桜前線は、何処まで北上したでしょうか。
そろそろ、東北あたりですか？
夕べは、花散らしの雨でした。
道路は、薄いピンクのじゅうたんを敷き詰めたようになっています。
【川に覆いかぶさるように咲く桜：2010.4.7撮影】
ここは、木曽の入り口です。
少し山に入れば、これからＧＷにかけてまだまだお花見が楽しめます。
この時季になると一斉に咲く桜や、桃、杏の花など色々な花が咲き誇ます。
ところで、花見といえば桜の花を眺めることをを指すのは何故でしょう。
その昔、奈良時代には、花といえば梅や萩のことを指したのだそうです。
それが、平安時代の貴族たちが桜を愛でては歌を詠んだことが
始まりでした。
そしてまた、農民にとって花見は豊作祈願の行事だったそうです。
春になると里へ下りてくる豊作の神様をさす「さ」と
神様のいらっしゃる場所「くら」とう言葉が合わさって
「さくら」と呼ばれるようになったともいわれています。
桜の咲き方やその色で、その年の収穫の吉凶を占ったり
桜の花の開花を籾蒔きの合図にしていました。
我が家でも、桜が満開になるとレタス等の葉物の種を蒔き
桜が散ると、大根の種を蒔き
家の中に入れてあった鉢植えを外に出します。
葉が緑になり始めると、カボチャやきゅうり、インゲンの種を蒔きます。
【桃の花も満開でした】
そして江戸時代になると、花見が庶民の間にも広がり、
酒を酌み交わす宴となっていきました。
当時、「火事と喧嘩は江戸の花」といわれたように、
大変火事の多い町でした。
その一番の原因が、放火だったのだそうです。
そんな庶民の憂さを晴らすのがよかろうと、「花見奨励の御触れ（1737）」まで発布
されたのだそうです。
三代将軍徳川家光や八代将軍吉宗は、上野や隅田河畔に桜を植え
飛鳥山を桜の名所にしました。
江戸では「染井吉野」を始めとする品種改良も盛んになり
いっそう、日本人のお花見好きに拍車がかかっていったようです。
【これも、桃？】
ところで、あの暴れん坊将軍の名で有名な吉宗さんのには
お花見に纏わるもうひとつの策略があったのだそうです。
当時、洪水の被害も多かった江戸の町の護岸工事の跡に
土手の土の崩れるのを防ぐために、広く地表に根を張る桜を植えました。
そして、花見を奨励して大勢やってくる人々によって
土が踏み固められるのを期待したのだそうです。
自分から喜んでやってくる、賃金なしの作業員を雇ったようなものですね。
まんまと、その策に江戸の人々は引っかかったわけですね～。
そういえば、江戸の花火を始めたのも確か徳川吉宗さんでした。
ひょっとしたら、これも台風を前に河岸を固めておきたかった将軍の
策略だったのかもしれません。
当時の江戸っ子がこれを知ってかしらずか・・・
もし知っていたとしても、楽しんでいるうちに
いつの間にか誰かの役に立っているなんて粋なことは
当時の江戸っ子も大喜だったに違いありません。
どこか国の、大臣も
国民が楽しんでいると思っているうちに、いつの間にか税金の無駄を減らすことになっている
なんて洒落た法案を作ってくれないものでしょうかね～。
【これも 桃？？】
ご存知の方がりましたら、教えてくださいませ～！
   頂き物のイチゴで・・・ 「イチゴ大福」を作りました。 お花見のシーズンなので、包み方もお花のようにしてみました。 |
【桜と桃の競演です♪】
訪問ありがとうございました！
見事に私の疑問が記されていることに感謝です。川沿いは土木工事で防火対策には花見奨励ですか！今日は花見の帰りにあっちこっちのものを潰しておとがめをうける酔払いはウサの晴らし方がたりないのでしょうか？（笑）
今日は、とても綺麗な桜と桃？の花が並んでいますね。今年もブログで桜をたくさん拝見していますが、pinkyさんの写真が極上ですよ
でもでも、甘党の私はイチゴ大福の方がもっといいです（笑）
子供の頃に遊んだ「いたち川」
宮本輝氏の「螢川」の舞台になりましたが・・・
子供の頃はまだ螢
でも、ゲンジボタルは希少価値
同じように桜並木・・・ん？柳もあった？かな？
