毎日暑いですね。いつのまにか真夏というか、ジメジメした暑さなので体もまいっています。この暑さ、世界的な熱波らしく、心配なところです。せめて気分だけでもさわやかな南の島に、ということで以前ご紹介した車輌もも含めて、Nゲージの加工や塗り替えによる南の島の架空の鉄道を走る車輌をご紹介します。
太平洋上の小さな島、ここはセントなんちゃらという正式な国号もあるのですが、みんな愛称である「FRUITS ISLAND」と呼んでいます。日本ともアメリカとも友好的な国ではありますが、さきの大戦でもちょうど地理的に「重要ではない」とみなされたのか、戦火にさらされることもなく今に至っています。農漁業、そして観光が主な産業だそうです。
そんな島の唯一の港と首都(といっても小さな島ですから大きな町は首都しかない)、さらに島で唯一の空港を結ぶ鉄道が「FRUITS ISLAND RAILROAD」です。
この鉄道の一番大きな機関車がこちらのRS-3です。中古でKATOのRS-3を見かけました。箱からするとかなり古い感じがしました。ユニオンパシフィックの鮮やかな黄色い塗装でしたが、走りもまずまずでしたし、何より価格も新品を買って塗り替えるよりお得でしたので即決で買いました。
塗装はこの鉄道のイメージカラーであるガイアノーツのエメラルドグリーンとMr.カラーのサファリオレンジに塗り替えました。車体を動力から外し、窓ガラスやハンドルなども外した後に白の1000番のサーフェーサーを吹き、そのあとでオレンジ、エメラルドグリーンを吹きました。先に白のサーフェーサーを吹くことでオレンジの発色をよくしています。「FRUITS ISLAND」の文字は自作デカールによります。
以前もご紹介しましたが、島の石油会社「ISLAND OIL」所有のタンク車による輸送この機関車がよく使われているそうです。
今度は小さな有蓋貨車を牽引しています。
よく見るとお分かりかと思いますが、これらは日本型の二軸貨車たちです。結構昔にプリントゴッコを使ったデカールを試したくて作ったものもあります。
「ISLAND FRUITS 」、「Penguin's Beer」、「LEONE BANK」がそうです。ペンギンや獅子のイラストはヴェネツィア生まれ、在住の私の友人である活版工房のご主人の版から印刷したものを縮小コピーし、さらにプリントゴッコに製版したものです。「Islet coffee」のイラスト部分は手描きです。コーヒー豆に見えるかな?果物やビール、コーヒーなど、農産物や関連する製品を積み、港に、空港に向かうのでしょうか。銀行の貨車は現金輸送車なのでしょうか。一応、現金輸送車を連結する際はカブース(車掌車)も最後尾に連結するようです。
こちらの機関車だけは他の島から譲り受けた経緯などもあって、前の所属への敬意からか色は塗りなおしていません。もっとも、この塗装が似合うから、ということも理由としてはありそうです。昔懐かしい香港製のCタイプディーゼルですが、後年、再販されたものを使用しています。たしかこちらも随分前にJAMの会場で購入したような・・・。
ノスタルジック鉄道コレクションのご紹介の時にも出てきた二軸ディーゼル機関車とカブースです。カブースの方はジャンク品で、おそらくアリイが出していたアメリカ型の製品ではないかと思われます。もともと窓ガラスなどもないようですので、GMキットの残りから窓セルを切り出して貼り付けました。こちらもサーフェーサー吹き→オレンジ、エメラルドグリーンに塗装しています。
貨車もけん引しています。
機関車はいずれもややオーバーなウェザリングを施し、ちょっとくたびれた感じを出してみました。ところでこの鉄道、貨物輸送がメインのようですが、その昔はSLがオープンデッキの小さな客車を牽いていたようですし、車庫の中にバッド社のRDCの影響を受けたようなディーゼルカーがいるようです。今回はそこまでご紹介できませんでしたが、またこの小さな島の話、続きができたらなと思います。
暑い日が続きますが、皆様もご自愛ください。
太平洋上の小さな島、ここはセントなんちゃらという正式な国号もあるのですが、みんな愛称である「FRUITS ISLAND」と呼んでいます。日本ともアメリカとも友好的な国ではありますが、さきの大戦でもちょうど地理的に「重要ではない」とみなされたのか、戦火にさらされることもなく今に至っています。農漁業、そして観光が主な産業だそうです。
そんな島の唯一の港と首都(といっても小さな島ですから大きな町は首都しかない)、さらに島で唯一の空港を結ぶ鉄道が「FRUITS ISLAND RAILROAD」です。
この鉄道の一番大きな機関車がこちらのRS-3です。中古でKATOのRS-3を見かけました。箱からするとかなり古い感じがしました。ユニオンパシフィックの鮮やかな黄色い塗装でしたが、走りもまずまずでしたし、何より価格も新品を買って塗り替えるよりお得でしたので即決で買いました。
塗装はこの鉄道のイメージカラーであるガイアノーツのエメラルドグリーンとMr.カラーのサファリオレンジに塗り替えました。車体を動力から外し、窓ガラスやハンドルなども外した後に白の1000番のサーフェーサーを吹き、そのあとでオレンジ、エメラルドグリーンを吹きました。先に白のサーフェーサーを吹くことでオレンジの発色をよくしています。「FRUITS ISLAND」の文字は自作デカールによります。
以前もご紹介しましたが、島の石油会社「ISLAND OIL」所有のタンク車による輸送この機関車がよく使われているそうです。
今度は小さな有蓋貨車を牽引しています。
よく見るとお分かりかと思いますが、これらは日本型の二軸貨車たちです。結構昔にプリントゴッコを使ったデカールを試したくて作ったものもあります。
「ISLAND FRUITS 」、「Penguin's Beer」、「LEONE BANK」がそうです。ペンギンや獅子のイラストはヴェネツィア生まれ、在住の私の友人である活版工房のご主人の版から印刷したものを縮小コピーし、さらにプリントゴッコに製版したものです。「Islet coffee」のイラスト部分は手描きです。コーヒー豆に見えるかな?果物やビール、コーヒーなど、農産物や関連する製品を積み、港に、空港に向かうのでしょうか。銀行の貨車は現金輸送車なのでしょうか。一応、現金輸送車を連結する際はカブース(車掌車)も最後尾に連結するようです。
こちらの機関車だけは他の島から譲り受けた経緯などもあって、前の所属への敬意からか色は塗りなおしていません。もっとも、この塗装が似合うから、ということも理由としてはありそうです。昔懐かしい香港製のCタイプディーゼルですが、後年、再販されたものを使用しています。たしかこちらも随分前にJAMの会場で購入したような・・・。
ノスタルジック鉄道コレクションのご紹介の時にも出てきた二軸ディーゼル機関車とカブースです。カブースの方はジャンク品で、おそらくアリイが出していたアメリカ型の製品ではないかと思われます。もともと窓ガラスなどもないようですので、GMキットの残りから窓セルを切り出して貼り付けました。こちらもサーフェーサー吹き→オレンジ、エメラルドグリーンに塗装しています。
貨車もけん引しています。
機関車はいずれもややオーバーなウェザリングを施し、ちょっとくたびれた感じを出してみました。ところでこの鉄道、貨物輸送がメインのようですが、その昔はSLがオープンデッキの小さな客車を牽いていたようですし、車庫の中にバッド社のRDCの影響を受けたようなディーゼルカーがいるようです。今回はそこまでご紹介できませんでしたが、またこの小さな島の話、続きができたらなと思います。
暑い日が続きますが、皆様もご自愛ください。