ビールを飲みながら考えてみた…

日常の中でふっと感じたことを、テーマもなく、つれづれなるままに断片を切り取っていく作業です。

やれやれだ

2008年07月10日 | Weblog
今、サービスを作る側にいて周りの人間を見回して思うことは、特定のサービスだけをずっと見続けているとろくな結果にならないな、ということだ。もちろんこれは全ての人がそうだというわけではない。ただ見てみてほしい。あなたの周りにも現状に縛られすぎて新しいものを受け入れることの出来ない人がいるのではないか。

直接お客さんを相手にする営業の場合、話はもっと単純だ。どんなに正しい分析をしようが売り上げが立たなければ「できない」奴だし、どんなやり方だろうが売れればOKだ。間違っては困る、そうは言っても、お客さんも甘くもないし、同じ商品やサービスを同じやり方で売り続けられるとしたら、それは凄いことなのだ。

しかし現実にはお客さんを取り巻く環境は変化し、要望やニーズも変わり続ける。そんな中でモノやサービスを売り続けるということは、営業マン自身も変化・適応しつづけることに他ならない。

こんな当たり前のことが、直接お客さんと触れ合うことがなく、社内にとどまり1つのサービスだけを見ていたりすると出来なくなる。新しい感性に触れることを忘れ、固定観念や決まった思考様式に縛られ、新しい可能性や飛躍の機会を失ってしまう。サービスが停滞する。

まったくヤレヤレだ。

こうした連中と新しいものを検討していくことになったとしたら、どのような対応が可能だろう。

1)危機感をあおるような数字を見せ現実を直視させる
2)粘り強く納得するまで話し合う
3)上司に訴えかけ業務としてやるべきことをやってもらう
4)殴る
5)無視して勝手に進める

まぁ、気分的には4)だとしても(苦笑)、さすがにまっとうな社会人としてはその選択肢は難しい。かといって1)や2)を選択するほど心が広くないし、3)は後後面倒そうだ。

というわけで、個人的には5)の選択肢を選ぶことが多いんだけど、どうやら今回ばかりはそうもいかないようだ。

事務局などという、わけのわからないことをやらされて、直接サービス設計するポジションから切り放されてしまった。しかも相手は思考が硬直化した連中だったりする。

あらら。彼等にどうやって新しいものを生み出してもらえというのやら。

まったくヤレヤレだ。

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