平成27年11月末日、15年来のラン友が逝きました。2003年のホノルルマラソンに誘われたのが初フルでした、それからゴールドコースト、ロンドン、ベルリン、ヘルシンキ、アテネ、マウイ、香港、ソウルそして国内では那覇、東京、河口湖、青梅など通算100回以上のレースを共に参加してきた分身のような存在でした、数年前から体調を崩され入退院を繰り返しておられましたが、先月ひっそりと旅立ってしましました。 写真は2009年1月のマウイで撮ったものです、このレースではゆっくりランナーだった私はマウイの海岸線を一人旅になり、前後には見渡す限り人影もなく、ただひたすら海岸に打ち寄せるさざ波の音と、小鳥のさえずりを聞きながら走っていました、ふと、ここは、自身気が付かないうちに天国に来てしまったのでは、と錯覚するほどの不思議な感覚に襲われながらのランだったことを思い出し、ラン友の冥福を祈りながらの思い出の一枚に選びました。
