60代の男性と待ちあわせした時のお話です
もう5年位のご縁ですね。
20代から修行させているので何でも質問できるありがたい方です。
死生観も話せるので楽ですね。
それで話の流れで
「死にそうになったことがありますか?」とお聞きすると、
「あるよ」と言われ、子供の時に感染症にかかり、
「三途の川の手前まで行ってきた」と言われました。
向こう岸が遠くて全く見えず、
船も無く…
周りを見ると河原に石が積んであり…
ふと見ると…川に鉄筋の橋が掛かっていて、車も渡っていたそうです。
ここに居てはいけないと思い、引き換えしてきて、意識が戻ったそうです。
三日間意識不明。
「渡ったらあの世だったね」と笑っていました。
みんなは、それは三途の川とは言わない、と言われたそうですが、自分はあれは三途の川だと思うと。
そして
「昔は橋は無かったし、もちろん鉄筋なんて無かった時代のあの世の話だけど今は時代が違うからね。橋も鉄筋も出てくるのかも」と言われたので、私は
「実は私も鉄筋の橋を見てます。途中で消えていましたが」と答えると、
「やっぱり!そうだよね、鉄筋の橋、あるよね」と言われました。
私の場合は…体調を崩し、寝込んでいたときに見た夢ですが…
やっぱりとっても大きな川があって、
あの世の雰囲気そのままの暗闇でした。
たくさんの人が生気がなく、体重も無く…
橋を渡っていたり、橋の端に横たわったり、寝転んだり、倒れていたり…
欄干からドボン!と音を立てて飛び込む人もいました。
みんな歩いて向こう側へ行くので、
「行ったらだめよ!」と言っても多数の人の方へ付いていくのが人の性。
私は戻ってくると目がさめました。
「あれは鉄筋の橋です。途中で消えていましたけれど」と話すと、
「多分…時代とともに三途の川が変わるのかもね。未来は飛行機になるかも」と笑っていました。
多分…意識の底のそこ…
命が消える前のぎりぎりのところの部分なのかしら…
そして
「地獄は見たことがありますか?」と聞かれたので、夢で見たことを話しました。
上下左右、
その方向もわからない。
見えるもの全てが赤黒くて炎の中を人が歩いていたこと、
肉も骨も焼けただれていた事、
骸骨が背中を曲げて歩き回り、苦しみを言いながら炎の間を歩いていたこと…
それは苦しみだけではなく、
いろんな言葉を吐いている…
まだ…ここでも切れないんだ…その部分が…
私は客観的に見ていたので、熱くも苦しくもなかったのですが、経験や心を超えている人でなければ…普通に悪夢の世界。
「あの世界にいた人は“何かを探して”いましたが、私は探すものも求めるものも…人に対しての思いもなかったので、普通の感情で目がさめたのかもしれません…そうでないと悪夢で汗だくになっているかトラウマになっているかも」と話すと
と男性は深く頷いて、
「修行中にはいろんなものを見せられるね」と言われました、
ええ…
インドの修行ならもっと凄いものを見せられますよね、確か
腐敗したものを見る行もあるのですから。
三途の川の橋が小さければいいのに…
でも、それでも橋から落ちたり、飛び込む人もいるのでしょうね…
あちらの世界では大きさと現象は比例しないから…
大きくても、
小さくても…
人が思う橋とは違う。
ちゃんと安全に渡れる自分にしておきたいですね
と、言うことでしばらく三途の川談義をして楽しく時間を過ごしました。
やっぱり修行されている人は知っていることがたくさんあって楽しいです
多分人によって違うと思うから…
経験談でお茶ができたら…ホントに…スピリチュアル会話ですね。