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道東ネイチャー旅Ⅲ 羅臼のシャチウォッチング&知床半島

2024年06月28日 | 旅行

 

 

2日目は午前も午後も海上予定・・・

お天気は上々ですからホッとして宿からお出かけです

 

いまごろですが 道東の地図です

 

そして観光船のルート地図は

午前中は知床半島を先端まで巡りながら

半島の景勝を愛で生息するヒグマなどを観察・撮影しようというもので

温泉マークのところから出て知床岬までを往復し

 

午後は待ち望んでいたシャチクルーズ!

羅臼から出て根室海峡を大きく広い範囲で探し回ります

 

シャチウォッチングクルーズの各社観光船は午前と午後の一日2回開催されています

それぞれ2時間半ぐらいです

私たちはシャチがみたいと道東行きを決めましたので

この日の午後翌日の午前と2回の乗船予約を入れてくれました

 

自然のことですから 必ず見られるという保証はありませんし

あの≪知床の事故≫があってからはちょっとの海況変化でも

出航自体が見合わせになることが多いらしいので

日を変えて2回の予約を入れてくれたのです

 

結果 2回のクルーズ両方共に見られて嬉しかったので

シャチのお話から先にしちゃいますね♪

 

1回目の午後のクルーズでは

その日午前のクルーズでシャチをみつけた辺りを目指したので

比較的早い段階でみつかりました

 

 

国後島との境界線ぎりぎりまで探しに行ったりします

 

国後島は道東の陸地のどのあたりで見ても間近に見えて

本当に近いのだと実感させられます

関東の人間の感覚でいうと

神奈川から見る房総半島のような近さに感じるほどです

 

 

知床半島の遊覧船の時はよく晴れていたのに

午後のシャチ出発の時になったら霧が濃くなってきました

 

あっという間に港内もこの通り

 

港外に出た海上も同じで 後方からくる観光船はぼやけているし

知床半島も霧の中

羅臼岳などの知床の山々も霧に包まれて海に浮かんだ感じが

蜃気楼のようでロマンチックだと思いました(´艸`*)

 

この羅臼辺りは晴れたと思ったらすぐ濃霧に包まれたりと

目まぐるしく変わる土地なのだと感じます

 

シャチは写真が上手く撮れなかったので

動画でも撮ってみました

2度クルーズ乗船してますが 1本に短く編集してあります

 

お腹出しの背面泳ぎをしたり

船の下を潜り抜けたり

尾びれを海面に叩きつけたりと迫力でした

 

北海道羅臼のシャチウォッチング

 

野生のシャチが間近で見られるというのは

世界でも珍しいとのことで

研究者も多数訪れたりしているらしいです

  お腹をみせて泳いで遊ぶシャチ

 

研究者だけではなくて写真愛好家の外国人も多く

この日もたくさんの外国人観光客が乗っていました 

 

贅沢なことをいうとね

実はこの数日後に白いシャチが現れたというのです ↓

 

幻の「白いシャチ」2頭現れる 北海道【知ってもっと】【グッド!モーニング】(2024年6月18日)

 

 

羅臼沖で白いシャチ2頭 ことしも確認 3年前と同じ個体か|NHK 北海道のニュース

【NHK】世界自然遺産・知床の羅臼町の沖合で、体の色が白いシャチ2頭が泳いでる姿がことしも確認されました。地元の観光船業者・知床ネイチャークルー…

NHK NEWS WEB

 

 

残念で仕方ないわぁ~~!!(>_<)

 

 

 

さて話は戻って同日の午後のシャチクルーズの前に行った

午前中の知床観光船のお話です

 

大きな観光船では海岸に近づくことができないので

小型漁船の乗合船(観光船として運航している)を利用することに。。。

ここから出ます(;^ω^)

この先に道路はありません

 

道路のどん詰まりにある小さな港の前の観光船事務所

 

こんな小さなボート漁船でした

 

知床半島の羅臼側は最高気温は10度台で

すぐ霧がかかったりしますし、うねりで波をかぶったりしますので

この船は合羽必携ですね

 

6月も半ばですが 

海上は余計に寒いですっ!!!(笑)

私は厚手のゴアテックスマウンテンパーカーの内側に

ライトダウンベストを着込み

使い捨てカイロを背中に入れて乗り込みました

 

波も立たず陽も射していて穏やかな日でラッキーしたが

それでもしばらくすると寒さが・・・

 

