アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

パット・メセニーStill Life(talking)

2015年03月15日 23時52分22秒 | ジャズ






今宵の一枚はパット・メセニー、1987年の録音でレーベルはGeffen Records。言わずと知れたJazz Fusionの名作、1988年度グラミー賞、ベストジャズフュージョンパフォーマンス賞を受賞した。フュージョンといえば良くも悪くも軽いノリが特徴だが、印象に残る曲は少なく何を聴いても一緒に近い。ところがこのアルバムは音に芯が通っていて、耳触りの良いだけで終わっていない。流れるような曲が続くが、パットのギターはどこか骨太。アル・ディメオラとは同じJazzギターでもずいぶんと趣が違う。

録音はもちろん悪くはないのだがやはり、50年代のアルバムに比べると輪郭が薄く、音像の明瞭度が下がる。一番の違いは左右への広がり。どうしても中心に音が集まりがち。

sideA

1.Minuano(six eight)

2.So many it secretly begin

3.last train home

sideB

1.(It's just)Talk

2.Third Wind

3.Distance

4.In her Family

(personnel)

Pat Metheny Group

Pat Metheny((Acoustic&Electric guitars,Synthesizers)

Lyle Mays(piano,keyboards)

Steve Rodby(Acoustic&Electric bass)

Paul Wertico(drums)

Armando Marcal(percussion.voice)

David Blamires(voice)

Mark Ledford(voice)