東京は桜の季節も過ぎ、暑くなったり一気に冷え込んだりといった天気が続いています。春ではありますがコロナ禍で遠出もままなりませんし、本業は忙しいし、花粉症が昔と違って4月になってからの方が症状が悪化しています。
出だしからネガティブなことばかりですが、それでもこんなことをして楽しんでいますというのが今日のテーマです。
水ぬるむ季節ということもあり、屋根のない開放感のある自動車の模型を作りたいなあということで、棚にあったものを引っ張り出して作ってみました。タミヤ1/24のロータス・スーパーセブンです。
キットをストレートに組んだだけですので、特別なことはしていません。1980年代にリリースされたキットではありますが、近年金属パーツなどがセットされて再販されまして、私も再販に喜んだ一人です。実車の紹介についてはあちこちでされていますのでここでは記しませんが、10代の頃タミヤのカタログでこの車を知ったときに「こういう車で遊べる大人っていいなあ」と大人がスポーツカーで遊ぶという世界にあこがれを感じました。自動車に関してはペーパードライバーですので、こういう車で遊ぶ、ということはできずにおりますが、模型の世界で再現すべく作ってみたわけです。
実物が癖の強い車だからでしょうか、キットの方も少々癖が強いです。いわゆる「ハコ車」ではありませんし、かと言ってフォーミュラカーでもなく、ということで、組み立ての方も慎重に進めていきました。実物の組み立てをしている感覚を味わえるように、という設計かとは思いますし、ほほう、ここがこうつながっているのね、とエンジンルームについては実車の構造もよく分かるのですが、おそらく今(2022年)、このキットが世に出たらもっと一体成型の箇所を増やしたり、組み立てやすさを主眼に置くような作りになっていたかと思います。模型誌でも指摘がありましたが、ボンネットとスカットル(フロントガラス、メーターなどがある部分)に隙間ができますので、気になる方はボンネットにプラ板などを貼って隙間ができないようにしてください。なお、今回は完全に素組みで、エンジンルーム内のパイピング等もしておりません。シートベルトはエッチングの金具とシールを組み合わせて作るようになっていますが、私の腕が未熟なため、上手くできていません。シールだとバックルに通したりするときに思わぬところにくっついてしまい(私の腕が伴わないだけですが)、どちらにしても透明ゴム系接着剤でシートなどに固着しますので、わざわざシールでなくとも・・・と思ってしまいました。また、シールを切り出した断面は白くなりますので、ベルトと同じ色に塗ってあげると目立たなくなります。
内装の赤茶色はキットの指示をMr.カラーに置きかえ、艦艇色と赤色を混ぜたものです。単体で見ると「本当にこんな色なのかな」と思いましたが、ボディカラーとしっくり合っているように思います。
ボディカラーはMr.カラー6番の緑色に「色の源」シアンを混ぜて、ブリティッシュグリーンを作っています。写真ではあまり分かりませんが、青みが少し強かったかなと思っています。
リアの「BP」のマークのみ、キットのオリジナルではなく、他のキットから連れてきたものです。
キットを作っていた時期がちょうど桜の季節で、近くの桜並木を散歩していたら、花が一輪路上に落ちていました。鳥がついばもうとしたのか、風で落ちてしまったのかは分かりませんが、この桜の花を使って押し花を作ってみようと思いました。紙でくるんで厚い本に2週間挟んで完成しましたが、台紙に貼り付けるのが難しく、花びらをバランスよく広げて糊付けというのがなかなかうまくいきませんでした。一枚目の写真の右下に少し写っていますが、人様に見ていただけるようなものにはなりませんでした。押し花は初めて作ったのではないかと思いますが、難しさも知った経験となりました。
スーパーセブンについてはこのロードカータイプだけではなく、クラブマン仕様も作っていますので、こちらは次回載せたいと思います。
さて、オープンタイプの自動車に桜の押し花と書きましたが、この季節ならではでこんなものを作って食べました。
あさりを使ったヴォンゴレの要領で、あさりの代わりにボイルしたホタルイカを使ったパスタ料理を作りました。旬のホタルイカをボイルしたものが売られていて、これで何かできないかなあと思って考え付いた一品です。なお、ホタルイカは目を取るなどの下ごしらえをしています。生トマトをざく切りにして軽く煮込みました。見た目は少々変わっておりますが、ホタルイカの味が染みて美味しい一皿となりました。
