らんらんしましょ~心が楽になるために。

スピリチュアルセラピスト。チャネリング、タロット占い教室をしています。人の心に触れるたびに生きている意味を感じます。

閉所恐怖症の理由

2024-04-02 15:34:00 | チャネリング・教室
会社の人の中に閉所恐怖症の男性がいて、その男性の行動に困っていると言うご相談。

満員電車には乗れないので早朝1番に来られるのはわかるけれど、出社して、会社の窓を全部開け放つので社内が寒い。
春になり、桜も咲いて陽気が良くなって来ているものの、まだ朝方は寒い。
特に冷え性の女性にはまだ辛い気温。
晴れた昼間の太陽ならとても嬉しいのですが、日陰はまだ寒い。
もちろんドアは開け放ち。

パニックになるらしく…
それで毎年社員が何人か必ず風邪を引きます。

それも困るのですが、
もっと困るのが緊急的なことがあると、ものすごいスピードでこちらを煽って来るのでこちらも混乱するのです。
病院に治療させることを上司からも話されたみたいですが、本人は何もアクションをするわけではなくて、こちらを自分に合わせてほしい、ということを言います。

病気なので可哀想とは思いますがあまりにも凄いので困ってしまいます。

心療内科の関係の方にも対処をお聞きしましたが、本人が治療しないと前には進めないと言われるだけでして…
それでスピリチュアル的な面から何かできないかと思いました相談に来ました、と言われました。


催眠療法や、
今の時代、前世療法など多種多様に治療はあるのですが、
それを嫌う方は多いです。
本心は怖いでしょうし、でも治したいとは思っておられると思います。

うまくいくかどうかわからない感覚でしたが、何もしないよりは試して見ましょうとお話ししました。


会社の内容、
全体の雰囲気、
人間の感覚、
…そしてその閉所恐怖症の彼に焦点を当て、依頼者に質問してみました。

すると…依頼者の女性から
「話をして気がついたのは、まるでアメリカの鉱山みたいな…
変ですね、私の感覚」と言われたので、
「否定はしなくて良いですよ。感じたそのままで感覚を大切に広げてくださいね。
実は私もさっきから埃っぽい空気と、足元に線路が見えてましてね、トロッコ押しみたいな風景を感じるのです」と、話すと、
「彼、いつも荷物の台車を率先して運んでくれるのです。力仕事は俺に任せろと」
「あら、男性らしくて良いところがあるのですね」
「ええ、そうなんですよね。仕事はきちんとする人ですし…辞めてもらいたくないですし、だからなんとかしてあげたくて」

それからまた彼女と話して居ると
「アトリウム」という声が聞こえてきた。


「アトリウムみたいな天井が多少の高さがある広めのところはありますか?」と聞くと
「2箇所あります。社長室と休憩室です。え?まさかそこへ彼を…」
「移動は無理でしょうね…」
「いや…休憩室は今ほとんど使っていないのです。
そして、実はそこを潰してオフィスを広げようかと社長が話していたので」
「それは好都合です。ついでに彼のことを話して、デスクの移動を提案してみてください。それと彼の周りに観葉植物でもなんでも呼吸をして育てるもの置いて貰って」
「やってみます!」



それから数カ月後、連絡が来ました。
オフィスは広がり、彼は天井高がある場所へデスクを移動しました。
もちろん彼が好きな植物を置いて。

彼のそばのドアは開け放たれていますが、寒い風は周りに当たらない工夫がされました。

「実は不思議なんですけれど、昼間の日差しが彼に当たるのですが、彼は時々その方向をみて微笑むのです。その笑顔が柔らかくて…みんな彼が変わった、と話しています」と言いました。


どうやら閉ざされた彼の心に日差しがやっと当り、心が温まったようですね。


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