先週末、20数年来の気の置けない仲間とともに
温泉三昧をしに、信州・あさま温泉へと足を延ばしてきました。
二日分の夕食の支度に、洗濯、掃除を済ませ
お昼すぎの 「特急 しなの」に乗り込みました。
「しなの」に乗って北に向かうなんて、いったい何年ぶりの事でしょう。
いつものように、電車に乗り込んだ瞬間から
気持ちは、学生時代の研修旅行の気分です。
着いたところは、松本駅。 ここからタクシーに乗り 星野リゾート「界 松本」にやってきました。 | 念願の、星野リゾートデビューです。(ちょっと、オーバー~笑~) |
星野リゾートとは、、本社を長野県北佐久郡軽井沢町におく総合リゾート運営会社で
経営不振に陥ったリゾート施設や旅館の再生で知られています。
松本の奥座敷と呼ばれる地の、経営不振だったホテルがどんな風に再生されいるのか
興味津々だったのです。
看板が見えてきて、角を曲がると
なんともジャパニーズモダンとでも名前を付けたいようなデザインの建物が目に飛び込んできました。
森の中を行くような細い路地を抜け、ホテルに入ると
まるで大聖堂のように思えるホールへと入ります。
ここでは、毎夜ピアノや弦楽器によるコンサートが開かれるのだそうです。
サイトウキネンフェスティバルで世界中に名前の知られた音楽の街松本ならではの演出です。
そして、民芸の街としても知られる宿に相応しく
皆が歓声を上げるほど凝ったつくりの格子戸や、新進気鋭の漆器作家さんの作品などが飾られていました。
この日の部屋は、広いテラスと露天風呂の付いた部屋でした。
このテラスに、まだ4人くらいは泊まれそうねと苦笑いしてしまいました。
つい庶民感覚がでてしまうのです。(笑)
52℃の源泉がこんこんと湧くここは
部屋の浴槽にまでお湯が24時間注がれていました。
浅間温泉は、松本城主の御殿湯も設けられていたという歴史のある浅間温泉です。
日本書紀にも登場し、文豪たちも愛したと云われています。
弱アルカリ単純泉のお湯はなめらかで、肌にやわらかく包みこむように体を温めてくれます。
夕食も、趣向の凝らされたメニューばかりで
いつも台所に立っていても、とても思いつかないようなメニューばかりでした。
お洒落で可愛い蕎麦寿司から始まり、とろけるような三種のお肉。
慌ただしい日常を離れ、何をするにも涙が出そうに笑い転げてしまうメンバーたちでした。
八種十三通りの森をイメージしたお風呂を食前、食後と楽しみ・・・
二度目はタイミングよく貸切状態!!
こっそり、お風呂でも記念撮影(もちろん、後ろ姿のみですが)
少女に返って楽しむ旅の夜は更けてゆくのでした。~つづく~
【公式】 星野リゾート 界 松本 (旧 貴祥庵)|松本・浅間温泉の温泉旅館
浅間温泉の開湯は約1000年前。江戸時代には歴代松本藩主の御殿湯(浅間御殿)が置かれ、湯守によって厳重に管理された。現在の日帰り入浴施設「枇杷の湯」がそれである。~Wikipediaより~
若山牧水や与謝野晶子、徳田秋声らの文人が訪れたことがある。