昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

錦秋の高原~御嶽山麓にて~

2011-11-19 | 小さな旅の思い出


御嶽山麓への旅の締めくくりは、錦絵のような開田高原の紅葉でした。
信州の秋の風景といえば、落葉松林の黄葉を抜きに語れません。




落葉松林を見ると、必ず思い浮かべてしまう曲があります。






「落葉松」
落葉松の 秋の雨に 私の手がぬれる
落葉松の 夜の雨に 私の心がぬれる

落葉松の 夜の雨に 私の心がぬれる
落葉松の ひのある雨に 私の思い出がぬれる
落葉松の 小鳥の雨に 私の乾いた目がぬれる
 私の乾いた目がぬれる 目がぬれる
落葉松の 秋の雨に 私の手がぬれる
落葉松の 夜の雨に 私の心がぬれる

落葉松の ひのある雨に 私の思い出がぬれる
落葉松の 小鳥の雨に 私の乾いた目がぬれる
 私の乾いた目がぬれる 目がぬれる
落葉松の 秋の雨に 私の手がぬれる
落葉松の 夜の雨に 私の心がぬれる



以前、合唱団に所属している頃に歌った曲です。
何だか切なくなる曲ですが、信州の秋の風景にぴったりだと思いませんか?

この曲を聴きながら、御嶽の麓に広がる美しい景色を思い出しています。


錦秋の高原~御嶽山麓にて~
※左下のマークをクリックすると大きくしてご覧いただけます。





その昔、開田高原の開拓に力を発揮してくれた木曽馬。
小柄で、力が強く、穏やかで優しい性格の馬です。
絶滅寸前となっている木曽馬を保護し育てている「木曽馬の里」で
乗馬体験をし、開田の牛乳から作られたソフトクリームを食べ
(これが目茶苦茶美味しい!!)

日本で一番美味しいと評価されたカマンベールチーズをお土産に
帰路に着いたのでした。
・・・結局、食欲の秋って処に落ち着いちゃいました。(笑)



【流れる車窓からブルーベリーの紅葉を眺めて・・・】

ソフトクリームの美味しかったお店はこちら→開田高原アイスクリーム工房

木曽馬の乗馬体験が楽しかったのはこちら→木曽馬の里

立ち寄った温泉はこちら→やまゆり荘


今日も最後までお付き合いくださって、ありがとうございました。




森のパン屋さんと高原の蕎麦屋さん~御嶽山麓にて~

2011-11-16 | 小さな旅の思い出


秋の終わりの御嶽山・・・からのつづきです。






【バス停横の看板】

「こんなに奥にお店があるの?
 通り過ぎちゃったんじゃないの?」
そう言っていると
こんな看板が現れました。

《もうすこしです あきらめないで》







【やぎのメイちゃんがお出迎え】


【ブリキの蛙もWELCOME】

 
御岳ロープウェイを降り、木立の間から別荘や
ペンションが見え隠れする県道20号線を
東に向かいました。
暫らく行くと、バス停の横に
「石釜パン」の看板を発見!

こんなところにパン屋さん?
それも石釜って・・・

「ここ曲がって!」
咄嗟に声を上げました。
森の中の細いがたがた道を進みます。



        

漸くそれらしいたてものが見えてきました。

        

※こちらから建物の写真をご覧になれます。
自家製酵母の石釜田舎パン「タビタのパン」」

タビタではパンを自家製酵母を基本として、
自家製の石釜にて焼いています。
日本で石挽きパンの修行をした後
ヨーロッパ各地で本場のパンつくりを学び
1989年から開田高原に移住。
最初は電気もなくティピー(テント)で生活していたそうです。
それから20年以上、自分たちで家や石釜を作り
こだわりのパンを焼き続けているのだそうです。