今では、土手はすべてコンクリートです。
螢もいません～～
ここは、螢
まあ～可愛いイチゴ大福
知っています
まんまと
「桜」が観れるんだったら
ゆるしちゃえ
このお話で
今は、東京都民が、東京マラソンで
テロによる避難経路を確認する目的で、走らされてる。
とうこと・・
思い出しましたよ。
へ～～～
さすが天下の名将軍ですね、
粋で賢い、流石ですね。
↑東京マラソンもそんな目的があったんですね～
では私は何を策しようかな。
今日の記事は、読んでてとっても幸せな気分になっえ、
また、勉強になりました。
ウチの地域の桜は、もう終わります。
アチコチの桜の木に緑が目立ち始めました。
pinkyさんのブログは、いつ来ても、ホンワカと暖かく、
その時その時の季節を感じさせてくれて良いですねえ～。
これからもステキな記事を読ませてくださいね。
そして桜にかかわる話題が豊富で、何時の間にか知識人になったような！！ 笑
いつも楽しみながら拝見させていただいています。
ありがとう。
ありがとうございます
桜の花は心躍るんですが、なんとなく切ない想いも連れて来るのは、お花の散り方にあるんでしょうか
桜が終われば新緑の季節が待ってますね
苺大福とっても美味しそうですね
そんな歴史があるんですね
桜には、、
私もそんな粋な策で主人をあやつりたいな～笑
山歩きの時に出会った桜をブログで見せていただきました。
綺麗な桜を眺めることができるのは、誰かがちゃんと手入れをしてくれているお陰なんですね。
徳川吉宗という人は、豪快で大胆な人だったんでしょう。
こういう人が上司だと、面白いんじゃないでしょうか。
花見を奨励するなんて、江戸の人たちがなんと言ってたのか聞いてみたいものです。
先日、大阪城でのお花見に行った人から聞きましたが
憂さ晴らしの仕方が半端じゃないと驚いていました。（笑）
小父さんの、桜も素敵でした！
残念ながら、「イチゴ大福」がお届けできず、申し訳ありませ～ん！
この頃、土手のある川って見なくなりましたね。
コンクリートやブロックで固められた味気ないものばかりで残念です。
蛍の乱舞する川ばかりになるといいですね。
以前、大きな土石流の被害のあったこの川も
上流は、コンクリートで固められました。
災害が起こっては困りますが、昔ながらの自然なままの風景が変わってしまうのは
寂しいですね。
桜大好きなはなこころさんなら、桜に纏わる色んなお話をご存知でしょうね。
東京に住む息子は、東京マラソンにまったく興味を示さないのに
毎回、参加したいと言っている夫は・・・
ひょっとして、何かあったら助けに行くつもりなのかもしれません。
暴れん坊将軍もお好きですか？
実際の吉宗とは違うといわれていますが
こんな話を聞くと、やっぱりね～なんて思ってしまいますよね。
石原さんも、そういう意味では型はずれな政治家さんですね～。
お～！
ローズさんは、何を画策されるんでしょう！
こんばんは～！
日本人の大好きな桜には、色んな逸話があんですね～。
そろそろ、山桜を楽しめる時期になってきたというのに
わが県では、雪の降ったところもあるとか・・・
寒いですよね～。
こちらこそ、いつも楽しくてためになる話題＆
愉快な話題をありがとう～です♪♪
こちらこそありがとうございます。
薩摩さんのブログの校庭の桜のお話にも感動しました。
また、今夜も寒いようですが
どうぞご自愛くださいませ。
最近、すごくいい話を聞いてもすぐに忘れてしまうようになったので
携帯のメモ機能に入れるようにしていま～す。
それでも、メモを見てなんだったかな～？
なんて暗号のような文章のことも・・・（笑）
桜の花を見ると、卒業式や入学式のことを思い出して
期待と不安でいっぱいだった頃の気持ちになるんでしょうか。
なんとなく、切なくなりますね。
電子レンジを使うと、意外にに簡単にできてしまう「イチゴ大福」です♪
粋でいなせな江戸っ子ですね～。
時代劇「暴れん坊将軍」のような話ができるのも頷けます。
あはは・・・
旦那様をですか～？
大丈夫です！素質は十分ありです！