ラブ★コンの街から西へ東へ

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夏休みの思い出

2018-08-25 23:45:33 | ウェブログ
私が小学生の時、夏休みは父の田舎の実家に預けられていました。

弟は夏休みが始まってすぐ、私は8月になってから行っていたと思います。
私だけ遅かったのは、習い事の7月分の月謝がもったいなかったからかも知れません。

弟が田舎に行く頃、地元の子供はまだ夏休みではありませんでした。
田舎には農繁期休みというのが田植えの時期にあり、
その分夏休みが始まるのが都会の学校よりも遅かったのです。

夏休みの子供の行事と言えば、ラジオ体操です。
出席カードを首からぶら下げて毎朝行き、子供会の役員のお母さんから
ハンコを押してもらっていました。
自宅にいる時はもちろん、田舎に滞在中も地元の子供に混ざって参加していました。

田舎に行く時には、着替えや洗面具など身の回りの物・
夏の友という夏休みのワークブックなどの宿題一式も持っていっていました。

田舎にはいとこ兄妹も来ていて、
一気に4人の小学生の世話をしなければいけなくなった祖母の苦労はいかばかりか
その時、父の弟はまだ高校生で、お兄ちゃん(本当は叔父ですがそう呼んでた)の
部屋は小学生には魅力的でした。
でも押しかけて来る甥姪っ子はさぞかしウザかったと思います。

田舎での生活は、朝起きたら井戸に行って洗面。
その後、いとこ2組4人で、集落のラジオ体操の場所へ行き体操。
祖母は私達が起きる前から農作業です。
ラジオ体操から帰ったら朝食。
メニューは、御飯・味噌汁・きゅうりの酢の物など、田畑で採れたものです。
味噌も自家製でした。

食後は涼しいうちに勉強タイム。
10時になれば、祖母からお金をもらって、近くのよろず屋にアイスクリームを買いに行きます。

お昼御飯を食べた後、村を流れている川の許可されている場所で水泳です。
家で水着に着替えて、浮き輪や水中メガネを持って10分程歩いて行きます。
大人が付き添っていないとダメなので、暑い中祖父が一緒に歩いて行って
水泳タイム(たしか1~3時)が終わるまでずっと待っていてくれました。
(今の時代、女児が水着で道を歩いてたら、ロリ野郎に盗撮されるかも)

水泳から帰ったら、着替えて水着を自分で洗って干しておきます。
3時にまた祖母からお金をもらって、よろず屋にアイスを買いに行きます。

夕食までは自由時間で、広大な敷地の山や谷を探検したり、
トランプや将棋などしたり。

日が暮れたら夕食です。
その後、入浴で薪で沸かす五右衛門風呂に入りました。
田舎の家屋は開放的なので、虫も多かったです。
8畳の部屋全体を覆う蚊帳を吊るして、子供たち4人で寝ました。

私達姉弟、勉強道具は学校の宿題しか持ってきていませんでしたが
いとこ兄妹は、学校の宿題以外にも、家庭学習教材も持ってきていました。
この二人はずっと勉強ができて、国公立大学に行き先生と呼ばれる職業に就きました。