錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

終わりの頃を迎えたタイワンシロ

2024年11月08日 | 昆虫・植物

先月の末のこと、八重山諸島に接近する台風21号に追い返されるように石垣島を離れて約2週間が過ぎました。
そして、その滞在中に仕込んでいたタイワンシロチョウは順調に成長をし、その多くのものは無事に蛹化を終えました。
が!


ギョボクの葉上には僅かばかりの幼虫が鎮座しいます。
まぁ、孵化から約2週間で、このサイズですから成長が早いと言えば早い。
ただ、これがタイワンシロであることを知らなければ、そこらで飛んでるモンシロチョウの幼虫にしか見えない。
そして、もう一つ…
このタイワンシロの幼虫は展開したばかりの柔らかい葉っぱしか食べないんだなぁ。


暦は 霜月とも呼ばれる11月。
そんな内地でギョボクの若葉が入手できるかというと… 正直言って難しい。
ならばクレオメがあるじゃん!
そうそうギョウボク同じ仲間のクレオメも食べるんだけど、この時に確保なんて無理!無理!
ただ、この爺は山と自宅に5~6mほどのギョウボクを数本を持っていることと、友人宅に2本植栽しているので枝先を探すと飼育して遊ぶくらいは確保できる。
とは言え、そんな入手が厄介な時期にタイワンシロを飼育できるのは食草があってのことで、あと数日で残りの幼虫も全て蛹化をすることでしょう。

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モミジ(紅葉)とカエデ(楓)

2024年11月08日 | 昆虫・植物

モミジは秋になって葉の色が黄色や赤に変わる表現の一つとして用いられていた『もみづ』が転化したものとか、他にはベニバナを揉みだした汁で赤い染料を作る『揉み出づ』がモミジと呼ばれるようになったとか… 謂れは様々。
また、一方のカエデ(楓)はというと、葉の切れ込みが深くカエルの手に似ていたことが由来らしい。
だ… か… ら…
楓狩りとは呼ばずにもみづ狩りなんですね。
そんでもって、もう一つ…


これからの時期に赤く染まるイロハモミジですが、イロハモミジのイロハは『いろはにほへとちりぬるを…』のイロハなんですね。
でも何処がイロハなんだよ!
なーんて方のために… 葉っぱの先にカナをふってみました。
どうですか?
葉っぱに『いろはにほへと』の7つの尖りがあるでしょう。
これがイロハモミジの名の由来。
で、その意味が分かるとナナツモミジでも良いんじゃないの?ってね。
そして話は変わって…
これからの山では紅葉が映える季節、みんなで紅葉を見に行こうよう… なーんてね。

朝っぱらから大変失礼いたしました。

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