14時46分、暫しオフィスは静寂な時間に包まれた。50名ほどの人間がいるのに物音ひとつせず、不思議と就業時間中は鳴りやむことがない電話もピタリととまった。黙とうである。迂闊にも、まさかあれほどの大津波や原発のメルトダウンまでは、想像が出来なかった。
亡くなった方々のご冥福を祈りたい。
*****以下当時のmixi日記から*****
14時48分ごろ、山手線乗車時に突如急停止。原宿を過ぎまもなく代々木という辺りだ。窓の外は明治神宮である。たまたま立っていたので、グラグラと電車の車体が揺れ、窓の外の信号機もガクガクとクビを振る様が良く見えた。
経験をしたことがない揺れで、ちょっとビックリ。こりゃやばいなぁ、と思っていると車内アナウンスが。安全確認のため、電源を切ります、とのこと。なんでやねん。
16時45分ごろやっと解放された。間の悪いことに11両編成の10両目に乗車していたため、前から退去のため電車から降りるまで30分ほど掛ってしまった。TVでよく見る、ドアから降りる図を自分が体験するとはネ。意外に高いんですよ、線路からドア。飛び降りれないことはないが、結構怖い高さかも。梯子が掛り、JRの職員の人がサポートしてくれた。
代々木駅まで約500Mほど歩く。
駅付近はパトカーが止まり交通規制中だった。新宿までテクテク歩く。まあ、たいした距離ではない。
18時ごろ新宿西口到着。
ものすごい人でごった返し歩くのも困難。ウンコがしたくなりトイレに飛び込む。男子トイレはガラ空きながら、隣の女子トイレは長蛇の列。どこも同じように溢れかえっていた。電車が動くまで暇つぶしに映画でもと考え、歌舞伎町の映画街に行けどもすべて臨時休館。暫し歌舞伎町界隈をウロチョロ。西武新宿駅はなんとシャッターが。
18時半ごろ、なんとか喫茶店(名前失念)に滑り込む。プロントのような今風のところだ。禁煙席が極端に少なく辛い。(130席のうち10席、しかもすでに満席)
19時45分ごろ、そろそろ電車が動いたかな、と店を出るもダメ。寒いので地下へ。なんと地下街は浮浪者でもないのに、ズラリと座り込む人で一杯。
ホテルはどこも満員で空きがない。そういえば十二社(じゅうにそう)辺りに旅館があったような記憶が。で、歩く。
20時半ごろ、十二社よりさらに中野寄りの喫茶店に入る。寒くて歩いてられない。Cofee MAXである。常連さんと思しきじいさん、ばあさん数人と老夫婦のみ。親切なご夫婦で、この辺りに泊るところはありませんか、との問いに近所のホテルに電話を掛けてくれた。ありがたや。残念ながら、当然満室。閉店が22時とのことで、モカと卵サンドを注文。公衆電話があり、実家に何度か電話するも鳴っているのに、出ない。まさか、タンスの下敷きに-----。母親が心配でやきもきしつつ、22時まで時間をつぶす。もういちど西武新宿駅へ行ってみて、ダメなら都庁(帰宅困難者用に開放された)と決めトボトボ歩き始める。
22時半前、なんとシャッターが開いているではないか。暫し並んで、無事動き始めた第一号の、22時30分発の本川越駅に乗車。お袋が心配なので、実家に行くことにした。タップリ1時間掛って最寄りの駅に到着。
23時45分ごろ、実家に到着。雨戸が立っているので無事だろう、とホッとするも、呼び鈴鳴らしてもドアを叩いても出てこない。よく見ると、庭に自転車が、ない。さてはどこかに避難したか、と勝手に決めお手紙を残して駅へ。ダメでも拙宅までは5Kmほどにて、歩いても1時間程度。電車が無ければ歩けばいいさ。
24時5分ごろ、小手指駅に到着。
ラッキーにもちょうど下りが到着。快速と待ち合わせで15分ほど停車するも24時半には無事自宅に到着。
家に着くと、留守電の点滅が。
お袋からで心配してます、とのこと。はて、いったいどこから掛けたのか。?時間を見ると23時半ごろだが。??ともあれ、無事が確認できて一安心。(ホッ)
