先週の土曜日、名古屋に出かけたついでに「ランの館」に行ってきました。
「美人」という花言葉を持つランたちに癒されてきました。









![]() 【ランの館】 「ランの館」の詳細については ![]() | JR名古屋駅から地下鉄で矢場町まで約15分 矢場町から歩いて3分という便利な場所にあります。 そのうえ、今回は、入場料大人700円に 500円の商品券付き!! 行かない手はありません。 |










【ウエディングプロムナード】
入り口に入ってすぐにあるアトリウムには、美人の名に相応しい
近寄り難い高貴な花、高嶺の花が溢れんばかりに咲き誇っています。
ランの花弁はリップ(唇)とも呼ばれます。
魅惑的な唇でいっぱいのアトリウムでもあります。










【アトリウムの真ん中には、大きな胡蝶蘭の鉢が・・・】
世界に700属以上15000種、日本に75属230種があり
花の種類としては、最も多くのものがあるのがこのランなのだそうです。
700属もある中でも、よく目にする名前といえば
カトレヤ Cattleya、シンビジューム Cymbidium、デンドロビューム Dendrobium
パフィオペディラム Paphiopedilum、ファレノプシス Phalaenopsis です。
◆カトレアは、英名「Cattleya」といい、カトレアを発見した
イギリス人植物愛好家・「William Cattley(ウィリアム・カトレー)」の名から付けられた名前だそうです。
「洋ランの女王」とも呼ばれ、お祝いの席での胸元を飾るコサージュにすることも多い花です。
◆シンビジューム 「Cymbidium」 は、ギリシャ語の「ボート」を意味する kumbe から
変化したラテン語の cymba と
idium 「生物用語の指」からなっています。
「指ほどの大きさの船 」ということでしょうか。
◆デンドロビューム Dendrobium は dendoro はギリシャ語で「樹」を意味し
bium は bios 「生活」のことだそうです。
確かに、デンドロビュームは、茎が木のように真っ直ぐ伸びています。
「木のように生きている」という意味でしょうか。
◆面白いのは、下側の花弁が袋状になってるパフィオペディラム 。
Paphiopedilum は Paphio が ギリシャ語の paphia 「パポス(paphos)の」
あるいは「女神アプロディーテー(ヴィーナス)の」からきており
pedilum は pedilon に由来し「スリッパ」または、「サンダル」を意味します。
「女神のサンダル」・・・女神が、袋状になった花弁に美しい足を
入れているのを想像してしまいます。
◆ファレノプシス Phalaenopsis はギリシャ語の phalaina 「蛾」と
opsis は「・・・に類似の有機体」の意味です。
花の形が熱帯の蛾に似ているところから付けられました。
「蛾に似ている花?」やはり、胡蝶蘭に代表されるように
「蝶に似た花」といったほうが、相応しいですね。



















![]() 【ロマンス・バレンタイン】 | 都心にありながら 花々に溢れる癒しの空間 静かな時間(とき)が流れる中 季節ごとに美を競い合う 華麗なランの花たち・・・ |










【ラッキー グロリア(福の神)】










【「Grammatophyllum elegance 'Tiger'」 グラマトフィルム エレガンス 'タイガー'】
※クイーン・オブ・オーキッド賞とは、最優秀賞のことです。
そういえば、今年は寅年・・・










【バンダ】










【ハート仕立てのランたち】
暗くなると、キャンドルに火が灯され
ロマンディックなデートスポットに変身します。
この次に来るときは、誰かと一緒に・・・













