~夕日射し 燃ゆる想いの 彼岸花~
台風17号が日本を縦断し あちこちで被害をもたらしたようです。
被害に遭われた方々には お見舞い申し上げます。
皆さんのところはいかがでしたか?
こちらは 南に連なる山の向こうに上陸とのことでしたが
雨も風も激しくなることなく 過ぎ去ってくれ ホッとしているところです。
うちの近くの竹藪脇に 今年も真っ赤な彼岸花が咲きました。
毎年お彼岸の頃に咲くから彼岸花・・・
「家が火事になるから 彼岸花を持って帰ってはいけません。」
「毒があるから 触ってはいけません。」
子供の頃 祖母や母がよく口にしていました。
昔は田んぼの畔や土葬のお墓に植えられた花でした。
それは モグラやイノシシに掘り起こされたりしないためだったそうです。
そんな獣除けのはずの花を持ち帰っては 折角植えてある意味がなくなるから
真っ赤に燃える炎のように見えるところから
そんな謂れを作って 彼岸花が無くなってしまうのを予防していたのかもしれませんね。
そうした理由からか 別名もちょっと気味の悪いものが多いこの彼岸花。
毒があることで知られている彼岸花ですが 実は灰汁抜きをすると
食用にもなるのだそうです。
毒があることで 年貢の対象からはずされたことから
非常食として田んぼの周りに植えたのだという説もあると聞きました。
飢饉のためにわずかしか採れなかった作物でさえ 年貢だけはしっかりと
徴収された時代に 食料になるのに年貢の対象から外されたものというのは
とても貴重な存在だったことでしょう。
人々の暮らしに密着していた彼岸花・
それが証拠に 各地に残る別名の多さに驚かされます。
いったい 幾つぐらいあると思われますか?
→彼岸花の別名
どうです? 数の多さに びっくりされたでしょう?
お墓に植えられることも多かったからでしょうか
ちょっと怖い名前も多くみられます。
この花を庭に植える人も増えてきたのは 山口百恵さんの「曼珠沙華」がヒットしてからなのだそうです。
曼珠沙華
作詞:阿木燿子
作曲:宇崎竜童
涙にならない悲しみのある事を
知ったのは ついこの頃
形にならない幸福が何故かしら
重いのも そうこの頃
あなたへの手紙
最後の一行 思いつかない
どこでけじめをつけましょ
窓辺の花が咲いた時
はかなく花が散った時
いいえ あなたに愛された時
曼珠沙華 恋する女は
罪作り
曼珠沙華 白い花さえ 真紅に染める
この歌が発売されたときの百恵さんは 19歳だったそうです。
***** 追記 ******
昨晩は 満月の十五夜でした。
台風のせいで 残念ながら中秋の名月を眺めることが出来なかったので
黄色の丸いお団子をサツマイモで作ってみました。
ジャガイモ餅を作る要領で 片栗粉、お砂糖と牛乳 塩少々を混ぜて練り
満月を思いながらまあるく丸め
蒸し器で蒸しました。
お月見団子の代わりの サツマイモ団子です。
ススキに庭の菊 林檎と梨 初物の里芋 小さなカボチャをお供えしました。
このままでも食べられますが ちょっと焼いてみたらし団子のタレを
絡めて食べたら美味しかったです。
今夜は晴れそう・・・
一日遅れの十六夜 いざよいの月を楽しむことにいたしましょう。
台風17号が日本を縦断し あちこちで被害をもたらしたようです。
被害に遭われた方々には お見舞い申し上げます。
皆さんのところはいかがでしたか?
こちらは 南に連なる山の向こうに上陸とのことでしたが
雨も風も激しくなることなく 過ぎ去ってくれ ホッとしているところです。
うちの近くの竹藪脇に 今年も真っ赤な彼岸花が咲きました。
毎年お彼岸の頃に咲くから彼岸花・・・
「家が火事になるから 彼岸花を持って帰ってはいけません。」
「毒があるから 触ってはいけません。」
子供の頃 祖母や母がよく口にしていました。
昔は田んぼの畔や土葬のお墓に植えられた花でした。
それは モグラやイノシシに掘り起こされたりしないためだったそうです。
そんな獣除けのはずの花を持ち帰っては 折角植えてある意味がなくなるから
真っ赤に燃える炎のように見えるところから
そんな謂れを作って 彼岸花が無くなってしまうのを予防していたのかもしれませんね。
そうした理由からか 別名もちょっと気味の悪いものが多いこの彼岸花。
毒があることで知られている彼岸花ですが 実は灰汁抜きをすると
食用にもなるのだそうです。
毒があることで 年貢の対象からはずされたことから
非常食として田んぼの周りに植えたのだという説もあると聞きました。
飢饉のためにわずかしか採れなかった作物でさえ 年貢だけはしっかりと
徴収された時代に 食料になるのに年貢の対象から外されたものというのは
とても貴重な存在だったことでしょう。
人々の暮らしに密着していた彼岸花・
それが証拠に 各地に残る別名の多さに驚かされます。
いったい 幾つぐらいあると思われますか?