粉も石臼で挽いたものを使った
ヨーロッパ伝統のパンや
砂糖や卵を使わないクロワッサンや
もあります。

どれも美味しそうで迷ってしまいました。

地元開田高原の低農薬のリンゴの入った
アップルパイは、砂糖を使わず焼き上げられた
もので優しい甘さにk心がほっこりするような味でした。

思いがけず見つけた素敵なパン屋さん♪
次回、開田に訪れたときにも必ず寄りたいと
思わせてくれるお店でした。





【日和田高原:白樺群生地】

パン屋さんを出て、県道21号から国道361号を走り
県境を越え、高山市の日和田高原に入りました。

白樺の群生地を抜けて農家が点在する高原で
もうひとつ素敵なお蕎麦屋さんを見つけました。

   

国道に立ててあった小さな看板を頼りに
車を走らせると、これまた道路から少し入り込んだ川沿いにありました。
粉を挽くための水車があり、川に下りたところにあるため
道路からは見えません。
新そばの旗が目印になっていました。

お店は古い民家?水車小屋を移築改造したもののようでした。
中にはテーブルがひとつと囲炉裏がひとつ
そしてこちらの窓からは、乗鞍が
反対側の窓からは御嶽山が晴れていれば見えるはずという
素晴らしいロケーションの場所にあるのでした。

蕎麦粉は国産(自家製のものも含む)
二八蕎麦だそうです。

一緒になった地元の方が、
この辺りは雪も多いが気温がマイナス10度以下になり
甘柿の苗を植えても渋柿になってしまうほど
厳しい冬が訪れる地域なのだと教えてくれました。

  

こだわりのお蕎麦だけあって、歯ごたえも喉越しも
申し分なしの美味しさでした。

おろし蕎麦の大根は紫色。





厳しい気候の中で、地元産の材料を存分に生かした美味しいものを
提供してくれるふたつのお店は、なんだか幸せな気持ちを私たちに届けてくれました。

本当の豊かな暮らしと言うのは、こういう暮らしのことをいうのかもしれませんね。





今日も最後までお付き合いくださってありがとうございました。

我が家の秋と手作りリース・・・

2011-11-12 | 四季折々のひとりごと

これ何だと思います?

独活(ウド)の花が終わって実が付いているところです。
緑の粒の中から小さな黒い種が飛び出してくるのです。

おかしなことに、ずっとうちの庭に生えている独活なのに
こんなに綺麗な紫色になるだなんて、今年初めて気付いたのです。

自分の目の節穴ぶりに吃驚です。





夕べは、月に大きな暈(かさ)が掛かり、お天気は下り坂と告げていた通り
少し寒い雨の一日でしたね。

ついさっきまで、しとしとと秋雨が降っていました。
ところが今は満月が綺麗に見えています。

女心と秋の空とは申しますが、山は雪になっているやも知れません。



我が家の庭にも秋が訪れ


【南天】                 【ドウダンツツジ】

南天やドウダンツツジの葉を赤く染め

 
【万両】              【姫リンゴ】
万両や姫リンゴも赤く色づいてきました。

そろそろ庭の手入れをしなければ生りません。

庭木の剪定を始める前に、落ち葉の片づけをしました。

伸びたい放題になったツルウメモドキ(通称ワレガキ)や
伸びすぎた初雪蔓を切り詰め、貝殻菊や椿の実の殻や
桧扇の黒い実を集め

片付けの合間にこれらでリースを作りました。


【物置の扉に・・・】


【玄関に・・・】

黄緑色の実はツルウメモドキ。
これから下の写真のようにぱかっと割れて、中から赤い実を覗かせてくれる予定です。



【柱にかけておいたツルウメモドキ】

庭にある材料だけで作った簡単なリースですが
ちょっと気の休まる、庭仕事の合間のささやかな楽しみです。




次回でと予告していた旅の続きは、また次回に~


秋の終わりの御嶽山へ・・・

2011-11-09 | 小さな旅の思い出
【道の駅:三岳にて】



6日の日曜日、紅葉を求めてドライブに行って来ました。

あいにくの雨の中でしたが、美しい木曽谷の紅葉に出会うことが出来ました。


【雨にぬれる楓】



国道から西に折れ、目指した場所は『御岳ロープウェイ』でした。

雨で視界はよくないことはわかっていましたが、今年の営業は翌日の7日まで
と言うことで、雨天にも拘らず乗って来ました。

朝8時からの営業と聞き、一番に到着!
ゴンドラを貸切どころか、施設まるごと貸切状態でした。(笑)