でもこの小型船は普通の観光船と違って海岸線に寄れるので

写真を撮りたい人にはいいかもしれません

寒いけど・・・💦💦

そして波や風対策をしていれば・・・です(苦笑)

 

私は超ラッキーな天候でしたから良かったですが

ちょっとでも条件が違ったら・・^^;

波しぶきを被って凍える指でも撮りたいほどのマニアではないので

遠慮するかも・・です

 

でも素晴らしい知床の景色は感動ものでした

写真は下手だけどね(笑)

 

「知床」とはアイヌ語の「シリエトク」・・大地の果てという意味からきています

 

車の通れる道はないけど

番屋はまだまだ先まであります

 

これはあの有名なTVドラマ”北の宿から”のロケ地

”純の番屋”に使われたものだとか・・

これを模した飲食店がもっと町に近いところにあって

人気らしいですが

あくまでも本物はまだここにあります

 

・・・って実は私はこのドラマを見ていません

ドラマやアニメはあまり見てなくてよく知らないんですよ(;^ω^)

 

有名なドラマだから名前や俳優さんたちの名前はそこそこ知っていますけどね

 

 

番屋はたくさんあってずっと続いていました

電柱はここが最北端そうです(この辺りってどの辺りなのW)

 

電気が通っているのはここまで!

あとは電線はないので昔ならランプ

今は自家発電でもしているのでしょうか・・・

 

 

途中では

またまたエゾシカ

分かりにくいですが中央の樹に根元に2頭いますね

 

カモメなどに混じってオジロワシも飛んでいました

 

男滝と女滝

遠目で見ると緩やかで短くみえますが

左が男滝 右が女滝

 

落差は男滝80m 

女滝120mあるそうです

華厳の滝が97mですから 

この滝を近くで見たらなかなかの迫力なのでしょう!

 

なかなか見に行けないところです 参考までに↓

 

日本の滝を訪ねて 第108回  知床・男滝、女滝

日本の滝を訪ねて  第108回  知床・男滝、女滝  〔北海道〕 女滝 落差は120m位はあろう天から淑やかに落ちる様は女の色気そのもの    知床・男滝  ...

 

 

 

知床の岬が見えてきました

 

念仏岩

 

先端近くにまで番屋がありました!

すごい!!

赤岩地区というところで知床最古の番屋だそうです

 

 

その近くの少し平らな所ペキンノ鼻の鳥居

中央を更にズームすると鳥居が見えます

いろいろと言われのあるペキンノ鼻 

鎮魂と航海の安全祈願のためのポツンと一軒家ならぬ”ポツンと鳥居”です

 

 

知床岬灯台

知床国立公園の特別保護区にあって

観光船などで海上からしか見ることができません

岩の上に建っているとは思いませんでした

 

 

この半島に500頭ほど密集生息しているヒグマが

いつもなら結構海岸に出ているのが見られて

いい写真も撮れるらしいのですが

この日見られたのは帰りがけにたった1頭だけ

それもかなり海岸に近寄ってもこのくらいでした

夫の400mmでもね

 

でもそれもこの小さなボートだからこそなのです

操船もなかなか巧みでしたし

少し大きな観光船などでは

あの滝にも景勝の岩などにも近寄れないのですから。。。

寒いけど・・・(笑)💦

 

ヒグマは民家の方に行っちゃったのかしらん?!

エサになるものが豊富で容易に手に入るものね・・・

 

いま各地で問題になってますね

 

帰港直前になって霧が出始めました

空は晴れてるのに・・・

同じ知床半島でも東側の羅臼と西側のウトロとでは

気温・日照時間・降雨量も全く違うのだそうです

参考 ↓

羅臼ブログ第2回 ウトロと羅臼の違い|知床財団

 

 

羅臼と斜里、2つの町で知る「ほんとうの知床」 〜知床峠を越えてゆけ〜 - 知床ねむろマガジン【公式】

「ああ、ここから先は異世界だ」 私の住む斜里町と羅臼町を結ぶ大動脈「知床横断道路」の中間地点、知床峠を越えると

知床ねむろマガジン【公式】 - 北海道 知床ねむろの丁寧な営みと丁寧な旅が巡り合うウェブマガジン

 

 

 

どれだけお天気運がよかったのでしょうか!!!

 

 

      つづきます・・・・

 


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