昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

美しい少女に会いに~マウリッツハイス美術館展へ~

2013-01-07 | 街,建物,美術
【神戸旧居留地十五番館】



早いもので年が明けて1週間が経ちました。

いつもは来客で慌ただしく過ぎていくのですが、

今年は美しい少女に会いに、ちょっとっ遠出してきました。

行き先は神戸市博物館。

昨年の9月から開催されている ~開館30年記念特別展

 「マウリッツハイス美術館展―オランダ・フランドル絵画の至宝―」 

を観に行ってきました。

この展覧会では、フェルメールの貴重な初期作品「ディアナとニンフたち」や
レンブラントの「自画像」、ヤーコプ・ファン・ライスダールの「漂白場のあるハールレムの風景」
ヤン・ステーンの風俗画「牡蠣を食べる娘」ルーベンスの「聖母被聖天」(下絵)など約50点が出品されていました。

そして一番の目玉は、フェルメールブルー(宝石のラピスラズリを砕いて作った顔料ウルトラマリン)が用いられた
あの鮮やかな青いターバンを巻いた、フェルメールの傑作「真珠の耳飾りの少女」です。

フェルメールの作品の中でも、最も美しい女性を描いた作品です。

おまけに夫の好きなレンブラントの絵も展示されるとあって
絶対行こうと話していまいした。

1月6日までの開催とあって、駆け込みでやって来た人たちで溢れかえっていました。

公式ホームページhttp://www.asahi.com/mauritshuis2012/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
神戸での86日間の会期を通じて、なんと42万4625人が来場したそうです。

その中のふたりが私たちでした。



この眼差しに誰もが魅せられてしまうのですね。

何かを問いかけているようなフェルメールの絵です。

この瞳は何を言おうとしているのでしょう。

「私・・・知ってるのよ・・・」

そんな風にも思えました。



そして、もうひとつ観たかったのが ルーベンスの「聖母被聖天」(下絵)です。

これはあの「フランダースの犬」のネロ少年が観たいと願った聖母画です。

あのシーンを思い出しただけで、目頭が熱くなってきてしまいます。

「マウリッツハイス美術館展」記者発表会


 

余韻冷めやらぬなか、港をぶらり・・・

 思い出のホテルに立ち寄り

南京町へ・・・ 



そして、最後は豚まんでした。

やっぱり、花より団子かしらね。