スイミングビギナーが水中で下半身が沈む原因は、スイミング姿勢での重心と、浮力の中心(浮点)がズレている為であり、ゼロポジションスイミングパンツを使用することで、そのずれを少なくし、結果として正しい姿勢で上手に泳ぐことができる、と解説されましたが、なんとその重心と浮力点とのずれは、距離にして1センチ程度のものだそうです、要するに感覚的なもののようです。 そんな理屈を噛みしめながら、ゼロポジションパンツをつけて泳いでみました、ウエットスーツを着たほどではありませんでしたが、間違いなく浮力が感じられましたので、正しいスイミング姿勢を意識しながら練習を始めました、泳ぐ姿勢のバランスが以前と変わった分慣れが必要ですが、とても良い感じで泳げるような気がしています。 練習を重ねて早く普通のスイミングパンツで、普通に泳げるようになりたいです。
マラソンより過酷な気力と筋力を要するといわれる能舞台を観賞してきました、恋重荷という曲目で、スポーツクラブの知人がシテ(主役)、人間国宝でもある能界の重鎮が問(相手役)でした。 国立能楽堂はまさに日本の伝統芸術を感じる堂々とした中にもしっとりとした雰囲気を持つ格調高い建物で、まずその雰囲気に圧倒されました。 能舞はまさにランニングとは異質の静の世界でした、主役以外の謡や囃子役も必要以外の動作は完ぺきな静止状態でした、それは大変な筋力と気力が必要だと感じました。 主役の移動はゆっくりとした摺り足と静止の繰り返しと舞(円運動)で、静の中からも湧き上がる気力と気合は大変なもので、その緊張がピリピリと伝わってきました、なるほどランナーには無い極度の気合と気力が感じられました。 囃子の笛の音や太鼓の微妙なリズム感と、巧みに強弱を打ち分ける大ツツミ、小ツツミの音に思わず吸い込まれ、 しばし別世界にしたることができました。 さすが日本の伝統芸術です、改めて日本人であることの喜びを感じた日となりました。
能楽とランニングを現代科学が比較研究していると知ってびっくりしました。 研究では、能舞の一見ゆったりとした動きがマラソンランナーより激しい筋力と気力を要するのだそうで、さらに能楽の笛による連続音と太鼓の断続音が人間の脳にとても良い刺激を与えてくれ、混迷の時代に生きる現代人にとって、思いがけない感動と新鮮な命の鼓動を与えてくれる、と報告されていました。 私が所属しているスポーツクラブで、一緒に汗を流されている仲間の一人が観世流能楽の有名なシテ(俳優)で、その御縁で国立能楽堂での公演を鑑賞する機会を頂きました、歌舞伎と並んで日本の伝統芸能でもある能舞は世界でも例の無い演出者不在の、むしろ即興に近い演劇だそうで、面を被った役者が、その内面を動きや気力で客に伝えるもののようです、どんな感動が待っているのか楽しみにしています。
今年もスプリントクラスのトライアスロンにエントリーしましたが、ウエットスーツの浮力に頼る泳力から卒業出来ていないのが悔しくて、日ごろのトレーニングに励んではいますが、スイミングのビギナーに多い脚の沈みに悩んでいます。 そんな時に友人から朗報が来ました、ゼロポジションスイムウエア―なる新製品が4月20日に売り出されるとのこと、詳細を調べたら、まさにビギナーズスイマーの脚の沈みを救済する為のものでした、早速手に入れて試してみました。 上手なスイマーはスイミング中の体の重心と浮力の中心が一致しているが、ビギナーではそれが離れているために下半身が沈むのだそうで、その二つの重心が重なるようにアシストしてくれるのがゼロポジションスイムウエア―なのだそうです。 要するに二つのポジションがゼロになる(重なる)ようにアシストしてくれるスイミングパンツでウエットスーツの短パン版です。 500ミリリットルのペットボトル(空の)とほぼ同じ浮力が得られるのだそうです、これで下半身の沈みを気にせず、しっかりと練習を重ね、やがてアシスト無しでもスイミングできるスイマーを目指すのだそうで、 やっぱり努力は必要でした。
満開の桜は、大地震や放射能の心配をよそに、確実に巡ってきました。 新横浜のサッカー競技場横を流れる鶴見川両側は桜が満開です、ここから綱島までの約5Kをスローランしてみました、平日の昼間とはいえ例年は人出が多いのに今年は静かでした、とても静かな花見ランができたのは幸いでしたが、同時に放射能事故が気になります、身近に居た外国人がいつの間にか消えてしまったのが気になります、日本の将来が心配です、でも現実を受け入れて頑張るしかないですね、日本人が協力し合って、一つになって日本の復興と発展を願って協力し合う、雨降って地固まることを願ます。