昨日、携帯ぶろぐでお伝えした通り京都の紅葉の名所、三尾(高雄・槙尾・栂尾)へ行ってきました。まずは前ぶろぐで、茶店などがならぶ参道の様子をご報告しました。続いて、神護寺の楼門をくぐって境内に入りました。色とりどりの紅葉が見頃でした。
写真右下は「和気公霊廟」です。神護寺は、平安遷都の造営大夫(最高責任者)であった和気清麻呂が建てた愛宕五坊のひとつの「高雄寺」が始まりです。
楼門をくぐって左手に、新しい境内案内図が設置されていました。まずは、大きな階段を上って金堂を参拝しました。
金堂は、昭和10年に新築されたもので、ご本尊の薬師如来像(木像・国宝)が安置されています。自由に堂内に入り参拝し、ご本尊を拝むことができます。(扉はいつも開いているそうです)
金堂からの眺めの動画を撮ってきました。石段を登るのを躊躇される方も多いですが、眺めがとても良いです。
大師堂の特別拝観が行われています。(11月15日まで:500円・係員が説明をしてくれます。10分ほど)大師堂は神護寺の前身である高雄山寺に弘法大師が居住していた際の住まいを由緒とし、現在のものは江戸時代に寄進されたものです。内部には厨子が配置され、本尊の弘法大師像(重要文化財)が祀られています。珍しい板彫りの像(リレーフ状)で、正安4年(1302)に作成されたものです。
昨年の特別公開では、大勢の人といっしょに拝観しましたが、今年は、わずかな時間ですが一人で像と対面することができました。気のせいか、昨年より光が増して感じました。
このほかに、地蔵院で厄除けの「かわらけ投げ」ができます。今回は雨が心配だったので先を急ぐことにしました。昨年、まじくんと一緒に出かけた際にかわらけ投げをしています。【前ぶろぐ】
神護寺 http://www7b.biglobe.ne.jp/~kosho/
拝観料(大人500円 小学生200円)11月30日までライトアップが行われています。
拝観所要時間のめやすは、金堂参拝と特別拝観で40分ぐらいです。かわらけ投げをする場合はプラス20分です。前ぶろぐの高雄橋から楼門までは行きは20分ぐらいかかります。
この後は、槙尾の西明寺へ行きました。次のブログにて。