工作台の休日

模型のこと、乗り物のこと、ときどきほかのことも。

辰年なのでドラゴンのプレイモービルで

2024年01月08日 | 玩具道楽
 恒例の干支にちなんだ玩具道楽。辰年ということで龍=ドラゴンのプレイモービルをご紹介です。
 私が持っているのはこちら、1995年発売のマジックシリーズ中の品番3840ドラゴンです。

 
 中に入っているのは緑色のドラゴンと馬に乗り、王冠を被った王様です。


 東洋だけでなく、西洋でも古くから龍を題材にした伝説が多くあります。絵画でも「聖ジョージの龍退治」というのはモチーフにされています。
改めてドラゴンをみてみましょう。プレイモービルでは初期の頃から騎士のシリーズなどもありましたが、騎士につきもののドラゴンはこれが最初の製品化だったようです。鎖でつながれているので首、左右の腕(というか翼か)の自由度があまりありません。


 王様はチョビ髭姿。あまり勇敢な感じがしません。


箱のサイドにはドラゴンにくわえられて王様が絶体絶命のピンチのところに馬が捨て身の一撃、というシーンが出ています。


様になりそうな決闘シーンを再現していただきました。


ついでにこちらも。元ネタは12年前にボツにした年賀状の絵柄ですが、今回やってみたくて再びいろいろな方にご登場願いました。

「はいはーい、免許証見せてくださーい」とお巡りさんに止められたのは以前発売されていたスペシャル・品番4643「勇敢な王子」です。「どれどれ、ドラゴン(有翼)は8tまでに限る。はい、ありがとうございます」ってドラゴンに免許証が必要なのかは置いておいて。後ろの建物は品番4400の郵便局ですが、組んでしまうと置き場所に困るのでバラバラの状態で保管しています。このため今回使ったのも入り口付近のごく一部です。よく見ると日本の赤い郵便ポストがありますが、もちろんこれは製品には入っていません。カプセルトイか何かだと思います。
 右奥のパトカーはイタリア国家警察仕様のアルファロメオで、以前ご紹介したカラビニエリのパトカーの色違い、ブラーゴ1/24です。
 無事にチェックが済んで、いざ出発。


 それから数年後・・・

「はいはーい、そこの300SL、止まってくださーい」、「ドラゴンの次はメルセデスベンツ300SLとは、さすが王子様、羽振りがいいねえ」と周囲が噂しているかはともかく、こちらに乗り換えたようです。

 この緑色のドラゴン、その後は色違いも出ていて、赤いドラゴンがありました。中世のお城のシリーズで「悪役キャラ」として出てきます。後年、新しいスタイル、デザインのドラゴンが発売されるようになりました。中には児童文学をベースにした「ヒックとドラゴン」というアニメシリーズとのタイアップもありました。ドラゴンそのものではありませんが、中世の騎士のシリーズの中には盾や兜に龍をあしらったものも出ています。
 
 いつも不思議に思いますが、ドラゴンというのは伝説上の生き物ですが、洋の東西を問わず物語や伝承、民話に出てきたりしています。人類と恐竜に接点はありませんので、昔の人は化石を見ながら過去に思いを巡らせたか、それとも哺乳類のDNAにこういった伝説の動物に対する畏怖の念があるのでしょうか。

海に目を向ければ、タツノオトシゴなどもプレイモービルのセットの中の小物として入っています。タツノオトシゴで思い出しましたが、本題から話がずれてしまい恐縮ですが、こんな話題も。タツノオトシゴとは種も違うシードラゴンという海の生き物がいます。以前、NHK-BSのワールドニュース(世界各国のニュースを同時通訳付きで流している番組です)で放送時間が残るとシードラゴンが海の中を泳いでいる映像がa-haの大ヒット曲「Take on me」をバックに流れておりました。あれ以来、a-haのあの曲を聴くとシードラゴンが結びついてしまいます。



 










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年末あれこれ・・・てっぱくの後は、こちらにも

2024年01月07日 | 自動車、モータースポーツ
 昨年末のブログで鉄道博物館を訪れた話を書きましたが、そのあとはこちらも訪問しました。青山にありますホンダのウェルカムプラザです。ちょうど年内の開館がこのあたりまでで、タイトルを獲得したマシンなど(ショーカー含む)が展示されていました。
 なお、年明けからは展示が変わっていると思いますので、あくまでも参考程度にご覧ください。
 レッドブルのF1マシン。フェルスタッペン、本当に強かったですね。


