地域猫(ん?野良から昇格できたのかなあ)ネットワーク、近所の野良猫世話係のおばさんのひとり、ミケとプータローを世話する彼女は大変な思いをしている
花屋のおやじからは猫の鳴き声、糞公害(?)への抗議、床屋の裏庭にはずらり並べられたペットボトル
明らかに猫を近づけさせない手段の一種に思えるよ
そんな近所で団地の片隅を選んでこそこそと餌を与える
鳴き声が激しいのがプータロー
この子は夏ごろから現れ、ガリガリに痩せた身体で訴えてきた
お腹が満たされても鳴くことに気がついた
近づいておいでと言うとちゃんと寄り添ってくる
背中を撫でるとだいぶ肉が付いてきたことがわかる
首を撫でてといわんばかりに首を横に向ける
撫でてあげると気持ちよさそうにしているんだ
これって飼われていた形跡じゃない?
捨てられたか、迷子になったのか
ああ、最初はミケだけを可愛がって、うざったいと思っていたのに
今じゃ、このプータローに情が移りそうだと世話がかりの弁
地域で堂々と世話ができたら、みんなに可愛がられる猫でいられたらどんなに幸せだろうに