先日、携帯ぶろぐでお伝えした通り京都の紅葉の名所、三尾(高雄・槙尾・栂尾)へ行ってきました。先に、神護寺参道、神護寺、西明寺参道、西明寺、高山寺参道の様子をご案内しました。いよいよ高山寺(こうさんじ)境内です。まずは、西明寺方面から歩き裏参道から入り、受付(秋期入山料:400円)を済ませると、紅葉の見所のひとつ菱形の石畳の参道がありますが・・・見頃はまだ先です。
市営駐車場方面から表参道へ入った場合は、石段の道を登ります。(2分程度)こちらにも受付があります。
国宝の石水院(せきすいいん)を見てきました。石水院は、鎌倉時代にこのお寺を中興した明恵上人(みょうえしょうにん)が後鳥羽院より学問所として賜った建物で、上人時代の唯一の遺構です。別料金(秋期拝観料:600円)になりますが書院からの眺めは一見の価値があります。
渡り廊下を歩くと、最初に「善財童子像」が安置されているお部屋があります。格子越しの紅葉に照らされるお姿に、思わず「あぁ、また会えましたね。」と、つぶやきたくなります。(^^)
そして、書院、軒先からの眺めです。色とりどりの紅葉がとてもきれいです。室内には、国宝の鳥獣戯画の写しなどが展示されています。
軒先からまっすぐ書院内に下がって腰を下ろすと・・・この眺めです。絵のようなこの景色、秋が来るたびに思い出します。人気の場所なので、ピーク時はたくさんの人が軒先に座っています。この写真は、人がはけた瞬間を狙っての1枚です。コツは・・・書院奥の邪魔にならないところに座って、心静かにひたすら待つ事です。(^^;)
お寺のある楞伽山(りょうがせん)一帯は、国の史跡に指定されており、境内には、金堂、開山堂などがありますが、針葉樹が多いので今回は訪ねませんでした。以前、まじくんと2人で出かけた際に、ご案内しています。【前ぶろぐ】また、高山寺の歴史は【前ぶろぐ】にて。
栂ノ尾山 高山寺 http://www.kosanji.com/
見学の時間は、境内の金堂や開山堂、石水院を含めると、40分~1時間ぐらいです。石水院では、お抹茶を頂くことができます。