米子 西野ピアノ教室 musica felice

米子市のピアノ教室・・日々思うこと徒然なるままに。
幼児から受験生、大人の方いらしてます。
音楽は心の対話ですね。

リトミック&幼児グループレッスン

2020-07-15 09:56:17 | 幼児のレッスン
夏休みも近づき、いつもならたくさんの行事が目白押し…旅行も楽しみ…と言ったところだったでしょうが、今年はまるで違いますね

今年は、おうちで…または近いところで楽しみを見つける感じになるのでしょうか?
ちょっと考え方を変えれば・・・今まで気づかなかった素敵なことに出会うきっかけにもなるかも知れませんね


ピアノのレッスンは、ほとんど通常通りに戻り、鍵盤の除菌と換気、手洗いとマスク…など、定着してきた感じです


さて、グループレッスンはと言いますと、聴音は今年からStep1~6に分け、好きなところにリモートかいつも通りレッスン室でお友達と…という形に、少しだけ変化しています。

小さな子供たちの “ちびっ子リトミック” や “幼児グループレッスン”も少しだけ変化。。


ちびっこさんの方は、相変わらずアットホームな感じでほのぼの少人数。
2~3歳の子供たちも、小さいマスクをつけてきたりしていますが、相変わらずマイペースで楽しんでいます

年少・年中組くらいの “幼児グループレッスン” は、子供たちだけでレッスンを受けていただくことにしています。

密を避ける為ですが、自立にもつながるし、とってものびのび頑張っていますよ
また、Zoomを使用してレッスンの様子を保護者の方にご覧になって頂けます


さてさて、レッスンの様子は、写真でも撮って宿題などと一緒に保護者の方へLINEで送っていますので、子供たちの様子をブログにアップすることもなくなりましたが、今日は少しだけ画像処理したものをアップしておきますね。
個人情報保護のため、気楽にアップすることも最近は難しいですが、ほんの少しだけ~


最後の画像は聴音レッスンでの移調の勉強


☆おしらせ☆
7/19(日)10:00~12:00 おうちでZoom音楽会・・・連弾編をしようと思います。
☆楽譜はPDFでお届けします
①(少人数なら…)教室に集まって、スクリーンに映してみる
②お家で家族の方と一緒にみる
どちらでも可能です。



一応参加費3000となっていますが、夏休み楽しみが少ない子供たちにプレゼントも良いかなぁ~と考えています
ちょうど夏休みのあいだ、ご家族・きょうだい・お友達などの組み合わせで、楽しんでいただくことできますね。

PTNA課題曲チャレンジ、動画を送った人も何人かいますね。
練習していたのに、エントリーし忘れた~なんていうこともありますが、また次に向かって頑張っているみたいですよ

ちょこっと気が緩んできたりしていましたが、そうもいっていられない状況なのかな・・・次の世代により良い形で手渡すにはどうしたらよいのか、答えは簡単ではありませんが、みんなで見つけてゆきましょう



TEL 0859-29-9500
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リトミック・ソルフェージュ…そして脳

2020-01-24 23:16:49 | 幼児のレッスン
今日は、子供時代(殊に7~8歳頃まで)に大切なことについて少しお話しようと思います。



幼い時、リトミックやソルフェージュで「楽しむこと遊ぶこと」を中心として、体の動きやリズムの感じ方、あるいは音感など「耳」の訓練、音符の高さや長さなど記号を読む「目」のトレーニングをすることは、視覚系と聴覚系と身体をつなぎ合わせる訓練でもあります。
簡単に言えば音楽をするための「脳トレ」
そしてしっかり見たり、しっかり聞いたりすることは、すべての学習の土台にもなります


さて――もし本番直前に“音まちがい”…が見つかったとして、それがたった一音だったとして、本番に修正することが出来るでしょうか?・・・それはとても難しいことです。

なぜでしょう?

