往診で毎回頂くものです。
ちゃんといつも用意してくださっているので、頂いてきます。
さて、今まで元気にしていた98歳の女性が、急に食事がとれなくなり
動けなくなったので、どうしようかということになり、往診をしてもらって
今後のことを考えようと、日曜日から相談していました。
早速、月曜日に臨時往診をしました。
急な介護をしなければならなくなったご家族は、ぎくっとやってしまって腰痛になりました。
ご本人もベッドでぐったりです。
胃がんがあって、徐々に進行して通過障害がでてきたのか、食べても吐いてしまうようです。
ご本人の希望やご家族の意見で、病院にはいかずに、このまま家で過ごすことになりました。
往診はこのまま継続することにしました。
訪問看護も導入しないと、24時間対応するのに困ることでしょうから、訪問看護を
明日から入れないか、打診します。
急に動けなくなり、オムツ使用、食事も摂れないので床ずれのリスクも高くなります。
マットレスの検討、日常生活全般の把握と介護の手助け、介護者の疲労の様子などを
みていくためにも、看護師によるケアが必要です。
いくつかの訪問看護ステーションに打診して、受け入れの余裕がなければ
私が訪問するつもりでした。が、早速行ってくれました。
往診、訪問看護、ヘルパー、環境整備、ケアマネージャーの変更などあっという間に
調整できました。
急な病状の変化の時には、スピードが必要です。
家族が混乱するからです。今回はサービスがさくっと導入されたので
患者さんもご家族もこのまま希望通りに在宅療養を継続できます。
面接がどうとか、契約がどうとか、待っている間に一番辛い時期にサポート
できなくなります。