らんらんしましょ~心が楽になるために。

スピリチュアルセラピスト。チャネリング、タロット占い教室をしています。人の心に触れるたびに生きている意味を感じます。

ヒプノセラピー~大きな財布と小さな財布

2013-06-01 10:16:43 | 「ラピス・ハート」
「今の会社の事務員の収入だけでは将来が不安です。何かできることがあれば知りたいです」と彼女はいいました。
現在お友達からあるビジネスを進められているそうですが、彼女にはその決断ができませんでした。
そして根本に・・・自分には向いていないという答えもありました。
ヒプノセラピーをしてみました。
彼女は前世でお針子さんのお仕事をしていました。
そして家庭を持ち、子どもが生まれてからは自宅でお仕事をしていました。
子どもが成長してからも自宅で夫を待ちながらお針子さんをしていました。
「先生・・・」
「なあに?」
「玄関に子どもが捨てられています」
「え?」
「赤ちゃんです。女の子・・・みたい。私は・・夫に了解を得て、この子を育てることにしました」と話し始めました。
そして・・・
「先生」
「はい?」
「子どもの数が増えています」
「え?」
「私・・・なんか幼稚園の先生みたいになっています。そして・・・」
子供服を縫っているそうです。
数人の子どもを預かって・・そしてそのお金ももらっていました。
「生活は豊かになるし、子どもの声が・・・楽しい・・」とニコニコしている彼女の顔がありました。
そして
「大きな財布は・・夫と息子の収入、小さな財布は・・私の仕事の収入・・」と小さな声で彼女はいいました。
それから手狭になったお家から少し大きなお家に引越し・・また子どもを預かり・・・そしてお金が入ってきて・・・
「私は・・・かなり長生きしました。ベッドのそばに育てた子どもたちが私を囲んでいます」と涙を流していいました。
そして・・天に召されていきました。
セッションは続きます。
彼女が目を覚まして言ったのは
「私・・実は保母の免許があるんです」と言いました。
「あら、そうだったんですか」
「ええ。昔もそうだったんですね・・・だから、商品を売るとかじゃなくて、子どもの面倒を見るほうにいけばいいんだ、と確信しました」
「そうですね、大きな財布に入れてくれる夫はまだ見つかっていないけど、あなたのお金を入れる小さな財布は今からでもいいものね」
「はい、大きな財布は○色で、小さな財布は・・○色でした。あ!」
「どうしたの?」と聞くと、彼女の小銭入れはその小さな財布の色だそうです。そして子供服大好きだそうで。
「子どもを預かるバイトとか子供服のリサイクルとか・・子どもに関することをしていくといいですね」と話すと
「子どもに・・勉強を教えるとかどうですか?」と聞かれたので
「それもいいですよ」と答えると
「実は気になっていたことがあったので、その会社に問い合わせてみます」と言って帰られました。
数日後
「気になっていた会社に履歴書を送ったら面接の日が決まりました。採用が決まったら連絡しますね」とメールが来ました。
そして・・・・しばらくしてまた連絡がきて・・・採用決定でした。
「副業を探すつもりが本業になりました。今世は前世でできなかったことをやるためにあるんだわ、と思いました。仕事が落ち着いて時間ができたら片手間で友達と子ども向けの何かもやってみたいと思います。ありがとうございました」と書いてありました。
あと、彼女は大きなお財布にお金を入れてくれる人を見つけるだけ。
きっと出会うまでにはそんなに時間もかからないと思いました。
だって・・・きっと「子ども」でつながると思うから・・・・