昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

桜紀行 梅はじめ

2013-04-11 | 四季折々のひとりごと


ただ今北上中の桜前線、今はどのあたりにまで行っているのでしょうか。

今年の桜、ご覧になりましたか?

三日見ぬ間の桜かなと云われるように、慌ただしく過ごしていると
見ず終いになってしまうこともあります。

四月はまとまった時間が取り難い時期ということもあって

なかなか桜を見るために遠出をすることが出来ないでいます。

そんな理由もあって、近頃は市内の桜の名所を

お昼休みや仕事帰りに遠回りをして、車から花見をすることにしています。

そんな桜ドライブでのの写真を集めてみました。







桜に続いて、梅のお話・・・

 

畑に南高梅の苗を植えました。

桃栗三年、柿八年、梅はすいすい18年とか言いますが

何年目で梅が収穫できるでしょうか。

いくらなんでも、18年はかからないと思いますが

もう、この木になった梅で梅干しを作る日を夢見てます(笑)








月に叢雲花に風~花のある言葉~

2013-04-08 | 言葉あれこれ
【樹齢約250年の桜~親戚の家から~】



月に叢雲花に風 (つきにむらくもはなにかぜ)

好事にはとかく邪魔が入りやすく
よい 状態は長続きしないということ。

月見をすれば雲が名月を隠し

花見に行けば風が桜花 を散らす。


同意語として、 「花には嵐のさわりあり」、「花に風」、「花に嵐」
「花開いて風雨多し 」 などかあるそうです。

昔の人はうまいこと言いましたよね。


【お稲荷さんの桜】

土曜日から日曜日にかけてのの花嵐で、満開だった桜の花が随分と数を減らしてしまいました。

それでも踏ん張って残ってくれた桜たちが、入学式に花を添えてくれそうです。

花といえば、日本語には多くの花の付く言葉がありますね。

どんな言葉がお好きですか?



花明かり:桜の花が一面に咲いて、夜でもあたりが明るく見えること

花嵐:桜の花の盛りのころに吹く強い風 また、その風で桜の花が散り乱れること

花筏(はないかだ):散った花びらが川面を流れてゆくようす

花香

花霞(はながすみ):遠く咲く桜の花群

花の鏡:花の影の映る水面のようす

花の顔ばせ:花のように美しい顔

花の賀:花の宴

花の雲~咲き連なる桜の花の様の例え

花曇り:桜の花が咲くころに、空が薄く曇っているようす

花心:うつろいやすい心

花の波:花の連なり、花の散り浮かぶ波

花冷え:春、桜の花が咲くころに一時的にもどってくる寒さ

花疲(はなづかれ):花見に歩いて疲れること

花の姿:美しい様

花筵:草花などが一面に咲きそろったさま、また、花の散り敷いたさまを筵にたとえていう語

花風

花の顔ばせ:花のように美しい顔

花匂(はなにおい):花に美しく映える様

花笑(はなえみ):花が咲くこと また咲いた花のような華やかな笑顔

花香(はなが)

花雪:花群を雪に例えたもの

花催(はなもよい):花の咲きそうな気配

花の雫:花から滴り落ちる露

花掛水(はなかけみず)

花錦

花のふすま:花が身に降りかかる様

花恥ずかしい:ういういしい

花盗人(はなぬすびと)

花守(はなもり):花の番人

花のとざし(とぼそ):花に囲まれた家

花の浮き橋:花の水面に散り敷いた様

花見船

花風

花陰(はなかげ)

花の顔ばせ:花のように美しい顔

花匂(はなにおい):花に美しく映える様

花見顔

花見鳥~うぐいすの異称

花摘(はなつみ)

花の下臥(はなのしたぶし):花の下陰に寝ること

花細し(はなぐわし):花が美しいの意

花摺衣:花摺りで染めた衣 すりごろも

・・・・いやはや、きりがありません。

こんな言葉をさらりと使える様な、花のような人でありたいものです。

ところで、桜の花が日本人に好まれるのには

散り際が潔い(いさぎよい)からだと言われています。

潔いとは、思い切りがよい。卑怯なところや未練がましいところがない。
清らかで気持ちが良い。汚れがないという意味です。

このいさぎよい という言葉を

いさぎいいとも言ったりしますが

これは大きな間違いです。

潔いとは 「いさ(いと)」 + 「清い 」から来たもので

 「いさぎ」が 良いとか悪いとかいう 意味ではないのです。

とても清い・・・という意味なのだそうです。

いや~!