→彼岸花の別名
どうです? 数の多さに びっくりされたでしょう?
お墓に植えられることも多かったからでしょうか
ちょっと怖い名前も多くみられます。
この花を庭に植える人も増えてきたのは 山口百恵さんの「曼珠沙華」がヒットしてからなのだそうです。
曼珠沙華
作詞:阿木燿子
作曲:宇崎竜童
涙にならない悲しみのある事を
知ったのは ついこの頃
形にならない幸福が何故かしら
重いのも そうこの頃
あなたへの手紙
最後の一行 思いつかない
どこでけじめをつけましょ
窓辺の花が咲いた時
はかなく花が散った時
いいえ あなたに愛された時
曼珠沙華 恋する女は
罪作り
曼珠沙華 白い花さえ 真紅に染める
この歌が発売されたときの百恵さんは 19歳だったそうです。
***** 追記 ******
昨晩は 満月の十五夜でした。
台風のせいで 残念ながら中秋の名月を眺めることが出来なかったので
黄色の丸いお団子をサツマイモで作ってみました。
ジャガイモ餅を作る要領で 片栗粉、お砂糖と牛乳 塩少々を混ぜて練り
満月を思いながらまあるく丸め
蒸し器で蒸しました。
お月見団子の代わりの サツマイモ団子です。
ススキに庭の菊 林檎と梨 初物の里芋 小さなカボチャをお供えしました。
このままでも食べられますが ちょっと焼いてみたらし団子のタレを
絡めて食べたら美味しかったです。
今夜は晴れそう・・・
一日遅れの十六夜 いざよいの月を楽しむことにいたしましょう。
曼珠沙華の方は、「あったなあ~」程度でしたが
こんな歌詞でしたか・・・
曼珠沙華・・・連れてきちゃいました
土曜日、ススキ狩り?に山の方をウロウロして
道の駅で買ってしまった花束の中に、曼珠沙華
あ~らら・・・(笑)
曼珠沙華は、妖艶なイメージもあるからですよね。
幽霊花が一番よく言われたかな?お墓に多いから(笑)
とっても粋ですよ。
彼岸花がこんなに咲いているとこを見たことないです。
加古川の由緒ある寺の境内で長く時間待ちしていたところ地面からポツン、ポツンと出ているこの花に接した時はとても神秘的で心を捉えられたものです。
pinkyさんのお住まいは盆地なんですか。
台風はいつも山から遮られるとか・・・?
>「家が火事になるから 彼岸花を持って帰ってはいけません。」
なるほど、なるほど人々の生活と深く関わってきた花だったんですね。
お墓の周りだと目印にもなるし、私がふと寺の境内で
見たものとも相通じる何かかがあるのかも知れません。
米の変りにもね~
うひゃぁー!!!
別名一覧を見て驚きです。
ちょっと表は読む気になれなかったので欄外の韓国の話も面白かったです。
「曼珠沙華」のYouTubeを流しています。
19歳ですか。
山口百恵ってやっぱり天才なんでしょうね。
この歌は覚えていませんね~。
演歌歌手は唄っていませんでしたか?
まあ、阿木燿子の才能にはもっとあきれますね~。
表現が外れていますかね(笑)
サツマイモ団子とは珍しい。
なかなかのアイデアウーマンでいらっしゃいますね。
母上も喜ばれたことでしょう。
今、空を覗いたら、雲の影から月も覗いていました。
pinky家は風流ですね。
おはようございます。
春夏秋冬素晴らしい季節到来です。
コスモス、彼岸花、十五夜のお供えは旧家らしいつくろいに、何かほのぼのとした気持ちにさせていただきました。
日本人魂というのでしょうか~
路肩には季節の花コスモス、彼岸花が我が世の春到来を
告げてあれだけ暑かった夏物語は遠く去っています。
自然ってすばらしい。
「為」になる記事写真をありがとうございます。
百恵さんの秋桜も、いい曲ですね。
彼岸花を見るたびに、
この歌を思い出します。
幽霊花ってこちらではあまりいいませんね~。
キツネノカミソソリくらいかな?