ゴンドラも雨に濡れ・・・
辺りは霧が立ち込め、幻想的な世界が広がっていました。

原生林を見下ろしながら、静かに山を上っていきました。


    このロープウェイは、全長2,333m
    御嶽山の五合目から七合目まで
    を結ぶ6人乗りのゴンドラがあり
    標高2,150mの山頂駅舎からは
    木曽駒ヶ岳をはじめとする
    中央アルプスの他乗鞍岳、
    穂高岳、槍ヶ岳、八ヶ岳
    浅間山などの大パノラマが
    楽しめるはずでした。
    


御嶽山(おんたけさん)は、長野県と岐阜県にまたがり
乗鞍火山帯の最南部位置する標高3,067 mの火山です。

近年パワースポットとしても注目され
登山客と共に多くの人が毎年訪れています。




   

「木曽の御嶽山は 夏でも寒い 」と歌に歌われた山の山頂駅付近ですが

今年は何故かかなり暖かでした。




【七合目にある御嶽神社】


【道祖神】



【鐘の鳴る丘】

【鐘の上には小人さんが・・・】   






雲の切れ間から時折顔をのぞかせてくれた「御嶽山」を眺めながら

朝の爽やかな空気を思いっきり吸い込んできました。

来シーズンは、必ず絶景の御嶽山に会いにやって来ますよ~~~~!



最後までお付き合いくださってありがとうございました。


菜園日記~名前 わかりますか?~

2011-11-05 | 菜園日記
畑で育てている菊が開花し始めました。



晴れの得意日と云われている11月3日は、毎年玉葱(タマネギ)の植え付け日です。
今年も200本(100本680円)と思っていたのですが
そして今日、もう50本追加しました。

玉葱は英語で「Onion」
ラテン語の「真珠」と言う言葉から着ているのではないかとも言われているそうです。
様々な料理に使え、血液をさらさらにしてくれるという健康にもよい食べ物。

まさに野菜の「真珠」なんですね。

ちなみに、アメリカの「シカゴ」の名前の由来は
先住民の言葉で「玉葱」からきているのだとか。

これから「夜盗虫」にバッサリ噛み切られてしまわないように
パトロールをお願いしました。(笑)

あとは、年が明けたら追肥をするだけ。
程よい大きさに育ってくれますように。

  





 

里芋も来年の種を残して、全部掘りました。
上々の出来です。
スチロールの箱に入れ、新聞紙を敷き籾ガラを被せて保存します。

薩摩芋(サツマイモ)の収穫もあと少しとなりました。
大きなお芋を選んで新聞紙に包んで、段ボール箱に入れ
温かい部屋で春まで保存できます。

小さなお芋は、蒸してから干し芋を作る予定ですが
寒風に晒さないといけないので、寒くなるのを気長に待ちましょう。



さて、下の写真は我が家の畑で育っている野菜たちです。

写真だけで名前が全部分かりますか?

長男は全問正解は無理でしょうね。(笑)

次男や甥、姪は多分全問正解だと思います。

全く長男って、どうしてこんな風に育ってしまうのでしょう・・・ブツブツブツブツ。。。
因みに夫は長男です。(笑)

     


   


      


       




答えは上段左から順に

【里芋】【葱】  【法連草】 【小松菜】  【ピーマン】 【ブロッコリー】
【大根】【大根】【蕪】【蕪】
【牛蒡】 【春菜】【ロメインレタス】【サンチュ】【法連草】【韮】
【白菜】【パセリ】【キャベツ】【アスパラ】【苺】【フランボワーズ】【蕪&ロメインレタス】

如何でしたか?
ご自分で作っていらっしゃる方は、直ぐにお分かりでしょう。
葉っぱだけ見ても分からないものって多いですよね。

 
【白菜、初収穫!】

丸々と太った胴回り60mの白菜が採れました。



早速、お鍋にいたしました。
この日は、肉団子のラーメン鍋でした。



 
【まだまだ元気なキバナコスモスと菊】