工作台の休日

模型のこと、乗り物のこと、ときどきほかのことも。

百里基地 夏の思い出 平成4年編1

2020年09月12日 | 飛行機・飛行機の模型
 2020年のモンツァサーキットから平成初期の百里基地に戻ってまいりました。平成2年の百里基地で開催された「チビッ子・ヤング大会」の写真を掲載しましたが、翌年は秋に航空祭がありました。そしてその翌年の平成4(1992)年、やはり夏の終わりに「チビッ子・ヤング大会」が開催され、夏休みを取って行ってきました。私の勤務先は一斉に夏休みを取ることがないので、夏の終わりの平日に一日休みを取ることができたのです。
 百里基地も何度も訪れている場所となりましたので、だいぶ勝手がつかめてきました。

エプロンに並ぶF15J。まさに列線という感じです。
今回もイーグルの写真が多めです。ファントムのファンの方、すみません。
戦闘機、偵察機の顔ぶれは二年前と大きく変わりありません。第204飛行隊のF15J、第305飛行隊のF4EJ、第501飛行隊のRF4Eです。




F15Jについては訓練で発進するまでの様子や、着陸してからパイロットが降り、整備を受ける様子などをカメラに収めました。

通常の訓練飛行では、支援車輛や整備員が機体の周りに集まりはじめてから実際にエンジンが始動して、発進するまでだいぶ時間がかかります。隊員がどんな動作をしているのかなど、ジオラマで再現するには面白い題材です。特にF15の場合、スピードブレーキが上向きに立ち上がったり、インテーク(空気取り入れ口)が下を向いたりと、動的な面白さもあります。じっくり見る機会も少ないので、暑い中、またエンジンの音も響きますが、カメラをずっと向けていました。

この写真、よく見ると右後ろに飛行点検隊のYS11が写っています。
エンジン音が響く中カメラを向けていたので、しばらく耳に「キーン」という音が残っていました。



パイロットのスーツがまだこの頃はオレンジ色でした。
フライトの写真です。F15Jは4機編隊で航過するなど、航空祭の時ほどではありませんが、楽しませてくれました。


ファントムについてはフライトの写真を探したのですが、掲載できるのがこれくらいでした。

今回は写真多めでお伝えしました。次回は後編として戦闘機以外の機体を中心にご紹介します。


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