それは編み物の目が一つ飛んだのをあとで気付いて修正するのが厄介なことと似ていて、頭の中にすでにプログラミングされていることだから…。
指のちょっとした動きすらインプットされているので、よほどの人でない限り、即座に変えることは簡単ではありません。
変えようとすることで他のミスを誘発することにもなりかねないのです・・・(音楽に真剣に向き合ってこられた保護者の方も多くいらっしゃる時代になりましたので経験として持っていらっしゃる方も多いと思います)。



これは脳の中の働き(記憶システム)が関与していることで、幼い時についた様々な「クセ」も同じように(良くも悪くも)直すことは簡単ではないのです。

弾くときに“力が入る”というクセがついてしまうと、弾く=力む、というように体が自動的に作動してしまいます。
あとで直すことはできますが、とても時間が掛かりとても大変です。
本来楽しむべきことですから、なるべく負担をかけさせたくないですよね

ピアノレッスンに入る前にトレーニングしておくべき大切なことはなんでしょう?
たくさんある中から一番シンプルで大切なこと。。

良い音質を知る(音名が分かるより音質を感じ取ることが大切)

よく見て聴くことが出来る(視覚聴覚・集中力)

無駄な力を入れず良い奏法を身に着ける(体の使い方)

自分の内面から表現したいものがあること(内発的自己表現)


捕捉しますとドレミが分かる耳にすることは適した時期(言語習得期)にトレーディングすれば殆ど苦労なく身に着けることが出来ます。
しかしながらドレミの音名が分かることと、音楽の内面的な音質を感じることは同じではありません。
漢字は書けても深い意味を理解し感じ取ることが出来なければその漢字を知っている意味がないように、音声の持つ感情を感じ取る力の方が大切だといえます。
これからの時代、AIでもできることより、より人間らしい感覚や感性を磨いてあげたいものですね。


では、これらのことはどのようにしたら子供の中から引き出すことが出来るのでしょうか?

大切なのは
「あそび」

楽しい嬉しいの感情や、びっくりすること不思議に思うことなどは、活発な心の働きとなり子供たちの内面の力を引き出します。
いま一般的に「勉強」と言われているものも、不思議だ・面白い・ステキだ・すごい・何でだろう…など人の心が揺さぶられたところに発端があるといえますね。
そんな心を大切にしたいと思います


内側から光を放つ素敵な人に育ってくれることを願って

Artist(a person) who has something to say.



ゾルタン・コダーイの素敵な言葉がありますので引用しておきます
子供時代に夢中で歌った思い出を持っている人は、大人になってからも歌い方が違うのです。
そして自分からやる気になってするのでなければ、何も生まれないということを子供たちは気づいています。


