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在宅緩和ケア~退院調整

2012年07月01日 | 雑記
患者さんの気持ちは、いえ、人の気持ちは変わるのがあたりまえです。
うどんを食べたいと思ったけど、やっぱり蕎麦にするとか、
好きになったはずなのに、やはり嫌いになって別の人を好きになるとか。

患者さんも、退院して往診とか訪問看護なんか受けないと決めていたけど
やっぱり必要だと思って、往診と訪問看護を探して下さい、ということが多々あります。

先日某大学病院の退院調整看護師さんから相談の電話をもらいました。

「往診をお願いしたくて連絡したのですが・・・・といっても、もう本日退院したのです」
とのこと。
訪問看護は決めたそうです。
乳がんの再発で、癌がすでに自潰していて、処置には誰かの手助けが必要です。
1人暮らしなので、家族の手はありません。

めまいもあり通院も困難になってきたので、往診の依頼でした。
住所は別の在宅支援診療所の方が近いので、そちらにはあたったのか
伺ったら
「緩和ケア病棟の元師長さんがいると聞いたので、そちらにお願いしたい」
とのことでした。

受けることにしました。医師にはその後に・・・・・・。
当院の医師は、断ることはしないので受けることにしています。

さて、急ぐ往診かどうかということを考えることにしました。
薬は2週間分あるそうです。
たぶん、麻薬を使用していると思うので聞いたところオキシコンチン120㎎です。
患者さん宅に宅配してくれて、しかも麻薬を取り扱ってくれる薬局を探します。
住所から考えてあてがあったので、電話連絡しておきました。

快く、引き受けてくださいました。

都内の大学病院からの退院ですから、その退院調整看護師は患者さんの退院後の
薬局のことまでは全く考えていなかったそうです。
往診になるということは、「通院できない」ということで、
「薬局にいかれない」ということです。
1人暮らしの場合は、調整するべきことがたくさんあります。



今日は浴衣を整えようと箪笥から引っ張り出して、ついでに着る練習をしました。
浴衣とか帯を、三陸町に送る準備もしていますので。



先日、ご挨拶の葉書を送ったら、お返事をたくさん頂いています。
ありがとう。これからもますます頑張ります。