 色も形も似ていますがこちらは国内のスーパーフォーミュラのマシン。野尻、ローソンの二人です。ローソンは昨季F1デビューを果たしました。


 角田裕毅のスペシャルヘルメット(ラスベガスGP用)

 そのラスベガスではガンダムとコラボしていました。それをあしらった展示となっていました。

アルファタウリ柄のガンダム、なかなかかっこいいです。普段ガンプラは作らない私ですが、これなら欲しくなる・・・と言いたいところですが製品化は無いとか。

NSXはモックアップモデルだそうです。


シビックTYPE-R


もちろん二輪関係も。8耐優勝車をはじめ、いくつも展示されていました。



このマシン、またがって写真が撮れるようになっていしまた。コーナリングするライダーになれますね。


もともとこの展示、12月中旬に家人が豚児を連れて見に行っています。豚児も初めて見るレーシングマシンに大満足だったようで、その日は買ってもらったHOTWHEELのミニカーで遊んでおりました。




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T-SQUAREの年末ライブのことなど・・・年末あれこれ

2024年01月05日 | ときどき音楽
 12月はT-SQUAREの年末ライブの季節でもありまして、恒例の神戸、東京での公演がありました。神戸はメンバーを変えながらの公演で配信もされていました。私が参加したのは大晦日の東京公演のみでありますが、記憶が薄れないうちに書いてまいります。一応、曲目をメモしながら聴いていたのですが、違っているところがございましたらご寛恕ください。

