アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

アート・ブレーキー(Pisces)

2015年03月07日 18時54分44秒 | ジャズ






今宵の一枚はアート・ブレーキーのPisces、録音は1961年、1964年、レーベルはblue note。以前Jazzといえばまずドラムを聴く、というのが個人的な趣向だった。音楽遍歴の事始めはhard Rock、やはりドラムが好きだった影響だろうか。マックスローチとアートブレーキ、そしてバディリッチこの三人こそJazzドラマーの代名詞。ご存じのようにアート・ブレーキーはファンキーな、いかにも乗りの良いサウンドで聴く者をワクワク虜にするプレーが真骨頂である。クールで知的なマックスローチも魅力的だが、こちらの魅力も抗しがたい。

聴きどころはA面3曲目のPisces。メランコリックで印象的なメロディーを、リーモーガン(tp)とウェインショーター(ts)のラッパが素晴らしい。「はもり」最高である。


クインシー・ジョーンズ(This is how I feel about Jazz)

2015年03月06日 23時47分02秒 | ジャズ






今宵の一枚はQuincy Jonesの「This is how I feel Jazz」、1956年の制作。レーベルはMCA。久々に興奮した。このLPを聴くのも15年ぶりぐらいだが、こんなに素晴らしいとは思ってもいなかった。ALTEC Magicか。ビックバンドは=ギルエバンズとばかり考えていて、そういえばクンシーも居たなぁ、程度の認識だが大いに改めないといけない。彼に失礼だった。このアルバム、なんと23歳の時に作られているのだ。!!

天才、といっても過言ではない。まさにI feel about Jazz.いやはや、恐れ入りました。

演奏も物凄い。モノーラルながら、鮮度抜群。ステレオである必要を感じない。綺羅星のごとくスターが並んでいる。A面2曲目のミンガスのbassが圧巻。アートファーマのtp、フィル・ウッズのas、ハンク・ジョーンズのpiano、ズート・シムズのts、ハービー・マンのflなどなどいずれも劣らず至極のサウンドである。

クンシーといえば我々の世代では「愛のコリーダ」のアレンジャ一として有名である。どちらかというフュージョンやディスコ系の人というイメージだが、出自はJazzを改めて認識されてくれる。発売時ダウンビート誌で最高点の★5つを獲得したのも大いにうなずける。

傑作である。ぜひ、聴いて欲しい。



sideA

1.Walkin'

2.A sleepin' bee

3.Sermonette


sideB

1.Stockholm sweetnin'

2.Evening in Paris

3.Boo's bloos

(personnel)

Cuincy Jones(arr)

Herbie Mann(fl,ts)

Art Farmer(tp)

Lucky Thompson(ts)

Charles Mingus(bass)

Phil Woods(as)

Hank Jones(piano)

Zoot Simes(ts)

他多数



マイルス・デイビス(Miles in TOKYO)

2015年03月06日 00時33分21秒 | ジャズ






今宵の一枚はMilesのLive in TOKYOである。レーベルはもちろんCBS、1964年の制作でライブ盤である。マイルスは世界中どこでもファンが多いがとりわけ日本は別格。拍手の凄さから熱狂ぶりがうかがわれる。1988年HongKongヘマイルスのライブツアーへ出かけたが、知り合った人がマイルスを神とも崇める人で、大いに驚かされた。

このアルバムの特徴はtsがサム・リバースであること。マルスクインテットでは唯一このアルバムだけ録音を残している。まるでasのような音色でかつアバンギャルドな演奏、これはこれで魅力的なれど違和感が否めない。やはりマイルスの五重奏楽団のtsはウェイン・ショーターである。聴きどころはMy funny valentineのマイルスのソロ。鋭く切り込む響き渡り、音が飛んでくる。思わず耳を傾けてしまう。旧い録音でライブという悪条件に関わらず録音は優秀である。会場は新宿厚生年金会館。


司会のいソノてルヲの声が若くてビックリ。

sideA

1.If I ware BELL

2.My faunny Valentine

sideB

1.So what

2.Walkin'

3.All of you


(personnel)

Miles Davis(tp)

Sam Rivers(ts)

Herbie Hancock(piano)

Ron Carter(bass)

Tony Williamus(drums)

MC:いソノてルヲ


効いた

2015年03月04日 02時32分01秒 | 日記
昨日、耳鼻科へ。終業後脱兎のごとく駆け込んだため、待合室は疎ら。1年ぶりにて診察券行方不明と話、ほどなく医師との面談。女医さんである。カルテを見て思い出したらしく、去年と同じ薬で良いか聞かれ、点鼻薬だけ辞退し同一の処方を依頼。鼻用噴霧器で薬を注入する簡単な治療を経て終了となった。この間15分ほどだったが、医院を出るころには待合室は10人以上の人が犇めいていた。シーズン到来を改めて実感。

徒歩2,3分の処方箋薬局へ。お薬手帳を作成は断りアンケートに記入後、飲み薬と目薬を1か月分受け取った。占めて2,100円なり。ご丁寧にこの薬にはジェネリックはありませんの表記。28日分と考えれば安いものだが、三割負担ゆえ、本来は7,000円の薬代。後発薬があれば、半値程度にはなるだろうし、抗ヒスタミン系だろうから代替品がないのも腑に落ちないな。

医療費の1,180円と薬代2,100円合わせて3,280円、季節の風物詩としてすっかり定着した花粉症。費用から見るといろいろ考えさせられる。

内服薬は一日1錠タイプ。眠くなるとのことで、就寝前の服用を勧められ、点眼薬も一日4回までとのこと。たしかに効いているようで鼻水、眼の痒みとはほぼ縁がなく過ごせた。今ちょうど薬が切れてきたようで雨が降り湿度は高いはずなのに、眼がムズ痒い。

ミニミニ移動作戦

2015年03月01日 23時50分31秒 | ジャズ







JazzのLPはオーディオラックに収容しているのだが、それ以外のRock、ClassicとなによりCDがラック反対側の棚に収容されていて不便この上なし。LPとCDを纏めて収納することにした。専用のラックを新たに買うかな、とも考えたが設置場所と使い勝手の面で納得できるモノがなくさてどうしたもんか、と思案していた。ハタと気が付いた。「そうだ、本を動かせばいいんだ。」3本あった本棚もすでに2本がスペースの関係で別室に移動となり最後に残った1本は、本箱変じて「音源箱」となった。

カセットテープとオープンリールテープはさすがに収納できず。

本ますます読まなくなるなぁ。