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【人間関係の摩擦があるから、人は成長できる!】大杖正信

2018年10月22日 | FP的アチーブメント
【人間関係の摩擦があるから、人は成長できる!】

人間関係に摩擦があるからこそ、たくさん学び、人は成長していきます。

人間関係の摩擦こそが自分を知り、自己理解を深めることに繋がっているのです。

それでは、人間関係の摩擦でどのようなことが得られるのでしょうか?

人間関係で、あなたが今、難しさを感じている人は誰ですか?

例えば、会話が噛み合わなかったり、分かり合えないと感じたり、あるいは不平や不満を持っている。

それは家族の誰かであったり、仕事上の大切な人に対してということが多いのではないでしょうか?

物理の世界では、「摩擦のない状態」を「理想状態」と呼ぶと聞いたことがあります。

でも、もし本当に摩擦が無くなればどうなるか、想像できますか?

まず、立っていられませんし、もちろん座ってもいられません。

服が脱げていきます! ねじや釘は効きません。

だから、建物は倒壊します。雪崩が起こります。
のみならず、山はすべて崩れます。

そうです、地球は真っ平らになるのです!

人間関係も摩擦がなかったら?

一見、その方がよいに違いないと思うかも知れません。

でも、摩擦があるからこそ得られる素晴らしいことがたくさんあるのです。

そのひとつは、自分を見つめ、振り返る機会となり、自己認識や自己理解が深まるということ。

実は、人間関係の摩擦の中に、自分を知る良き機会が隠されているのです。

例えば、人をバカにする人は、バカにされたくない気持ちがあります。

人の欠点を批判する人は、自分が一番人から批判されたくないと恐れています。

また、仲間はずれにする人は、自分が仲間はずれにされることを恐れています。

他人を小さく見る人は、実は、自分が平凡な人間だと見なされるのを恐れているからです。

「あなたなんて、私がいなければ何もできない」

と言う人は、自分の方こそが、相手の人がいなければ生きられない人なのです。

このように、相手の中に自分を見ていることが往々にしてあるようです。

「日常生活で体験する人間関係の中に自分を知るヒントを見いだし、自己理解を深める!」

同時に、そこから相手の心を汲み取る自分になっていくことが知恵のある生き方ではないでしょうか?

小学校の算数のテストで、次のような問題が出されました。

「リンゴが4つあります。これを3人で分けると、あまりはいくつになりますか?」

正解は1ですが、ある子供が「0」と答えました。当然、答案には Ⅹ をもらいました。

この答案を見たお母さんが、

「何でこんな簡単な問題が解けなかったの?」

と訊きました。

子供は、

「4個のリンゴを3人で分けたら、 余ったひとつは誰かにあげようと思ったの」

と言いました。

お母さんはその思いを大いに褒め、Ⅹ がついた答案に大きな花丸をつけ直してあげたのです。

こんなふうに、心豊かな思いやりに満ちた関わりを持ちたいものです。

あなたが今、難しさを感じている人との関係の中に、どんな自分自身を見いだすことができますか?

そしてそこから、相手のどのような心や気持ちを理解することができるでしょうか?

大杖正信氏Facebookより
20191024


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