2020年型のランドローバーディフェンダーがカモフラージュされて紹介されている。紹介されているのはオフロードにおける走破性能であるが、オフロードを愛するオーバーランダー達にとっては懐疑的な様子である。Expedition Potal のコメント欄にはストレートな失望の声が溢れている。特に今までディフェンダーに乗って来た人、ディフェンダー系を愛してきた人、実際にオーストラリアやアフリカの荒野を走って来た人々にとって、過酷なオフロードビークルが装備する電子制御に信頼性や安全性を依存する今日のランドローバーの姿勢には深い失望感を隠す事が出来ない様子である。新しいディフェンダーのスペックはまだ公表されてはいないと思うのだが、彼らは足元を見てこれがどういう構造でどういう機能を持ち得ているかを嗅ぎ付けているようである。デスカバリーⅡの新型か?、Mam's Car (子供の学校の送り迎えなどに使用するSUV)、ディフェンダーという名称を使って欲しくない。などの意見である。大衆受けを狙った社の方針かも知れないが、本格的なオフロードビークルを期待していたランドローバーのファン達は今後益々往来のディフェンダーを求める傾向になる様子。英国で発売されている2つのランドローバーの月刊誌、LRインターナショルとLRマンスリーはランドローバーの生産が終了してから今日に至ってもなおその中心はディフェンダー90と110である。この傾向は今後も続く事になりそうである。