彼女はバツ1で子供を育てながら派遣で仕事に出ていました。
仕事や生活の役に立てるためにチャネリングの授業を受けに来ていました
彼女が
「実は最近お花を育てている自分の夢を見るのです」と言いました。
「それはきっと何か意味があるのね?」と私が言うと
「先生、それが面白いんですよ」
「え~どんな風に?」と聞くと教えてくれました
夢の中に茶色の鉢が出てきて、そこに土を入れている自分がいるそうです。
その中に種を入れて子供と二人でお水をあげて・・・というものなのですが、私はそれを聞いていてふっと何かを感じ、
「その続きがあると思うんだけど」と言いました。
「え?続きですか?いつもここで終わるのですが」
「あるはずですよ。では今日はその続きをしましょうか?チャネリングを学んでいるのであればそれは可能ですよ」と言いました。彼女は喜んで授業を受けてくれました。
そしてこの日、
「お水をあげて・・」のあとのことがわかったのでした。
お水を上げて次の日につぼみが出ていて、その次の日に花が咲くのです。そしてその花の中からキラキラしたものが広がっていました。触ろうとすると子供が
「触ったら居なくなるよ」と注意しました。
「居なくなる・・って?」
「居なくなるんだよ、見てるだけだよ」と子供が言いました。その話を知って・・彼女は私に
「明日からの毎日が楽しみです」と言い、帰宅しました。
日曜日になった時、彼女は子供と一緒に日用品のお店に行きました。トイレットペーパーや雑貨などを買いに。そして園芸の場所がありました。子供が
「綺麗、綺麗~」と喜んでいました。
そうだお花の夢・・・
「ねぇ、この小さなお花を買ってお家の玄関に並べようか?」と聞くと
「ううん、種から育てる」と言いました。種コーナーに行くとあれ?見たことがある人が・・・会社の関係の男性。彼も種を探しています。声をかけるとびっくりしていました。
聞くと野菜を育てるということで野菜ね、と思い、子供に
「お花も買うけれど野菜はどう?」と聞くと
「うん、食べられたら嬉しい」と言いました。
そして3人で話をしていくつかの種類を決めて・・・レジを通ってから種を半分ずつに分けました。そしてこれを機会に子供がその男性とメールで育ち具合を報告するようになったのでした。
彼もバツ1。子供は無く、子供が大好き。彼がベランダ菜園で育てているものを見るために彼のお家にも行ったそうです
「未来は一戸建てで家族で菜園をやりたいんですよ」と彼が言ったそうです。
彼は子供に熱心にお話をしてくれました。お家に帰ってきて彼女が花のつぼみを触ろうとしたとき
「お母さん、触ったらダメだよ」と注意したそうです。
「触ると枯れやすいからっておじさんに聞いたし、それに咲いたら写真を撮っておじさんに見せるんだからね~」と。
その言葉で彼女は彼に対する気持ちが焦っているのがわかったそうです。
ちゃんと距離を置く・・
その距離感が彼にとっては良かったそうです。
彼から
「いつも女性から迫られるとつい距離を取ってしまって・・でも君との距離は自然で僕にとっては楽だったし、もっと君に近づきたいと思った」と言われたそうです。
それからお互いにどんどん距離が短くなって・・・・
彼女がチャネリングの授業に来てくれた時のお話です。
「今日はその報告?」
「はい、正式にお付き合いに・・」
「あら、良かったわね。ラブ色のお花が咲いたのね?」
「はい。ちゃんと育てて生きたいと思ったので。それで前に見たときの‘触ったらいなくなる’ってどんな意味なんでしょう?」と聞いたので
「きっときちんと触らないと壊れてしまうぐらいの繊細で、綺麗な子供にしか見えないものがあるんでしょうね」と言いました。最初は種、そしてそれが咲いて幸せの色が見えて。
見た人も幸せになって、育てた人も幸せになってどんどん幸せの庭園が増えてくれたら嬉しく思います。
はい、生徒さんたち。みんなもふるらんも頑張ってどんどんキラキラした綺麗なお花を咲かせましょう
何の種をいつ撒くかはあなた次第。
でも無理矢理「早く咲いて」はお花は咲きません。
自然はちゃんとリズムがあります。
チャネリングもそうです。
あなたと相手とのリズム・・
大切にしてくださいね。