このところの東京は暖かいを通り越して暑いくらいの天気になっていますね。今日は午前中に豚児を連れて西武新宿線を散歩しておりました。 高田馬場駅の一つ隣、下落合駅にはこのブログでときどきご紹介している古いレールが柱として使われています。所沢、本川越方面のホームにはこんなレールがあります。
BARROW STEEL Sec166 1894 N.T.K と刻印があります。これはイギリスのバーロウというメーカーのレールで1894(明治27)年製、日本鉄道向けのものと思われます。明治27年と言ってもピンとこないかもしれませんが、日清戦争の頃と言えばお分かりいただけるでしょうか。世界史だとドレフュス事件が起きたのもこの年です。日本では内閣制度、議会制度が始まり、旧憲法下での憲政がその歩みを始めた頃です。
バーロウからもう一つ
こちらも1894年製ではありますが、発注者をN.T.Kとすべきところ、Kの文字がキリル文字のようになっています(画像は180度回転)。
おなじみアメリカのカーネギーが「抱き合わせ」となっているのがこちら。
CARNEGIE 1905 ET IIIIII (逆さで見づらいですが)1905年6月製とあります。
イギリスからはもう一つ
BV & Co LD 1902 I .J. R (90度反転、OとDは小文字)
こちらはボルコウ・ボーンというメーカーのレールで、1902(明治35)年製、発注者は鉄道作業局(国有鉄道)です。
上屋を支えているレールにもありました(180度反転)。
このレールが「現役」だった時代を駆けたのは今私たちが「古典機」と呼ぶ蒸気機関車たちでした。機関車をはじめ車輌たちにしばし思いをはせるのでありました。
西武新宿線は2000系の2007F編成の引退が近いということでファンの姿も見かけております。私も写真を撮りました。
ターミナル駅の一つ隣に、こんな珍しいものもありますので、撮影のついでに覗いてみてはいかがでしょうか。日本の鉄道の歴史を再発見できるものが、沿線にはいくつもあります。
さて、散歩から戻った午後はスポーツ中継で興奮しておりました。千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が記録ずくめの完全試合を達成しましたね。同時刻に始まったF1の豪州GPの様子も気にしながら試合のCS放送を観ておりましたが、F1がチェッカーとなってからはちょうど野球の方が終盤ということで、ドキドキしながら大記録達成を見届けました。F1の方もフェラーリ復調でなかなか面白いシーズンとなっています。
BARROW STEEL Sec166 1894 N.T.K と刻印があります。これはイギリスのバーロウというメーカーのレールで1894(明治27)年製、日本鉄道向けのものと思われます。明治27年と言ってもピンとこないかもしれませんが、日清戦争の頃と言えばお分かりいただけるでしょうか。世界史だとドレフュス事件が起きたのもこの年です。日本では内閣制度、議会制度が始まり、旧憲法下での憲政がその歩みを始めた頃です。
バーロウからもう一つ
こちらも1894年製ではありますが、発注者をN.T.Kとすべきところ、Kの文字がキリル文字のようになっています(画像は180度回転)。
おなじみアメリカのカーネギーが「抱き合わせ」となっているのがこちら。
CARNEGIE 1905 ET IIIIII (逆さで見づらいですが)1905年6月製とあります。
イギリスからはもう一つ
BV & Co LD 1902 I .J. R (90度反転、OとDは小文字)
こちらはボルコウ・ボーンというメーカーのレールで、1902(明治35)年製、発注者は鉄道作業局(国有鉄道)です。
上屋を支えているレールにもありました(180度反転)。
このレールが「現役」だった時代を駆けたのは今私たちが「古典機」と呼ぶ蒸気機関車たちでした。機関車をはじめ車輌たちにしばし思いをはせるのでありました。
西武新宿線は2000系の2007F編成の引退が近いということでファンの姿も見かけております。私も写真を撮りました。
ターミナル駅の一つ隣に、こんな珍しいものもありますので、撮影のついでに覗いてみてはいかがでしょうか。日本の鉄道の歴史を再発見できるものが、沿線にはいくつもあります。
さて、散歩から戻った午後はスポーツ中継で興奮しておりました。千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が記録ずくめの完全試合を達成しましたね。同時刻に始まったF1の豪州GPの様子も気にしながら試合のCS放送を観ておりましたが、F1がチェッカーとなってからはちょうど野球の方が終盤ということで、ドキドキしながら大記録達成を見届けました。F1の方もフェラーリ復調でなかなか面白いシーズンとなっています。