私たち大人も子供の心をよく思い出してみることが大切なのですね…みんなかつては子供だったのですから

             
参考までに:ゾルタン・コダーイ
(Kodály Zoltán, 1882年12月16日 - 1967年3月6日)は、ハンガリーの作曲家、民俗音楽学者、教育家、言語学者、哲学者
参考までに:記憶
概説[編集]
人間の記憶の分類法はさまざまである。よって、ここではスクワイアの記憶分類を基にしたモデルについて述べる(他の分類も提唱されている)。記憶は感覚記憶、短期記憶、長期記憶の3つに大きく分類される。自伝的記憶、展望的記憶という概念を提唱する学者もいる[2]。大脳辺縁系の海馬という部分で、記憶が作られる。
感覚記憶[編集]
感覚記憶 (sensory memory) とは、外部からの刺激を与えた時に起こる、最大1~2秒ほどの最も保持期間が短い記憶である。各感覚器官に特有に存在し、瞬間的に保持されるのみで意識されない。外部からの刺激を与えた時の情報は、まず感覚記憶として保持され、そのうち注意を向けられた情報だけが短期記憶として保持される。
短期記憶[編集]
短期記憶 (short-term memory, STM) とは、記憶の二重貯蔵モデルにおいて提唱された記憶区分の一つであり、情報を短時間保持する貯蔵システムである。一般に成人における短期記憶の容量は、7±2(5から9まで)程度と言われている[3]。この仮説は心理学者のジョージ・ミラーが提示したものであり、7±2という数はマジカルナンバー (magical number) と言う。このマジカルナンバーは、まとまりのある意味のかたまりである「チャンク」という単位で示される[4]。
短期記憶の情報は時間の経過とともに忘却されるが、維持リハーサルによって情報の保持時間を伸ばすことができる。リハーサルが妨げられた場合、数秒から十数秒で情報は忘却される[3]。
また短期記憶の情報はリハーサルにより長期記憶に転送される[5]と言われている。
ワーキングメモリ[編集]詳細は「ワーキングメモリ」を参照
短期記憶を発展させた作動記憶という概念が提唱されている。ワーキングメモリは短期的な情報の保存だけでなく、認知的な情報処理も含めた概念である。容量には個人差があり、その容量の差がある課題での個人のパフォーマンスに影響を与えていると言われている。ワーキングメモリは中央制御系、音韻ループ、視空間スケッチパッドからなる。
中央制御系
音韻ループと視空間スケッチパッドを制御し、長期記憶と情報をやりとりするシステムである。
音韻ループ
言語を理解したり、推論を行うための音韻情報を保存するシステムである。
視空間スケッチパッド
視覚的・空間的なイメージを操作したり、保存したりするシステムである。
長期記憶[編集]
長期記憶 (long-term memory, LTM) とは、記憶の二重貯蔵モデルにおいて提唱された記憶区分の一つであり、大容量の情報を保持する貯蔵システムである。二重貯蔵モデルにおいては、一旦長期記憶に入った情報は消えることはないとされた[5]。
長期記憶の忘却の原因については、減衰説と干渉説、さらに検索失敗説が存在する。減衰説とは、時間の経過とともに記憶が失われていくという説である。干渉説とは、ある記憶が他の記憶と干渉を起こすことによって記憶が消えるという説である。検索失敗説とは、想起の失敗は記憶された情報自体が消失しているのではなく、適切な検索手がかりが見つからないため、記憶内の情報にアクセスできないという説である。 βエンドルフィン(=脳内ホルモンの一つ)が分泌されたり、A10神経が活性化すると、海馬における長期記憶が増強する。
長期記憶は陳述記憶・非陳述記憶の2つに分類される。長期記憶を近時記憶と遠隔記憶の2つに分類する説も存在する。
陳述記憶[編集]
詳細は「宣言的記憶」を参照
言葉で表現できる記憶である。宣言的記憶、顕在記憶とも呼ばれる。陳述記憶は意味記憶とエピソード記憶に分け[5]ることができる。
意味記憶[編集]
意味記憶とは言葉の意味についての記憶である。1966年に心理学者のマックス・キリアンが提唱した。意味記憶の構造は、(コリンズとキリアンによって)意味ネットワークという形でモデル化されている。他にも、意味記憶を表す多くのモデルがある。
エピソード記憶[編集]
詳細は「エピソード記憶」を参照
個人的体験や出来事についての記憶である。1972年に心理学者のタルヴィングが、意味記憶と対になるものとして提唱した。
非陳述記憶[編集]
非陳述記憶とは、言葉で表現できない記憶である。非宣言的記憶、潜在記憶とも呼言う。非陳述記憶には手続き記憶、プライミング、古典的条件づけなどが含まれる。
手続き記憶[編集]
詳細は「手続き記憶」を参照
物事を行うときの手続きについての記憶である。いわゆる「体で覚える」記憶がこれにあたる。
プライミング[編集]
先行する事柄が後続する事柄に、影響を与える状況を指して「プライミングの効果(または“プライミング効果”)があった」と言われる。そのような状況における「先行する事柄」をプライムと称す。先行する事柄には、単語、絵、音などがありうる。例えば「医者」という言葉を聞くと、その後「看護師」という言葉の読みが「富士山」という言葉の読みよりも早くなるのはプライミング効果があったこととなる。
多くの場合、その効果が無意識的である点、およびかなりの長期間(例えば1年間)にわたり効果が持続する点、記憶に障害を受けた者にも無意識的なプライミング効果は損なわれずにある(機能し続けている)点に、この現象の面白さがある。
自伝的記憶[編集]
自分自身に関する事柄についての記憶である。ある個人のなかにある自分に関する記憶を体系的に説明する一つの記憶モデルであり、エピソード記憶と意味記憶によって構成される[6]。
展望的記憶[編集]
将来行う行動についての記憶である。これに対して、過去の出来事についての記憶は回想的記憶と呼ばれる。この記憶が面白いのは、一般に記憶とは「過去」の事柄を指すと受けとられているのに対して、この展望的記憶が未来(将来)の記憶である点である。スケジュール帳、PDAなどの予定を管理する機器類の使用方法、使用行動と絡めて研究されることも多い。
記憶の階層[編集]
記憶の階層については、心理学者のタルヴィングによって考えられた記憶システム論というモデルがある。これによると、
手続き記憶、プライミング記憶、意味記憶、短期記憶、エピソード記憶
の順に、左の記憶ほど原始的で、生命の維持に直接関わり、右の記憶ほど高度な記憶になる。
記憶の過程[編集]
記憶の過程は記銘、保持、想起(再生、再認、再構成)、忘却という流れになっている。
記銘(符号化)[編集]
情報を憶えこむことを記銘という。情報を人間の記憶に取りこめる形式に変えるという情報科学的な視点から符号化と呼ばれることが多い。
保持(貯蔵)[編集]
情報を保存しておくことを保持という。情報科学的な視点から貯蔵と呼ばれることが多い。
想起、起憶(検索)[編集]
情報を思い出すことを想起、起憶という。情報科学的な視点から検索と呼ばれることが多い。想起のしかたには以前の経験を再現する再生、以前に経験したことと同じ経験をそれと確認できる再認、以前の経験をその要素を組み合わせて再現する再構成などがある。
忘却[編集]
記憶されていたことを想起できなくなることを忘却(ぼうきゃく)という。
東京大学の研究チームは、脳における軽微な忘却が運動制御指令の最適化に有効であることを理論的に初めて証明した、と発表[7]。
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幼児グループレッスンについて(2011年春の記事から)

