MA by So Shi Te 

南青山のインテリアショップ MA by So Shi Te のブログです!
毎日の出来事を綴らせていただきます。

Blind ~目の見えないということ~

2008-06-24 00:49:48 | Personal
大変ありがたいことに、
 自分は目だって体が不自由なところはありません。
 父親似で 肌が昔から弱いので、
  良く肌にできものができたり、かゆくなったり。
   塗り薬をこまめに塗ったり、結構面倒。

しかし 目が見えなかったり、耳が聞こえなかったり、
 足が不自由だったり、そのようなことはありません。

目が見えないって、想像以上に不自由なことがあるでしょう。
 ちょっと目を閉じて道を歩こうならば、
  恐くて直ぐに目を開けたくなります。

今朝、稀にお会いする盲目の方を見かけました。
 浅草の方から乗っているのでしょうか、
  上野から自分が乗るときには既に座っています。

年始にお休みをいただいたとき、
 北千住へお買い物へ行ったのですね。
  偶然この方を駅ビルで見かけました。
   盲目の女性と一緒でした。
    盲目の彼が、盲目の女性を先導するように、
     女性が彼の肩に手をかけて、
      引っ張ってあげています。

数ヵ月後、
 彼を銀座線で見かけました。
  同じ女性と一緒。
   下車をするときに、やはり彼が彼女を先導してあげています。
    立場は同じなのに、優しい人なんだなぁっと思いました。
     お顔もとても優しい顔をされています。

今日、銀座線で再び彼を見かけました。
 今日は一人で座っていました。
  その内彼の隣の席が空いたので、
   隣に自分が座りました。

自分も気が付いたら目を閉じて意識が遠のいている状態。
 ふと起きると新橋あたりを通過。

隣にはまだあの盲目の方がいます。
 あれ?!?! 確かこの人 自分の駅である外苑前より前に下りたような?!?!
  声をかけてみようかどうしようか?!?!
   でも見ず知らずの人から「あなたの駅はもっと前ですよね?」
   っと言われたらドキッとするだろうし、  
    間違いだったら恥ずかしいよなぁ~ なんて考えていたら、
     赤坂見附で彼が がばっ!っと起き、急ぎ足でホームに下りました。
      あの棒をカツカツ振り回しながら。

彼の目的の駅は赤坂見付ではないはず!!
 柱などにぶつかりながら、階段を探っているのが走り出した電車から見えました。
  ごめんなさい。。。。 勇気を出してもっと早く起こしてあげればよかった。。。。心配だったら、一緒に降りて乗り換えのホームまで「見える」自分が連れてってあげれば、どれだけ彼にとって楽だったことか。。。

恐らく彼であれば問題なく目的地に辿り付けるはず。 
 でも気づいていて親切ができなかった自分が情けなかった。

でも何処の駅で降りるんだっけか?!?!
 神田だったような、日本橋であったような?!?!
  今度機会があれば注意深く見ておこう。


   
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