出だしからネガティブなことばかりですが、それでもこんなことをして楽しんでいますというのが今日のテーマです。
水ぬるむ季節ということもあり、屋根のない開放感のある自動車の模型を作りたいなあということで、棚にあったものを引っ張り出して作ってみました。タミヤ1/24のロータス・スーパーセブンです。
キットをストレートに組んだだけですので、特別なことはしていません。1980年代にリリースされたキットではありますが、近年金属パーツなどがセットされて再販されまして、私も再販に喜んだ一人です。実車の紹介についてはあちこちでされていますのでここでは記しませんが、10代の頃タミヤのカタログでこの車を知ったときに「こういう車で遊べる大人っていいなあ」と大人がスポーツカーで遊ぶという世界にあこがれを感じました。自動車に関してはペーパードライバーですので、こういう車で遊ぶ、ということはできずにおりますが、模型の世界で再現すべく作ってみたわけです。
実物が癖の強い車だからでしょうか、キットの方も少々癖が強いです。いわゆる「ハコ車」ではありませんし、かと言ってフォーミュラカーでもなく、ということで、組み立ての方も慎重に進めていきました。実物の組み立てをしている感覚を味わえるように、という設計かとは思いますし、ほほう、ここがこうつながっているのね、とエンジンルームについては実車の構造もよく分かるのですが、おそらく今(2022年)、このキットが世に出たらもっと一体成型の箇所を増やしたり、組み立てやすさを主眼に置くような作りになっていたかと思います。模型誌でも指摘がありましたが、ボンネットとスカットル(フロントガラス、メーターなどがある部分)に隙間ができますので、気になる方はボンネットにプラ板などを貼って隙間ができないようにしてください。なお、今回は完全に素組みで、エンジンルーム内のパイピング等もしておりません。シートベルトはエッチングの金具とシールを組み合わせて作るようになっていますが、私の腕が未熟なため、上手くできていません。シールだとバックルに通したりするときに思わぬところにくっついてしまい(私の腕が伴わないだけですが)、どちらにしても透明ゴム系接着剤でシートなどに固着しますので、わざわざシールでなくとも・・・と思ってしまいました。また、シールを切り出した断面は白くなりますので、ベルトと同じ色に塗ってあげると目立たなくなります。
内装の赤茶色はキットの指示をMr.カラーに置きかえ、艦艇色と赤色を混ぜたものです。単体で見ると「本当にこんな色なのかな」と思いましたが、ボディカラーとしっくり合っているように思います。
ボディカラーはMr.カラー6番の緑色に「色の源」シアンを混ぜて、ブリティッシュグリーンを作っています。写真ではあまり分かりませんが、青みが少し強かったかなと思っています。
リアの「BP」のマークのみ、キットのオリジナルではなく、他のキットから連れてきたものです。
キットを作っていた時期がちょうど桜の季節で、近くの桜並木を散歩していたら、花が一輪路上に落ちていました。鳥がついばもうとしたのか、風で落ちてしまったのかは分かりませんが、この桜の花を使って押し花を作ってみようと思いました。紙でくるんで厚い本に2週間挟んで完成しましたが、台紙に貼り付けるのが難しく、花びらをバランスよく広げて糊付けというのがなかなかうまくいきませんでした。一枚目の写真の右下に少し写っていますが、人様に見ていただけるようなものにはなりませんでした。押し花は初めて作ったのではないかと思いますが、難しさも知った経験となりました。
スーパーセブンについてはこのロードカータイプだけではなく、クラブマン仕様も作っていますので、こちらは次回載せたいと思います。
さて、オープンタイプの自動車に桜の押し花と書きましたが、この季節ならではでこんなものを作って食べました。
あさりを使ったヴォンゴレの要領で、あさりの代わりにボイルしたホタルイカを使ったパスタ料理を作りました。旬のホタルイカをボイルしたものが売られていて、これで何かできないかなあと思って考え付いた一品です。なお、ホタルイカは目を取るなどの下ごしらえをしています。生トマトをざく切りにして軽く煮込みました。見た目は少々変わっておりますが、ホタルイカの味が染みて美味しい一皿となりました。