前回「マエストラーレ通り」の番外編を書きます、と書きましたが、ちょっと写真が間に合わなかったので、先にこちらの記事をアップします。楽しみにしていた方(どれくらいいらっしゃるか分かりませんが)、ちょっとお待ちください。
東海道新幹線開業60周年という話は先日もいたしましたが、それにちなんだこんなものがあります、というのが今日のお話です。
タカラトミーのプラレールでは、東海道新幹線60周年企画として「0系新幹線ひかり号」と「超特急ひかり号」のセットを発売しました。
0系のひかり号の方は分かりますが、左側の赤い新幹線がきになりますよね。こちらは「超特急ひかり号」として当時発売された「赤い新幹線」で、それを復刻したものです。兄はプラレールでよく遊んでいたようで、私も子供の頃、赤い新幹線は見た覚えがあります。幼少期の兄がプラレールで遊ぶ姿も写真が残っています。ちなみにわざわざ赤と白にしたのは子供に受ける色使いだったから、ということだそうで、おおらかな時代だったということでしょう。窓回りに帯が入っていないというのは、試作車のA編成みたいです。
早速赤い方から見てまいりましょう。現代の新幹線の金型を使い、赤白に塗り分けたものですが、雰囲気は出ています。
そして、0系です。
よく見ると「ひかり号」のサボが印刷されていて、開業当初のイメージが再現されています。
真ん中の車輌は1等車(グリーン車)でしょうか。扉の枠の部分が金色になっています。芸が細かいですね。
後尾側です。
二つの編成を並べてみました。
また、乗車券を模したカードも入っています。
赤い方はともかく、0系ひかり号の方は印刷も繊細で、手荒な扱いには向かず、大人のコレクション向きに見えます。そういうわけでこのプラレールの車輌たちは子供の目に入らない場所にしまわれており、いつか走り出すときを待っています。