫・植物
話は今朝のこと。
ただし時は丑三つを迎えた頃だけど・・・・
飼育棟の冷凍庫に保管していた標本サンプルを取りに温室を通ると、何やら覚えのある甘い香りがする。
ん・・・
これってヤコウボク(夜香木)の香りと思うんだけどぉ、ヤコウボクは温室へ取り込む際に思いっきり剪定したから、この時期に花が咲くとは思えない。
けど、これは紛れもなくヤコウボクの香り。
そこで飼育棟からの帰りに草の根ならぬ、草木の枝葉を払って探すと・・・・


ヤコウボクの花を みーーーーーーーっけ!
でも、咲いていたのは5mmほどの花が僅か3輪のみ。
それなのに温室の中は甘い香りに満たされているではないですかぁ。
そんでもって、この開花した3輪の他に開花を待つ蕾が6つほどある。
と、言うことは・・・
この甘い香りは夜ごと強まり、暫くは香り続けることでしょう。
ただ、この花が日中も香ると良いのでしょうけど、サガリバナと同じように夜限定ときたものだから余り注目されない残念な植物なんですよね。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« できれば元旦にお願いします | トップ | H2Aロケットの打ち上げ延期 »
最新の画像もっと見る

昆虫・植物」カテゴリの最新記事