一昨日、平野神社へ出かけました。平野神社の歴史は平安京より古く、奈良時代からといわれています。桜の名所として知られ、この神社発祥の桜、平野妹背、平野撫子などを含め、境内には60種400本の桜があります。写真は平野妹背です。妹背(夫婦・恋人・兄妹)のように、ふたつの花が寄り添うように仲良く咲きます。
京都に花見の季節を知らせるように一番に咲く、楼門の魁桜は、すっかり葉桜です。境内は緑っぽく見えますが・・・八重桜が見頃を迎えています。先日ご紹介した【前ぶろぐ】大阪造幣局の桜の通り抜けでも見ることができない珍しい品種も多いです。
見頃の八重桜を撮ってきました。「一葉」花芯から1本の葉化した雄しべが出るのでこの名があります。「突羽根桜」平野神社の代表的な桜です。つぼみの時はぎゅっと詰まった感じですが、花が咲く過程によりさまざまな表情を見せ、最後には大輪となります。
「松前」函館の松前町の浅利さんが糸括桜の実生から選抜した美しい桜です。華やかで色っぽい桜です。「緑桜」小さなかわいい花で、桜のがくは紅色なのに対し、この桜のがくは緑色なのでこの名がついています。桜に見えないですね~。
「庭桜」1メートルほどの低い庭木です。「うこん桜」ウコンの根の色に似ている黄色い桜です。楼門の北前に最近植えられたようです。まだ若い木なので大輪でとてもきれいでした。
先週までは「平野の夜桜」として、昼夜賑わっていた茶店も、ほとんどがソメイヨシノなので見頃終了、茶店も終了していました。
しかし、これからは八重桜が見頃を迎えます。「大手毬」「須磨浦普賢象」
「大内山」「おけさ」ともに、文献が少なく詳細が良くわからない桜だそうです。
平野神社の桜は、例年、4月下旬まで楽しめます。隣接する北野天満宮の天神市(毎月25日)の時に、ぜひ覗いてみてください。
さくら湯を頂いてきました。(ようかん付き600円)です。このさくら湯の桜は・・・残念ながら食用なので境内の桜ではありません。(^^;)ようかんは食べずに家で頂きました。ほんのり桜味です。
平野神社 http://www.hiranojinja.com/
参拝自由 参拝者用駐車場有(時期によって有料:1,000円)
桜の季節によくご紹介しています。前ぶろぐにて。【16/4/6】【15/4/8】【13/4/25】【12/4/25】【12/3/28】【11/4/25】【11/03/25】【11/04/23】【10/04/25】【09/04/05】【09/03/27】 【08/03/25】【07/04/02】