MA by So Shi Te 

南青山のインテリアショップ MA by So Shi Te のブログです!
毎日の出来事を綴らせていただきます。

原惣右エ門 蝋型鋳金 Ginjyo お猪口

2019-09-27 19:12:45 | 商品
朝晩は大分涼しくなってきましたね。
  もう9月もあと残り僅かとなりました。

 明日はラグビーの日本とアイルランド戦です。
  アイルランドは強敵!
   かなり厳しい試合になることが予想されていますが、 
   是非とも頑張っていただきたいですね。

 と言うワタクシ、
  あまりラグビーは知らなくて
  どちらかと言うと興味が無い方なんですが、
  ニュージーランドのラグビー好きの友人にちょくちょくラグビーワールドカップがそろそろ始まるね、
   始まったね、明日はどこどこのゲームだねとかメールが届いているうちに
   なんだか自分も興味が沸いてきてしまいましてねw。
   
 先週の日曜日は六本木のブリティッシュパブに試合観戦に行ってしまいましたw。
  イギリスとトンガ戦。
  いや~面白かったw。

 ラグビーってルールがややこしいからよく分からないけれど、
  でも激しいスポーツで人と人のぶつかり合い。
  観ていて迫力がありますね。
   明日もまたあの人からメールがあるのかな?!w
   観なかったと言ったら怒られそうw。


 さて本日ご紹介をさせていただくのは
  弊店ではお馴染みの新潟県の工芸 原惣右エ門さんの蝋型鋳金お猪口の新作のご紹介です♪
  
 
 蝋型鋳金とは、
  蝋で原型を作ってから専用の土で覆い数日掛けて乾燥させます。

 乾燥させた後は炭火で焼いて蝋の原型を溶かして出します。
 

 そうしてできた型に高温に溶けた金属を流し込みます。
 

 冷まして固まった物を型を崩して取り出します。
  そう、原型も型も全てその都度無くなってしまうので大変手間のかかる工法なのです。

 でも蝋型で作る鋳物は繊細で柔らかな表現ができるのが特徴で、
  その特性を生かした物作りがされています。

 取り出して冷めたものをその後磨いて形を整えます。

 そしてまだ次の工程があるのですが、

 

 形が崩れる寸前まで熱して酸化皮膜を定着させる技法で色を付けていきます。

 そうして生まれた自然な皮膜は色が均一ではなく、
  自然な模様となって現れより奥深い作品に仕上がるのです。

 

 こちらの面取りお猪口は
  表面が多面体になった半球状の物で、 
  黒く見えるけれどうっすら茶色であり、
   そして観る角度によって色が変わります。

 

 内側は漆でコーティングして、
  滑らかに仕上げています。

 

 裏面には作者の印が刻まれていますね。

 

 弊店で彼の作品を買ってくださるのは殆どが外国の方。
  
 手間もかかるので正直言って高いです。
  それでもその真価を見抜いて買ってくださるのは有難く、そして嬉しいです。

 こちらのお猪口も17,000円+税

 どんな方が買ってくださるのか、
  今から楽しみです。


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