「一緒に来てもらえる?見てほしいことがあって」と霊能者の先生に言われお隣の県でしてので先生のお弟子さんの加奈子さん(仮名)も一緒なので、勉強の為に一緒に行きました。
スピリチュアルな仕事をしたあとに“何か”を“もらって”入院になった先生も見てきたのでガッチリした強烈なお守りを持って
3人でお客様のところへ向かいました。
先生が
「あれ?あれ?」と言い出したので
「どうしました?」と聞くと
「お数珠を忘れてきたみたいで・・」というので、
きたきた、ほらね、邪魔してきたのね。
「それじゃ、先生と加奈子さんはお客さんのところへ向かってください。ふるらんはお数珠を買ってきます」と言いました。
途中でふるらんがタクシーでお店に向かいました。
ふるらんが思うには多分~~なカタチの…でもタクシーの運転手さんに頼んだ方がいいかな?と思い、
「運転手さんが好きなところをお願いします」と頼むと
「それなら」と言って、あるお店に連れて行ってくれました。
お~ここなら・・と思い、そしてお店の中を見て、
一番いいなと思ったのをお値段を聞くと、
あ、高い。(汗)
正規のお坊さんが使うものだそうです。
それで予算の範囲で見ると・・・
あ~これこれと思って、一つ選びました。
普通のとっても普通のお数珠です。
「先生ならこれでいいと思うわ~」と買いました。
そしてすぐお客様のお家へ向かいました。
ふるらん、30分遅れ。
お話しはすでに始まっていました。
でも不思議に遅れたことがよかったかもと思いました。
先生に
「ある意味、ふるらんは細かいことは聴かないほうがよかったですね」と笑って先生に言うと
「そうね、必要なことはちゃんと起きるのね」と言いました。
もう長年この道を歩き、すでに60歳を超えた女性の先生ですので忘れるはずはないのに・・
情報なしで、ふるらんはその家の中を見ていました。
お弟子さんもあちこち見ています。
「家がきしんでいるわ…」と思い、その方向へ行きました。
先生はこの家の守りを先に始めていました。
準備ができてふるらんのお数珠を袋から開けると
「いい触り心地ね」と笑ってくれました。
手に触れて、先生がお数珠を使っているのを見て
「これ…切れるわ」とすぐわかりました。
飛び散るシーンがでてきたので。
それを誰が拾うか。
そしてそれを誰が無視するか・・・
この家は家庭がほぼ崩壊中でした。
夫の浮気、借金・・・
隠していたことの発覚。
子供はもう冷めて、両親にはあきれていて、後ろで見ながら子供たちは笑っていたのでした。
子供心でそうなるでしょうね…
この日、ふるらんはお数珠を持って行きませんでした。
仕事をするつもりはありませんでしたので。
ですからほぼ、見ているだけ。お手伝いはでほんの少しの予定でした。
でも、お母さんの気持ちもわかってもらいたいわ、と思い、
20歳ぐらいの息子さんに
「ねぇ、○○ある?」と聞くと、
「あるよ」というので、
「ちょっと貸して。見てもらいたいことがあるから」というと、面白がって○○を持ってきてくれました。
そしてそれをある場所に置くとある反応を起こしました。
お子さん二人は驚いて
「え、この家に○がいるの?」と聞くので
「う~ん○もいるけれど、それは大したことがなくて。
それより空気の流れが変なだけ」
「空気の流れ?」
「うん、今あっちで先生が何かしているでしょう?あと数分したら・・この動きが少し変わるよ」と話すと少しして
「お~~変わった」と驚いていました。
そして
「そうだね、あのね、あそこの戸を閉めて、こっちの窓にこの普通の紙を貼ってごらん」と話すと、二人はそれをしました。
すると
「あ、また変わった」と驚いていました。
そうなのよね。
どこの家にも○がいて当たり前と思うはふるらんだけではないはず。
それで問題はそれをたくさん寄せているのはものの流れの問題。
今先生が収めているから、
(多分・・子供に気が散るから、ふるらんが相手をしているうちにかたづけると思う作戦なんでしょうね)
「この○○もって自分たちの部屋に行ってごらん」と言うとそれを持って階段を上っていきました。
遅れてふるらんが行くと・・二人で頭をくっつけて○○を見ています。
「不思議でしょう?」というと
「うん。こんなに違うんだ」と言いました。
それで
「でね?このお家どう?」と聞くとお子さん二人は
「さっさと離婚してここを出たらいいのに」と言いました。
はい、もう両親にうんざり。
それで今二人とも仕事をしていますが、安定したら一緒にマンションで暮らそう、と話をしていたそうです。
あることを教えてあげました。
二人は
「そうします」とふるらんに約束してくれました。
子供はこれでいい。
次は先生のお手伝いをと階段を下りていくと、加奈子さんが来て
「ここは・・・昔○○だったのね」というので、
「そうだったのね。でもよくこれだけずっと暮らせたと思うわ、もうここのご先祖様も守りは限界。早くでないと本気でやられるね」と言いました。
お子さん二人が降りてきたので・・・
「あのね、トイレの蓋を絞めないのは誰?」と聞くと
「わかるんだ~お父さんです」というので、
「そうか、それじゃお母さんがなかなか出ないなら、二人で先にこの家を出ようね」と言いました。
二人は笑顔で
「はい」と返事をしてくれました。
おびえた母親が先生と一緒にリビングに居ました。
先生が
「さっきと比べてどう?」と子供さんに聞くと
「うん、違います。部屋が広く見える」と回答してくれました。
見えるようにしてあげたので信用してくれたのです。
で、あとは母親。
先生は母親に説明をしていましたが、ただ普段から夫におびえる癖がついていたので、離婚、この家を出るという決断ができず、なかなか話が進んでいないようでした。
・・・・・・後編に続く。