いまさら会社に「絶望」以外の何かを期待したりはしていないのだけれど、それでもこちらの予想を裏切るくらいひどい話というものがある。「無責任」というにもほどがあるというか、もしかして「悪意ある?」と聞きたくなるような話。
ネットでサービス提供していく上で、一番困るのが利用者の顔が見えにくいこと。例えばリアルな店舗や営業職であれば常にお客さんと接することもあり、お客さんが何を望んでいるのか、あるいは商品やサービスに対してどんな反応を示すか、本音は何か、といったことが見えてくる。
しかしネットでのサービスとなると、Logの結果やユーザーの行動履歴、あるいはコンタクトセンターへの問い合わせなど間接的な形で知ることが中心となる。
本来は、だからといってサービスや商品を作り上げていく上で「お客さん」が満足いくものを提供するという点においては差はないはずなのだが、ネットサービスでは「永遠のβ版」という、ある意味、都合のいい言葉が囃し立てられていることもあり、何となく「完成型」でなくてもいいような風潮が(少なくともうちの会社では)ある。
その結果なのか、僕のようなそもそもソリューションビジネスの営業を経験していた人間からすると、ネットサービスで育ってきた技術者などを見ていると「納期」や「欲求水準」「コスト意識」についてはかなり甘い気がする。とりあえずリリースして順次直していけばいい的な意識が見受けられるのだ。
先日も、社内に新サービスに向けての投資判断を付議したのだけれど、その前日にある技術者に対して、開発にかかるコストの確認を行ったところ、「(バッファーを見て)『5』で大丈夫です」といっていたのに、会議でもOKをもらってこれからという時に、「ベンダーに聞いたら『8』になりそうです」ということを平気な顔で言い出すしまつ。おまけに当初の仕様では間に合わないからと、仕様を下げた挙句、必須となる条件さえも守れていないのだ。
彼には技術者としての「責任感」はないのだろうか?
常にユーザーエクスペリエンスの向上を目指すことを掲げて「永遠のβ」を評することに問題などあろうはずがない。あるいはサービスや商品のリリースに際して、いきなり高い水準からスタートさせようとした場合、リスクがたかくなるということもよくわかる。
しかし新しいサービスを打ち出そうとしている時に、最低限の水準を担保することは必要だし、リスクを避ける意味でもコストに対する感覚、それがどういう意味をもっているかを知るくらいの理解力は必要だ。また少なくとも技術者として、ブロマネ的な立場であるならばスケジュール管理や仕様を満たしているかどうかくらいの確認くらいできなければ、そもそも必要がない。
能力がないわけではない(多分)。技術チームのリーダーでもあるし、自らがプログラムを素早く書き換えることもできる。要は「やる気」がないからか、「責任感」が欠如しているかなのだ。
彼のおかげで、1年以上温めていた企画を中止せざろうえないかどうかと瀬戸際に。全く、どうなっているのやら。
ネットでサービス提供していく上で、一番困るのが利用者の顔が見えにくいこと。例えばリアルな店舗や営業職であれば常にお客さんと接することもあり、お客さんが何を望んでいるのか、あるいは商品やサービスに対してどんな反応を示すか、本音は何か、といったことが見えてくる。
しかしネットでのサービスとなると、Logの結果やユーザーの行動履歴、あるいはコンタクトセンターへの問い合わせなど間接的な形で知ることが中心となる。
本来は、だからといってサービスや商品を作り上げていく上で「お客さん」が満足いくものを提供するという点においては差はないはずなのだが、ネットサービスでは「永遠のβ版」という、ある意味、都合のいい言葉が囃し立てられていることもあり、何となく「完成型」でなくてもいいような風潮が(少なくともうちの会社では)ある。
その結果なのか、僕のようなそもそもソリューションビジネスの営業を経験していた人間からすると、ネットサービスで育ってきた技術者などを見ていると「納期」や「欲求水準」「コスト意識」についてはかなり甘い気がする。とりあえずリリースして順次直していけばいい的な意識が見受けられるのだ。
先日も、社内に新サービスに向けての投資判断を付議したのだけれど、その前日にある技術者に対して、開発にかかるコストの確認を行ったところ、「(バッファーを見て)『5』で大丈夫です」といっていたのに、会議でもOKをもらってこれからという時に、「ベンダーに聞いたら『8』になりそうです」ということを平気な顔で言い出すしまつ。おまけに当初の仕様では間に合わないからと、仕様を下げた挙句、必須となる条件さえも守れていないのだ。
彼には技術者としての「責任感」はないのだろうか?
常にユーザーエクスペリエンスの向上を目指すことを掲げて「永遠のβ」を評することに問題などあろうはずがない。あるいはサービスや商品のリリースに際して、いきなり高い水準からスタートさせようとした場合、リスクがたかくなるということもよくわかる。
しかし新しいサービスを打ち出そうとしている時に、最低限の水準を担保することは必要だし、リスクを避ける意味でもコストに対する感覚、それがどういう意味をもっているかを知るくらいの理解力は必要だ。また少なくとも技術者として、ブロマネ的な立場であるならばスケジュール管理や仕様を満たしているかどうかくらいの確認くらいできなければ、そもそも必要がない。
能力がないわけではない(多分)。技術チームのリーダーでもあるし、自らがプログラムを素早く書き換えることもできる。要は「やる気」がないからか、「責任感」が欠如しているかなのだ。
彼のおかげで、1年以上温めていた企画を中止せざろうえないかどうかと瀬戸際に。全く、どうなっているのやら。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます