「職場の人間関係が合いません。充実感もないのです」と彼は言いました。
将来に対しての不安気な表情。
あちこちの占いなど受けたそうですが、心の整理をするために来られたそうです。
「ヒプノは初めてなんですけど」と言われましたので
「大丈夫ですよ、みなさん、終わってから心配して損した、と言われていますもの」と笑顔で答えを返してあげました。
す~~っと彼は過去世に入りました。
「何か見えて来ましたか?」と聞くと
「うわぁ~~~」と驚いていました。彼の見たものは大きな宮殿でした。
「綺麗です」と話す彼に詳しく聞くと、
「シャンデリアの輝きがひときわ素晴らしいです」と言われました。
豪華なシャンデリアだったようです。
「私はお城に呼ばれています。そしてたくさんの人の中の注目を浴びています」と言いました。
大きなお城でのパーティー
美人だった彼女(彼のことです)。
たくさんの男性に囲まれ、ダンスを踊っていました。
彼女はダンスも上手で
「私は優雅に踊っています」ととても美しい笑顔で言いました。
「誰に教わったの?」と聞くと、
「お父様、お母様です」と女性のような可愛らしい超えで優雅に答えられました。
そこに一人の男性が目の前に現れました。
「彼は・・他国の王子様のようです」と言いました。
彼女はその男性に見初められ、国を離れ、お嫁に行きました。
豊かな生活と豊かな愛に包まれて子供も生まれました。
それから戦争が始まり、夫を殺され、息子を殺され、彼女は幽閉されたまま亡くなりました。
牢屋の中で彼女は心をを沈めるために一人で歌を歌ったり、ダンスを踊ったり、アクセサリーのデザインを書いていました。
月日が流れて、病気になり天国へ。
「生まれ変わったら、女性じゃなくて男性に生まれたい。そしてアクセサリーを作って世界中の女性を美しくしてあげたい」と言いました。
セッションは続きます。
目が覚めてから彼が
「ふるらんさん実は・・」といい始めました。彼のご両親は趣味で社交ダンスをして知り合ったそうです。彼が生まれて、生活に追われてダンスはやめたそうです。彼自身、社交ダンスなんておじさん、おばさんのするものだと思ったそうですがテレビで世界大会を見たとき、
「なんて豊かなんだろう、なんて美しいんだろう」と魅了されたそうです。しかし習いに行くことは無くく
「みんなに馬鹿にされるような気がしていましてね」と苦笑いされていました。
(でも世界では幼い時からから練習するんですよね)
彼は現在普通のサラリーマンです。
しかし、お友達から
「君はデザインや服を選ぶセンスがあるんだから洋服屋に勤めるかアクセサリー関係がいいよ」言われていたそうです。
でも未経験だし、デザインの学校へ行ったわけではないから自信がない。
「今日のこのことで自信はないけど、隠れているセンスと実力はあることがわかったと思いますけどどうですか?」と私が話すと
「そうですよね、そうなんですよね。私は前世で自分の選んだドレスやアクセサリーを身に着けていたし、自分で注文していたのを思い出しましたから。才能を使っていない今がもったいないんですよね」と笑顔になりました。
彼はあるアクセサリーの会社の面接に行ったそうです。彼は彼の書いたアクセサリーのデザインを数枚もって。
面接の担当者の方が
「経験がまったくないのにセンスいいね、英語もできるし。これなら海外へ行ってもらって仕入れの仕事もやってもらいたい」と採用決定になったそうです。ちなみに彼は
「昔から英語は好きでしたし、他国語を覚えるのは好きなんですよ」と言っていました。
(過去世で多国語を勉強したり、お嫁に行った関係もあるのでしょうね)
「前世でできなかったことを今世で果たします。もちろん夢は世界中の女性に喜んでもらえる美しいもの、そして身につけると幸せな笑顔になれるものを目指します」と後日連絡が来ています。
ヒプノセラピーで自分の記憶を思い出し、自信につなげる方も多いです
女性のみなさん。自分を美しく見せてくれるアクセサリーを探しましょうね。そしてそのアクセサリーを作ってくれた人に深く感謝しましょう。そうするとますますあなたも作者も幸せになれます