2019-08-14 01:15:19 | 幼児のレッスン
幼児グループレッスンについて8年前の春に書いた記事が、テンプレートの関係で読みにくくなっていましたので少し手直しして再アップしてみます



                        
ピアノ教室では、(1)ちびっこリトミック(2~3児対象)、(2)幼児グループ(4~5歳児対象)と、年齢によって違う2つの未就学児さん向けグループレッスンをしています
どちらもほとんど、ピアノの演奏に合わせて、音楽活動をします。
(1)はおもにリトミック中心
(2)はソルフェージュ中心・・・にレッスンを行います。
聴くこと、音楽に合わせて体を動かすこと、歌うこと等、指や体リズムや音を読む訓練をします。

≪ちびっこリトミック≫
まだ幼いので、読むことについては難しい事は行いません。
その代わり、絵本を読んだり(音楽つき)、色々な活動から、想像力を養っています。

この想像力はとても大切なものなので、この先ピアノレッスンをしてゆくために、とても必要な事です。
想像力なしに、ショパンや、ベートーベン、その他の作曲家の名曲は弾けないでしょう。

1年間のレッスンの後半には、音を聴きとったり、ドレミで歌ったり、響きを聴いたりするレッスンもします。

でも、ドレミの音が聴き取れる事より前に、音の本質を聴き取れる耳を養うことが大切。
本質・・・とは、音の語っている、喜び、悲しみ、驚き、輝き、懐かしさ、不安・・・等々、人の心の機微の大切な部分です。

音楽活動が中心で、出来る限り音楽を楽しみ芸術的でありたいと考えています。
ですから、幼児グループよりも(本音を言えば)レッスン内容を決める教案には、より神経を使っているかもしれません




≪幼児グループ≫
ソルフェージュを中心にピアノを弾くために具体的な活動をします。

リズムをよみ打ち読譜(楽譜を読むこと)や聴くトレーニングも、より具体的になってきます。


ここまでのレッスンをしたうえで、ピアノレッスンに入った時には、もう既に読む、聴く、かくetc.ピアノを弾くために必要な事を、準備できているよう心がけています。


子供たちが、ピアノに向かいたいと思うには、弾きたい曲があり、指も動き、耳でも音が分かり、出来れば楽譜もある程度よめる、そんな状態を作っておいてあげる事

一般的に言う、ソルフェージュ教育が、この幼児グループ(4~5歳児対象)の中心です。

よく、「種をまく前に畑の土を良く耕せ」と言いますが、まさにこの状態で、種をまく・・・つまりピアノレッスンに入るには、それなりに良い土を作ってあげることが必要なのです。


何も耕さない状態で、ピアノを始めるのは、子供たちにとって大変ストレスになると思います。
食べたことの無い料理をいきなり作りなさい・・・と言われるようなもの。

しっかり準備ができた状態でピアノレッスンに入る時には、子供の心の準備もできていて「早くピアノが弾きたい!」と、ヤル気満々になっています。


もしそんな気持ちがまだ起きていないなら、ちょっと始めるには早い時期なのかもしれません。
早く始めればすぐ弾けるようになるものでもないので、子供たちの様子を良く見てあげる事も必要かと思います。


幼児のグループレッスンは、次の2つのレッスンで成り立っています。

1)ちびっこリトミック…およそ2~3歳児…音楽の入門(年少さんまたは未就園児のお子さん)
2)幼児グループレッスン…およそ3~4歳児…弾けるための目・耳・体の訓練,3回/月(開始時期はだいたい年少、年中さん)
    ↓(2が終了後3に進みます)
3)幼児グループレッスン2年目…グループレッスン+ピアノレッスン3回/月