使ってましたよ「いさぎいい ですね!」って

間違ってたのですね。 


【姪から届いた桜の写真~なばなの里にて~】





旧暦とともに暮らす~雛祭り~

2013-04-06 | 四季折々のひとりごと
 


4月3日、旧暦で祝う雛祭りでした。

この季節、やっと桃や桜の咲き始めるこの地方では
多くのご家族が、この日にお祝いをされています。


【我が家の豆雛】

旧暦は、太陽暦と太陰暦を組み合わせた太陰太陽暦のことをいい
昔ながらの日本の暮らしの暦です。

太陰暦を、太陽の動き、すなわち季節にも合わせて作った暦です。

太陰暦の12か月は1太陽年より約11日少ないので、19年に7回の
閏月(うるうづき)を置くなどして調節しています。


 【近年この地方でも作られるようになってきた吊るし雛-特産館にて-】

正式に計算すると、2013年の3月3日といえば、4月12日にあたるそうです。

そんなわけで、雛祭りが過ぎたらすぐに片付けないとお嫁に行き遅れると云われている

お雛様も、もう暫く飾らせて頂くことにいたします。

・・・うちには、娘はいないので心配することも無いのですけれど~・・・

桃の花を飾り、お寿司とお菓子のからすみ
お供えするのが決まりとなっています。



私が生まれたときに祖父母から贈られた雛人形は茶箪笥の上に

姪が生まれたときに買った豆雛

和紙で作った雛人形の色紙

先日の伊勢旅行で買った雛人形の版画を飾ってみました。


桃の代わりに供えたボケの花、

お寿司はレタス巻
アメリカの巻寿司風
(外側が酢飯になっている)にしてみました。



…アメリカでは、海苔がカーボンペーパーに見えるとかで外側に海苔を巻かない海苔巻がはやっているらしい・・・

いつもは散らし寿司だったのですが、家族が少なくなり

少しずつ何種類もの具を煮るのが大変になって来ました。

たまにはこんなお寿司もいいでしょう?

もちろん、お菓子のカラスミも忘れてはいません。

4月5日から季節は二十四節季、清明(せいめい) 。

春めき立ち、すべてのものが清らかに明るくなる季節の到来です。

七十二候では「玄人(つばめ)来る」

そういえば一昨日、今年初めてツバメを見つけました。

旧暦という時を、移ろいゆく季節に重ね合わせ

昔のままではなく、新しいものも少しだけ取り入れて暮らす・・・

そんな日々を楽しみたいと思います。





【畑に咲いたバイモユリ】





あるあるある 母とふたりで 笑いあい

2013-04-03 | 本にまつわる話
 
~夕暮れの光に包まれた桃の花~

一月は行く 二月は逃げる 三月は去る

そして、四月は知る・・・

ついこの間、年が明けたと思ったのに

あらまあ、もう四月になったのですね。

春は希望の季節、光あふれる季節

なんだかいいことがありそうな

そんな気持ちにさせてくれる季節です。



先日、新聞の広告欄にこんな本の紹介を見つけました♪



「アーンして 昔ラブラブ いま介護」

待ってました! 第二弾!  笑えます、楽しいです!

悲喜交々(ひきこもごも)の老いを笑いで包み込み

日々の暮らしを穏やかに、心地よく、そんな思いで過ごせます。

第一弾を図書館で借りて来て、家族で大笑いしながら読みました。

なにより、文字が大きくて、1ページにひとつの川柳が載っているだけなので

読みやすい!

著作権の問題もあるので、作品の紹介はしませんが

試し読みが本の紹介のサイトでご覧になれます。

↓の本の表紙をクリックしてみてくださいませ。

試し読みが出来るようになっています。


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シルバー川柳 (一般書)
――「シルバー川柳」は、シニア世代を中心とした、まさに人生の達人たちによる川柳傑作選です。
社団法人全国有料老人ホーム協会が主催し、毎年1万を越える応募作のなかから
敬老の日にあたり、ユニークな作品が選ばれてきました。
本書は、2012年夏の入選作を含む傑作川柳を、イラストとともに紹介。

もの忘れも、医者通いも、はたまたビミョーな夫婦関係も。
悩める老後は、笑って過ごすがイチバン!
政治も教育も暗い話の多いニッポン、
シニア発、お達者パワー全開の、笑えて、しみじみするメッセージ満載の一冊です。

笑って愚痴って、一生懸命。この愛すべき、ニッポン人たち。――テリー伊藤さん大絶賛!
ポプラ社


シルバー川柳2 (一般書)
――「あるある」「家族で大笑いしました! 」と大人気! 川柳ブームの火付け役となったベストセラー待望の第2弾です。

101歳を超えてもなお現役をしのぐ医師、日野原重明さん大絶賛!
ポプラ社

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もの忘れも、医者通いも、はたまたビミョーな夫婦関係も。
悩める老後は、笑って過ごすがイチバン!
政治も教育も暗い話の多いニッポン、
シニア発、お達者パワー全開の、笑えて、しみじみするメッセージ満載の一冊です。

こういうこと

あるあるある~~~!

そう言いながら、母や夫と大爆笑しながら読みました。

同じ話を何度もされたり、行ったはずなのに聞いてない!と言われたり・・・

そんなときにも、この本の中の一つを読み上げると

笑が込み上げてきます。

暮れていく人生に、笑のエッセンスを数滴

振りかけることが出来そうな

そんなものがいっぱい詰まった

笑える一冊です。

あなたも、手に取ってみませんか?



これも、オススメ♪

「カールじいさんの空飛ぶ家」が地上波初放送。
https://movie.oshiraseapp.jp/movies/181




~続いています♪   ~週末ベーカリー♪