お客様からご紹介頂いた『希望のちから』を見ました。
乳がんと闘うUCLAの医師の話。
実話を元にした映画。
乳がんに効くという新薬「ハーセプチン」を開発するデニス・スレイモン医師の苦悩と熱意が描写されている。
新薬とは、このように開発されるのかと教えてくれる。
薬といえども、ビジネス。
損得で考えるか、意思としての使命感で進むか、このやり取りが見所。
また、乳がんを患っている女性患者の描写もリアル。
驚いたのがDVDのおまけ部分。
デニス・スレイモン医師本人、彼を支援したリリー本人がコメントしている映像。
がんをテーマとした作品は、余命数ヶ月間を取り上げ。お涙ちょうだいといったものがほとんどだが、このように新薬を開発することにスポット当てた作品は、珍しいと思う。
メジャーな作品にはならないかもしれないが、ともの価値のある作品だと思います。