小学生の方は聴音も行っています。(ピアノ+聴音)
だいたい月2回のペース(年目間20回程度)で、初めは簡単なところから、中学生になる頃には、音高入試問題などもとれるようになっています。

読めてもかけない・・・楽譜ってかこうとするとけっこう難しいので、本当に理解していないと書けません。
聴音をすることで、より楽譜を読むことが、深くなっていきます。

仲間と共に成長し、出来るだけ音楽と親しい関係になってほしいと願っています。

幼児グループ、教室の事など詳しくは、このブログのカテゴリーの欄をクリックしてご覧ください。


mailアドレス: macorin.425@docomo.ne.jp
お電話:080-1943-4237

                      


上記1)~3)のについては、「教室・講師のご紹介、レッスンコース、お月謝等について」をご参照ください

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“リトミック” と “幼児グループ” のレッスン内容について・・・種をまく前に畑をしっかり耕すように~♪

2018-02-16 05:21:36 | 幼児のレッスン
音楽をさせてあげたい・・・・という親心

きっと遠い未来に、この子が大人になって、嬉しいこと悲しいこと色々あるだろうけど、音楽とともにある事は素敵なことに違いない
と、思われてのことではないでしょうか?

実際、病を得たりして、深い悲しみに陥った時に救ってくれたのは音楽だという方も大勢いらっしゃいます。
心の支えになるばかりか、病を克服する原動力やリハビリそのものにもなる・・・だから音楽療法というのがあるのですよね


ピアノを弾く前に行われるリトミックやソルフェージュレッスンは、ピアノ(その他の楽器、声楽など…)や、クラシックというジャンルの枠組みを超えても、一番土台となる部分をまず作り上げます。

すぐに見事なピアノを弾いて欲しい・・と思ってしまうのですが、子供たちの様子を見守ってあげて下さい。
よーく見ていると、本当に音楽を感じ、心から楽しんでいるとき、集中しているときは、目の輝き、顔の表情、体の動き、、それらが本当に生き生きと輝いているのがお分かりになると思います。

脳の活動が非常に活発で、吸収力が盛んな状態です。
お母さん(もちろんお父さんも‥)の愛情で、子供の素晴らしい表情を察知してあげて下さいね



さて、リトミックや幼児グループレッスンでしていること・・・この内容は、受験生や音楽を専門としている人のレッスン・・・例えば、ベートーヴェンのソナタであったり、ショパンエチュードだったり、ドビュッシーだったり、バッハだったり、、古典から現代にいたるまで色々な時代の音楽に触れ、演奏する中で、どの様な身体的な動きが必要なのか?、或は問題になるのか?、、といったことをフィードバックして、遊びの要素に入れて、体の動きや音を聴くことの土台としている、そういった内容です。

ちょっと込み入った表現だったかも知れませんね…


ただただ音楽が楽しいな…と思うようにするだけではなく、その先ずっと生かしていけるよう、緻密に練り上げたものです。

それは音楽に限らず、人の能力の開発の基になるもの・・・と考えて頂いても良いと思います。


ちょっとオタクな言い方をすれば、視覚系と聴覚系の回路を繋ぎ合わせ身体性の開発をしながらそれらをつなぎ合わせている事とも言えるでしょう。
其々、違う脳の部位が活性化し、シナプスが繋がっていくような状態だと考えられますね。


“弾く”…ということをする前に、どれほどたくさんのことをするべきか、そのことで後々の音楽、その他の能力開発に重要な意味を持つか、ということ。


人の才能を少しずつ開発して育て上げる・・・弾く前の段階での能力開発は、とても重要なのです


『唯脳論』で著名な解剖学者、養老孟司先生は「脳を鍛えたかったら筋肉を鍛えろ」と仰っています。
乱暴な言い方かもしれませんが、静かに机やピアノの前で指やペンを動かす事より、身体性を伴うことの方が、遥かに深い内容で能力開発することが可能となります。


