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アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

デクスター・ゴードン(Both sides of Midnight)

2015年03月17日 23時59分34秒 | ジャズ






今宵の一枚はデクスター・ゴードンのBoth side of Midnight。1967年7月の録音、レーベルはBlack Lion records。久々に新品である。3月12日に聴いたモンクのSomething in blueの録音が素晴らしかったので、ポチリとamazonでお買い上げとなった。ディスクユニオンで探せばあったかもしれないが、むしろ高価の可能性もありおニューとなった。盤質が良い。厚くて反りもなし。輸入盤とは思えない品質だ。

デクスター・ゴードンはtsでは一番好きなアーティストで、明るく伸び伸びしたサウンドに惹かれている。このアルバムでは吹きまくりで気持ちが良い。拍手がすごく、観客の熱気が伝わり乗りまくっている様子がよくわかる。場所はコペンハーゲンである。1960年代中ごろデクスター・ゴードンだけなく著名なjazz musicianが数多くヨーロッパに滞在していた。アメリカ本国ではぜか人気が出なかったり落ち目?で冷遇されていた人々が、ヨーロッパでは熱狂的に迎えられ大いに人気を博した。特にピアノのケニードリューは本国では不人気。コペンハーゲンで永眠している。

このアルバムライブとは思えないほど音が良い。tsの音量の豊かさが実感し、唸るbassの音離れの良さ、たたきつけるdrumsのアタックの良さに痺れる。音場も左右によく広がる。おそらく天井が高く残響が長いホールではないだろうか。

sideA

1.Devilette

2.For all we know


sideB

1.Doxy

2.Sonnymoon for two


(personnel)

Dexter Gordon(ts)

Kenny drew(piano)

Nils henning orsted pederson(bass)

Albert 'tootie'heath(drums)