たまたま…が多いタイミング
先日、たまたま神社に行ったときに、数日後に
「湯立て神事」があることがわかり、休日だったので行くことにしました。
きゃ〜久しぶり。
大阪天満宮や少彦名神社様では受けたことがあるのですが、まさかこんな小さな神社で…とびっくり
参加されていたのは10名ほど。
とっても小さな小さな神事でしたが、それはとっても正式なことをされていて、嬉しかったです。
まずはご挨拶。
ほら、薪で炊いたお釜のお湯を立てています。
それから祈願を書いて納めて…
そして神殿へ。
みんなで座って…
大きな神社や間口が小さすぎるではこれができません。
小さな神社で参拝者が少ないからできること。
嬉しい〜
生の雅楽が始まり…
本物よ。
笙も
太鼓も、
龍笛も、
本物よ
それもすぐそばで演奏よ
神主さんの
「かけまくもかしこみかしこみ…」から始まり、
この世界のすべての…
草花の有り様も…
すべて神様の…
うう…
泣けるぐらい美しい感謝の言葉、
尊敬の言葉がこの小さな神社の中を清らかに流れる…
頭の中が温かい…
シアワセ…
巫女さんの美しい舞い。
神様の刀を持って場を清めています。
あ、巫女さん、裸足よ。
寒いのに…みんなのために…ありがたいわ…
そしてお釜のお湯を笹で撒いて頂いて、
そのお湯を全身に浴びる
御釜のすぐそばに立っていたので、雨のようにたくさん浴びさせてもらいました。
うう〜感動よ
隣に座っていた奥様と
幸せ〜
と語り合う。
そしてまた本殿に入り、神主さんから玉串を頂き、奉納。
う〜
感動よ
あ、玉串の御作法…学んでおけば良かった
そして湯立ての歴史を聞いて、
無事終了…と思ったら、
湯立てに使った笹と、
実りに実った稲穂を頂き、
「これを半紙で撒いて玄関にぶら下げてください」と渡され、
隣に座っていた奥様が
「去年も来たけれどこんなに貰うことって初めて」と驚いていました。
そうなのね。
そしてこれも頂きました。
栗おこしの裏書きは…
そして火伏せの御札も頂きました。
あれ?
笹と稲穂と火伏せの御札の写真は?と思われるでしょ?
お守り系統は我が家系は写真に撮らないのです。
ちなみに我が家の家紋は神道にかかわるめずらしい家紋です。
神様が強く強く移されているものは撮りません。
もちろん、湯立ての写真も撮りませんでした。
昔は神社をスケッチしただけで警察に捕まったと教えてもらっていますので。
でしょ?
だって…自分が住んでいるお家を知らない人が無断で写真を撮っていたり、絵に移していたり…神様のご気分が…と思うので。
何事も“神様のお家の中の事”
まして、清き格の高い神事(カミゴト)。
すべて終わってから隣に座っている奥様に
「今年はとても良い年になりましたわ」と話すと、
奥様が
「ええ、こんなに神様から頂けるなんてとても嬉しいですもの」ととっても笑顔、
そして私が
「また来年にお会いしましょうね」と言うと
「はい、会いましょう」と言われました。
火伏のお札と、
稲穂と、
笹をもって来年にここに来て焼いてもらうのです。
うふふふ。
来年も楽しみです。
頭の中がす~~~っとしています
『ほどけた、ほどけた』。
参考までに・・
湯立神事ってこういう感じです。
私はもっとバサバサにお湯をかけてもらいました。
小さい神社ゆえにありがたいと思いました。
城南宮「湯立神事」(2021年1月20日 京都市伏見区)