澤上龍さんのfacebookを見て、
読んでみたいと思い買いました。
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仕事の合間を利用して書き進めた
小説『儲けない勇気~さわかみ投信の軌跡』が、
いよいよ本日発売となりました。
本書で伝えたかったのは、志を持つ人生の楽しさと長期投資が持つ力です。
小説化は数年前から構想していたのですが、
幻冬舎という出版社にも恵まれ、とうとう現実のものとなりました。
本書はほぼ実話です。
よって物語の創作の苦労はありませんでした。
が、事実をそのまま表現するだけとはいえ、
登場人物の個性を引き出したり会話を織り交ぜ
展開していくのはさすがに小説素人の私には大変な作業でした。
また、幻冬舎よりいただいたタイトル『儲けない勇気』を
本文中に落とし込むことにも頭を使いました。
そんな執筆の中で、青春を共にした仲間の顔を思い浮かべ、
また支えてくださったファンド仲間への想いを再認識できました。
この物語、そしてさわかみ投信という会社は多くの人の手で作られたのだと。
今なお頑張る社員、既に卒業した面々、そしてファンドの仲間の皆様に感謝です。
一般的に本書のような経営者が書き下ろす小説は、
ゴーストライターの助力も多いかと思います。
実際に本書を読んだ方から、本当に私が書いたのかと純粋な疑問をいただいております・・・
嬉しい評価です(笑)。
幻冬舎の担当の方にも、私が書いたという点をアピールすべきだと言われましたので、
一応ここでアピールしておきます。。。
ともあれ、
本書を多くの方に読んでいただき、
本気で生きることの素晴らしさが少しでも伝わったら幸いです。
本書の出版に関係していただいた皆様、本当にありがとうございました。
澤上龍
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ということで、発売早々、
福岡駅に到着した足でそのまま、丸善に行きゲットし、スタバへ駆け込んだ。
村上龍さんの話かなと思ったら、
ほとんどが、龍さんから見たさわかみ投信の創業者父 澤上篤人さんの物語でした。
すこし前に、
別の創業者の自伝的小説を読んだとき、
波乱万丈でドキドキして興奮しました。
ところが、講演会で著者にその場面の質問をしたら、
かなり面白く盛ってあるというのを聞いて
ガッカリしたのを覚えています。
今回の村上龍さんの自伝的小説は、
極端な脚色はなく、
ひたむきに
長期投資を日本に植え付けるという夢に向かっている姿が
描かれています。
投資の世界には、
株、ファンドの売買で儲けようとするグループと
株、ファンドを通じで企業を支援しようとするグループが
あるということ。
私たちが投資をすることによって、
企業が繁栄し、
私たちの資産が増える
そんな循環が文化となるといいなと
期待して、
この本をお勧めします。
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