工作台の休日

模型のこと、乗り物のこと、ときどきほかのことも。

第7回池袋・鉄道模型芸術祭に行ってきました

2022年03月22日 | 鉄道・鉄道模型
 池袋の東京芸術劇場で開催中の鉄道模型芸術祭に行ってきました。こちらは第7回を数えるイベントとなり、毎回楽しみにしております。私がお邪魔したのは初日、3月20日でしたが、気になった展示を中心にいくつか写真をご紹介します。
ナローゲージジャンクションの展示から。

(子供の頃お世話になった西武山口線の客車)

(愉快なナローの機関車。こういう世界観、普段の自分の模型には無いので好きです)

(スチームトラムでしょうか。普段出会えない模型に出会えるのもこのイベントの楽しいところです)
「小さな架空鉄道風景」にあった地方私鉄の風景。「現在の」架空の地方私鉄を切り取って見せる車輌工作とシーナリーには脱帽です。

(融雪パイプで雪が溶かされ、茶色く汚れた道路を再現しているということで、雪国を旅した方ならお判りいただけるのではないでしょうか)
「麦レール」の展示から。「まつしろ交通」の大きなターミナル駅。こちらも架空の地方私鉄ですが、商業施設と併設のターミナルとか、確かにありますね。

「武蔵府中の鉄道立体」から。


こちらは実在の風景をレイアウトの中に取り込んでいるのが特徴です。車輌を走らせるためのシーナリーではなくて、シーナリーがあって、そこに合わせるように車輌が走っているという感じです。
「これがレイアウト」から。こちらも毎年おなじみのアメリカ型の漁港の風景です。


いつも見るたびに発見があります。
また、写真はありませんが同じくアメリカ型の「NGP Lake Side Electric Rail Road」もストラクチャーの配置等、空気感が秀逸でした。
「J-TRAK Society」より

こちらもおなじみ、ハイレベルなNゲージのセクションレイアウトですが、体育館でプロレスの熱戦が繰り広げられています。
スケールを重視した展示も、建物、車輌の縮尺など、スケールにこだわらず実物を上手にデフォルメをした展示もありましたが、そもそも線路配置等、スケール通りには小さくはできませんので、車輌なのか、建物なのか、何を優先させるのかというのが出てくるかと思います。スケール派もデフォルメ派も、そのあたりの折り合いの付け方や自分がそこで見せたいもの、表現したいものが何かをはっきりさせることが、大切なのではないかと思います。







 


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