幽霊花の花束ですか!
ハロウィンにはピッタリかも(^-^)
ありがとうございます。
お恥ずかしいです~
田んぼの畔やお墓の近くにポッと日が灯ったように咲いて
はっとします。
この頃はまとめて植えられている公園なんかもあるようです。
昔の人は、薬品や道具など使わずにいろいろなことを工夫しながら暮らしていたのでしょうね。
毒だと言われるこの彼岸花を食べてみた人って、勇気のある人ですよね。
これも、苦しい暮らしの中から生まれた知恵ですね。
でも、よほど困った時にしか食べなかったようですから
決して美味しいものではなかったのでしょう。
あまりにたくさんある別名に絶句しまいした。
この辺ではキツネノカミソリという名前は使われていたようですが
彼岸花の植えられた本来の目的が忘れられてきた今
別名で呼ぶ人も少なくなってきているのでしょうね。
阿木耀子さんの生み出す詩には、なにか情念のようなものを感じる時があります。
あきれる?う~ん・・・
なんだかしっくりきませんね。
サツマイモ団子を作ってから新聞を見たら、載っていました。(笑)
そのままだと、少し甘さが足りなかったので
みたらし団子風にしてみたら、大正解でした。
十六夜の月を眺めながら、お団子を食べました♪
子供の頃から毎年お月様に供えるススキと秋の実りです。
忘れると、どうも居心地がよくありません。
本当は、月見酒でもしたいところです。(笑)
今年は、お彼岸が過ぎてからあっという間に涼しくなりましたね。
寒暖の差が激しい今日この頃です。
どうぞご自愛くださいますよう。
うわぁ~~
炙ったサツマイモ団子に心を奪われました(笑)
彼岸花にまつわるお話。
食用になるとは知りませんでした。
コチラでは田んぼの周り見掛けます。
それから百恵さんの『曼珠沙華』は彼岸花のことだったのですね。
夕日射し 燃ゆる想いの 彼岸花
Great!
あのぅ・・・・、pinky先生、入門させて頂けますか?
レッスンの合間におやつタイムもお願いしまーす♪
赤い彼岸花、お墓や田んぼの畦に多いのは
イノシシなどに荒らされないためなんですね。
庭に植えてはいけないといいながら、母は好きで
植えていました。
庭に植えだしたのは、山口百恵さんの歌のヒットが
きっかけだったのですね。
園芸種のリコリスなど、白やピンク、黄色なんていうのも
ありますよね。
でも、やっぱり赤が一番好きだわ。
それにしても、なんて別名が多いのでしょう。
1000以上もあるなんて驚きましたが
私、彼岸花以外別名を知りませんでした。
お月見、ちゃんとお団子やススキを飾って
するんですね。
子ども達が小さい頃は、一緒にススキや吾亦紅などを
取りにいってちゃんとお月見していたのに
最近は怠けてしていませんが、pinkyさんのを見ていたら
やはり、こうした伝統行事というのは良いものですね。
ちょっと反省しました(笑)
お芋のお団子、とっても美味しそうです。
ネットで見たレシピで蒸したサツマイモ団子を作ってみたんだけど
な~んか、いまいちだったので
ちょっと手を加えてみました。
彼岸花の根茎が食べられるってラジオで聞いたときは
え~~~!っと驚きました。
昔の人の知恵ってすごいですよね。
百恵さんの歌っていたのは「マンジュシャカ」
「マンジュシャゲ」ではなく「マンジュシャカ」にしたのは
紛れも無く阿木耀子さんのセンスですね。
『美・サイレント』のB面でしたね。
B面って言葉も懐かしい~!
入門~?
わははは・・・
一緒にお団子食べましょう~♪
なんとも魅力的な花にみえましたが
そんな話もあるんですね
百恵ちゃんは 若いのに こうした歌もうまくこなしていましたよね
そんなイメージを持っています。
阿木燿子さんと Pinkyさんが 私の中で ぼんやりと重なるんですが
似てます?
家紋の事では ありがとうございました
教えてくださった絵柄を使い 墓石に描いてもらうことになりそうです
その時に小父さんから 柏 の家紋かもしれない提案もあったんですが
それを考えているときに
霊能者のかたから聞いた祖母の言葉
”柏餅を食べる” と 重なり 急に涙が流れました
様々な想いの混じった 悲しみ というのでしょうか