幸い拙宅の中も異常なし。TVも落ちてないし、タンスも倒れていない。
長い一日が終わった。
亡くなった方々のご冥福を祈りたい。
*****以下当時のmixi日記から*****
14時48分ごろ、山手線乗車時に突如急停止。原宿を過ぎまもなく代々木という辺りだ。窓の外は明治神宮である。たまたま立っていたので、グラグラと電車の車体が揺れ、窓の外の信号機もガクガクとクビを振る様が良く見えた。
経験をしたことがない揺れで、ちょっとビックリ。こりゃやばいなぁ、と思っていると車内アナウンスが。安全確認のため、電源を切ります、とのこと。なんでやねん。
16時45分ごろやっと解放された。間の悪いことに11両編成の10両目に乗車していたため、前から退去のため電車から降りるまで30分ほど掛ってしまった。TVでよく見る、ドアから降りる図を自分が体験するとはネ。意外に高いんですよ、線路からドア。飛び降りれないことはないが、結構怖い高さかも。梯子が掛り、JRの職員の人がサポートしてくれた。
代々木駅まで約500Mほど歩く。
駅付近はパトカーが止まり交通規制中だった。新宿までテクテク歩く。まあ、たいした距離ではない。
18時ごろ新宿西口到着。
ものすごい人でごった返し歩くのも困難。ウンコがしたくなりトイレに飛び込む。男子トイレはガラ空きながら、隣の女子トイレは長蛇の列。どこも同じように溢れかえっていた。電車が動くまで暇つぶしに映画でもと考え、歌舞伎町の映画街に行けどもすべて臨時休館。暫し歌舞伎町界隈をウロチョロ。西武新宿駅はなんとシャッターが。
18時半ごろ、なんとか喫茶店(名前失念)に滑り込む。プロントのような今風のところだ。禁煙席が極端に少なく辛い。(130席のうち10席、しかもすでに満席)
19時45分ごろ、そろそろ電車が動いたかな、と店を出るもダメ。寒いので地下へ。なんと地下街は浮浪者でもないのに、ズラリと座り込む人で一杯。
ホテルはどこも満員で空きがない。そういえば十二社(じゅうにそう)辺りに旅館があったような記憶が。で、歩く。
20時半ごろ、十二社よりさらに中野寄りの喫茶店に入る。寒くて歩いてられない。Cofee MAXである。常連さんと思しきじいさん、ばあさん数人と老夫婦のみ。親切なご夫婦で、この辺りに泊るところはありませんか、との問いに近所のホテルに電話を掛けてくれた。ありがたや。残念ながら、当然満室。閉店が22時とのことで、モカと卵サンドを注文。公衆電話があり、実家に何度か電話するも鳴っているのに、出ない。まさか、タンスの下敷きに-----。母親が心配でやきもきしつつ、22時まで時間をつぶす。もういちど西武新宿駅へ行ってみて、ダメなら都庁(帰宅困難者用に開放された)と決めトボトボ歩き始める。
22時半前、なんとシャッターが開いているではないか。暫し並んで、無事動き始めた第一号の、22時30分発の本川越駅に乗車。お袋が心配なので、実家に行くことにした。タップリ1時間掛って最寄りの駅に到着。
23時45分ごろ、実家に到着。雨戸が立っているので無事だろう、とホッとするも、呼び鈴鳴らしてもドアを叩いても出てこない。よく見ると、庭に自転車が、ない。さてはどこかに避難したか、と勝手に決めお手紙を残して駅へ。ダメでも拙宅までは5Kmほどにて、歩いても1時間程度。電車が無ければ歩けばいいさ。
24時5分ごろ、小手指駅に到着。
ラッキーにもちょうど下りが到着。快速と待ち合わせで15分ほど停車するも24時半には無事自宅に到着。
家に着くと、留守電の点滅が。
お袋からで心配してます、とのこと。はて、いったいどこから掛けたのか。?時間を見ると23時半ごろだが。??ともあれ、無事が確認できて一安心。(ホッ)
幸い拙宅の中も異常なし。TVも落ちてないし、タンスも倒れていない。
長い一日が終わった。