もう一つアドバイス

親御さんが“たのしい・素敵だ”…と思うことは、子供もそう感じる傾向が強いです。

無理やりさせられようとすることには、抵抗を感じてしまいますから、子供としては「なんだかやりたくないなぁ~」と、思ってしまうことも…。

親御さんが思われる以上に、子供たちは本能的に非常に敏感に察知しています。


もし、「これを好きになってほしいな、一生懸命やってほしいな」と思われるのでしたら、親御さん(お母さんの場合も多いですが…)が、心底(子どもをほおっておいても)楽しんで下さるのが、一番子供たちに伝わります。

緊張や心配も、無意識のうちに伝わります。

子供って天才なんです



さてさて、短めに…と思ったのにまたまた長文になってしまいました。

子供の未来・・・それは何十年先に至るまで・・・人生へのギフトとして音楽を伝えていますので、遠い未来へ想像力を充分に発揮して子供たちを見守ってあげて下さいね。


宜しければ、私たちのグループレッスンへ一緒にご参加ください~



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年長さんのグループレッスン

2011-11-02 06:03:09 | 幼児のレッスン

2011_1101_144445cimg2807 指のたいそうこれからみんなの前で曲を披露します。

2011_1101_151710cimg2809 音符カードでト音記号の高い音やヘ音記号も読みました!

今週は、月一グループレッスンで、ピアノレッスンで練習している曲をみんなの前で弾いたり、

簡単聴音をしたりしました。

みんなお姉さんなので、とってもスムーズにレッスンも進みました。

今月から名和先生も産休から復帰。

3ヶ月ぶりにみんなの演奏を聴いたりして、その成長ぶりにビックリしていましたよ!!

ピアノステップも頑張ってね

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音楽するのは楽しい遊び♪

2010-07-26 05:51:52 | 幼児のレッスン
 

A君ママから、メールいただきました。

いろんなお話をしましたが、お家でのA君の様子なども教えて下さいました。

あまりお絵描きはする方じゃないみたいなんですが、なぜか音符だけは熱心に書いているんですって!

お母様がとくに強制された訳でもないのに、落書きするように音符を書いているようなのです。

きっと遊ぶように楽しくレッスンしているので、その遊びの延長なのかもしれません。

お家に楽器がある子供たちは、もしかしたらピアノの探弾き等し始めているかも知れません。

これは、私たちのレッスンの目標とするところで、理想でもあるのです。

なにも知らない白紙の状態で、「これがドョ!弾いてごらん。」から始められると、

子供としては、たまったものではありません。

特に興味もないのに、音符をいきなり読まされたり、ピアノを弾かされたりしたら、

「やらなければならないもの」

になってしまうでしょう。

前にも書いたと思いますが、植物はいきなり種を埋めるのではなく、いい土作りをしてから・・・

その土作りにあたるのが、幼児のグループレッスンや、ちびっこリトミックのレッスンです。

まず,音楽は楽しいと感じる心を育て、体全体でそれを感じ、表現し、

遊びの中から、音符を読んだりかいたりする準備をして、次第に具体的な音読み、耳の訓練、

手指の訓練、体の柔軟さ、鍵盤読みなど、あらゆる音楽を始めるソルフェージュの力を養います。

きっとそんな準備ができて、弾きたい気持ちがふつふつとわいてきた子もいるんじゃないでしょうか?

どうぞ遊び弾きをどんどん進めて下さい。

音楽とお友達になり、鍵盤にもしらずしらず慣れ親しんでゆくと思います。

どんな事でも、「すごいね!」って誉めてあげて下さい。

ホントに凄んです。

子供たちって、知らない間に、どんどんいろんな事を吸収していくんです。

子供はみんな天才!!

子供たちの成長が、本当に楽しみです。

A君のお家にもピアノがやって来ます。

ますます楽しみになって来ますね。

どうぞ、音符を読む前に、ドレミで歌った歌など、遊び弾きから始めて下さい。

ピアノを弾くことは、ピアノで歌うこと。

歌がどんな楽器より、一番の基本なのです。

そして、歌えるように弾けることは、ピアノを弾く時に一番大切なこと。

音楽することが、遊びのの延長になって、歌ったり、リズムを打ったり、ピアノを弾くことが

楽しいことと感じてくれることでしょう。

A君のお家での様子をご紹介します。

お母様が送って来て下さいました。

みなさんも様子を教えて下さいね。

Photo Photo_2

夢中になって音符をかいている様子が分かりますね

A君のおじいちゃまおばあちゃまも、東北からこのブログを見て下さっているんですって。
いつも張り切っていますよ!!
これからの成長も楽しみですね
ちょっとこの記事、読みにくい色になっちゃいましたね

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