 当日のメンバーですが、管楽器は伊東たけし、本田雅人、宮崎隆睦の三人がそろい踏みという豪華なものでした。またキーボードも松本圭司、白井アキトのツインということで、こちらも期待大です。ドラムは坂東慧、ギターは外園一馬、ベースは田中晋吾の各氏が務めました。坂東さんは正式メンバーですが、長くサポートされている田中さん、そして外園さんのギターも楽しみです。途中のMCで伊東さん「カルディ伊東」と名乗っていましたが、ズボン(イッセイ・ミヤケなのでパンツと書くべきか)の柄がカルディの紙袋みたい、と言われたことが理由のようで、客席からカルディの紙袋が手渡されていましたが、確かに色づかいが似ています。
 宮崎さんはピンク系のパンツということで、伊東さんから「林家パー子」と呼ばれ、宮崎さんもステージでスマホを伊東さんに向けて返していましたが、本人は「ユッコ・ミヤー」と名乗っていました。もちろん女性サックスの「ユッコ・ミラー」をもじってのものです。
 1曲目はメンバー全員で「MORNING STAR」です。ライブで聴いたのは久々なのですが、1989年発表で大学生の頃にリアルタイムで聴いていた曲ですので懐かしい&。気持ちが上がります。続いては「DAN SA CHABRE」ということでこちらは1988年ですから懐かしいですね。珍しくお客さんが立ち上がる感じではなかったので、恒例のジャンプはありませんでしたが・・・。
 ここでMCをはさんで管楽器は宮崎さん一人となり「ÇA ET LA」ということでまさに「宮崎・松本期」の曲でした。この曲、お洒落で好きなんです。SAXも宮崎さんがしっくりくる曲です。さらに「SWEET AND GENTLE」とこの時代の曲が続きました。松本さんがシタールで参加、宮崎、松本期のスクエアは当時の印象ですと新しいことを模索しているうちにバンドの方向性が固まらないうちに過ぎてしまったという感じがありますが、今聴くと古さを感じさせないところがあり、あれから25年近く経っていますので、時間が楽曲の魅力を高めてくれたということなのでしょう。個人的にも当時つきあっていた女性とこの時期はよく音楽聴きに行ったなあ、とかあるのですが。
 続いてシタールつながりで今年のアルバムから「海の見える坂道で」が演奏されました。再び宮崎・松本期に戻って「MAKE IT STONED」です。こういうちょっとやんちゃな曲も書けるところがメインコンポーザーと呼ばれた安藤さんの凄いところ。伊東さんと宮崎さん二人のサックスで盛り上がります。途中「TEXAS KID」のフレーズが入ったり、ライブならではの楽しさです。そして外園さんのギターが個人的には圧巻でした。久々に頭ふりふりしちゃったほどです(曲のテンポはそれほど激しくないけど)。外園さんのX(旧Twitter)によれば大晦日はお客さんのエネルギーが凄くて、自ずと演奏もヒートアップされていたとのこと。直前の24日まで矢沢永吉さんのツアーに参加されていたそうですが、ロックなところに火が付いたような演奏でした。
 管楽器が本田さんになって「TRAFFIC JAM」に。オリジナルよりもテンポが速く、これは演奏する側も大変そうです。そして「CIAO!!!」と本田期の難曲代表曲が続きます。「CIAO!!!」は45周年でもビッグバンド形式で演奏がありましたが、こちらの方がよりオリジナルに近い感じで良かったです。
 そして伊東さん、本田さんの二人で「SUNNYSIDE CRUISE」に。作曲された須藤満さんが以前話していましたが、日本から欧州に向けてのフライトでずっと太陽を追いかけているようにロシア上空を飛んでいる感じだった、ということで書かれた曲で、大晦日でも触れられていましたがなぜか韓国公演で大人気だそう(宝島、TRUTHより人気らしい)。続いて二人の「MEGALITH」へ。本田さんの再びの参加で演奏される機会が増えた「MEGALITH」ですが、メンバーのオーディションの話も出ておりますし、このメンバーでの演奏もなかなか聴けないかもしれませんから、目と耳に焼き付けました。
 ライブも終盤、管楽器が3人揃って「MYSTIC ISLAND」です。以前、夏にお勧めと書いたアルバム「Paradise」のオープニングナンバーです。続いて宮崎さん時代の代表曲「SCRAMBLING」です。ライブの選曲は坂東さんらしいですが、盛り上がる曲を持ってきました。そしてラストは「TRUTH」です。この日に持参した45周年の手ぬぐいを振り回しておりました(白井アキトさんもステージで振り回してましたが)。いい歳したおっさんが恥ずかしいことをしてますが、年の最後ということでご勘弁を。
 アンコールは伊東さんのサックスで「TWILIGHT IN UPPER WEST」。アルバム「TRUTH」を締めくくる美しいバラードです。このアルバム、私が高校生のときに発売されておりまして、前日にクラス会で久々に当時の担任とクラスメイト達に会っていましたから、この曲を聴いて当時のことを思い返したり・・・。
 アンコール2曲目「LITTLE MERMAID」で〆でございます。こちらもライブで大いに盛り上がる曲です。1981年発表ですのでスクエア初期の楽曲ですが、この曲をライブで聴くと本当に楽しい気分になり、こぶしを突き上げ、指をさし、と客席の私たちも大はしゃぎです。
 大晦日としては珍しく「JAPANESE SOUL BROTHERS」や「宝島」、「OMENS OF LOVE」の無いライブでしたが、とても盛り上がりました。2022年の大晦日に比べると時間的にはコンパクトになった年末ライブでしたが、その分早く帰宅してゆっくりご飯を楽しみました。

こちらが私が客席で振り回していた手ぬぐいです。




 


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令和6年のはじまりに

2024年01月02日 | 日記
 みなさま、あけまして・・・と書き出すはずが、元日から能登半島を中心として大きな地震に見舞われております。被災された方には心からお見舞い申し上げますとともに、これ以上被害が拡大しないよう、お祈り申し上げます。こちらもお正月気分という感じにはなれない新年の始まりではありますが、あらためて非常時の食料、物資などを確認した次第です。新年に予定の記事は、別稿でご紹介します。

と、ここまで書いてアップした後で羽田空港での日航機と海保機の衝突・炎上事故の様子が入ってきました。日航の説明では旅客機側の乗客・乗員全員の脱出を伝えていますが、海保機で亡くなった方もいると聞いています。大きなA-350が炎上する様子はかなりショッキングでしたし、映像では機首をこすりながら滑走しているように見えましたので前脚のトラブルかと思いましたが、衝突ということで報道では海保機も旅客機として使用されるボンバルディア機ですからそれなりの大きさです。新潟まで地震関連の物資輸送を行う予定だったということで、ますます心が痛みます。日本のメディアだけでなく20:30現在、BBCでもこのニュースを臨時で伝えており、日本のテレビ局の映像と独自と思われる空港の映像の双方を映しています。どのような状況で事故が発生したのかは今後解明されると思いますが、年の初めからつらいことばかりです。

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