このところは寒暖差が激しくて体調が・・・ すぐれない。
風邪のひきはじめ?
ん・・・
でも、熱は無いのよねぇ。
そんなこんなでお出かけは控えて、今日の生き物はというと、これ!
氷河期からの残存種で“生きた化石”として知られるガロアムシ。
今から100年ほど前にフランス外交官のガロアさん(E. Gallois)が栃木県日光市中禅寺湖湖畔で発見したことから、そのガロアさんの名を取って和名をガロアムシと命名。
でも、もっと面白いのは
Galloisiana nipponensis っていう、その学名。
何故かって言うと・・・
種小名である
nipponensisは何となくでもお分かり頂けるかと思いますが、問題は属名の方。
この
Galloisianaって
Grylle(コオロギ)+
Blattodae(ゴキブリ)の組み合わせなんですよ。
まぁ、確かにガロアムシって翅を失くした裸のコオロギにも見えない事もないし、触角や腹端の突起を見ると痩せた白いゴキブリに見えない事もない。
だからコオロギモドキって言う別名も理解できる。
そして・・・
話は変わるけど、この2cmほどのガロアムシが来年の春までに脱皮して成虫になってくれると嬉しんだけどなぁ。