米子 西野ピアノ教室 musica felice

米子市のピアノ教室・・日々思うこと徒然なるままに。
幼児から受験生、大人の方いらしてます。
音楽は心の対話ですね。

ステップを受けて…&おしらせ☆

2015-07-29 23:52:37 | 音楽
夏休みに入り、海に山にテーマパークに・・旅行で遠いところへ行ったりとみんな楽しんでいるようですね

私もスケジュールとにらめっこしながらレッスン時間組んでいます。

                                            


さてさて~~
今年の夏はピティナのコンペ部門ではなくステップ参加を勧めてみました
コンペは数名、ステップ参加人数の方が多かったです


先日の琴浦スッテップ
ステキな3名の先生方がいらっしゃっていて、アドバイスを楽しみに、ちびっこたちは張り切って出かけてゆきました
BravoやS,Aの評価も嬉しいのですが、なんといっても頂けるコメント
お母様たちも、「一度の演奏を聴いただけで、この子の普段の演奏や性格まで言い合てられるとはサスガです!」と仰っていました。

普段のレッスンで問題点になること(良いこともありますが)、、例えば、、

☆きちんきちんと弾こうとすると機械的になるから、練習の時は、ゆっくり感じて弾こう。
 (声に出して歌ってみたり、ダンスするなど体を動かして音楽を感じることもGood!いつものリトミックみたいに布を持ったりとか…)
☆歌おうとするその気持ちは大切にしながら、包んでおいて、端正にバロックを弾くこと。
 (カンタービレの気持ちは大事、でも伸びたり縮んだりはナシ)
☆自然に弾くこと。無駄な動きは必要なし。
☆良い音を出すための指や手や腕、肩筋肉や腰や背筋さらに体の使い方の工夫。各関節の引き締め方や緩め方。。あれこれあれこれあるけど、まずは自分がどういう音がほしいかのイメージがなければ始まりません。こんな音が出したい!という心からの欲求が大切。

etc....

アドバイザーの先生の講評も、脳、筋肉、練習の仕方について・・・日頃レッスンで話題にすることも多かったので、お母さん方もすごく共感していらっしゃいました。(・・・私の話よりずっと説得力のあるいいお話だったことでしょう


まだ全員から見せてもらった訳ではありませんが、思わず緊張してポロっと地が出てしまい、いつもの問題点がチラッと出てしまう。
それでもいいかな~~まだまだ先は長いし、愚直に自分の声で歌うことを推奨しているので、完全無欠でなくても、多少の弱点は人間的でその子の魅力とすら言えるのでは・・とさえ思っています

もちろん素晴らしいアドバイスと評価をいただき、みんなニコニコ大満足です!


カウベルホールというのどかな場所に建っている素敵な会場で、休憩時間は友達と楽しく遊んで、夏休みの良い思い出になったことでしょう
もちろんホールの響きは最高です!

こうして友達と音楽を通して成長を確かめ合えるのは素敵なことですね。

また次のステージへの意欲が湧いてきたみたいです


それにしても審査やアドバイザーの先生方は大変なお仕事。
わずか数分・・時には1分以内の演奏から全てを聴き分け見抜かなければならないから、大変なお仕事です。
お世話になり、ありがとうございました!



                                            



8月の聴音などのお知らせです。


聴音Aグループ(4~6歳)・・・・8/23、8/30(日)9:45~10:30

聴音Bグループ(小1~2年)・・・8/1、 8/22(土)9:45~10:30

聴音Cグループ(小3~高学年)・・8/8、8/29(土)9:45~10:30

聴音Dグループ(高学年・中学生)・8/8、8/29(土)16:45~17:45

楽典初歩(希望者)・・・・・・・・8/1、8/22(土)16:45~17:45

受験生の聴音楽典は其々の時間帯

早めのお知らせですが、9/13(日)午後1:00~3:45ミニミニ・コンサート&オープンクラスします!

幼児グループレッスンやリトミックレッスンを受けていて、未だ弾く段階になっていない方たちにとって、少し上の学年の子達がすごく生き生きと楽しそうに(実際楽しそうなんです(笑)!)弾いているのを見ると、もっとやってみたい!と思って下さるようで、グループレッスン見学希望の方いらっしゃるようですね。
(うちの教室では最低ソルフェージュ&リトミックで1年。リトミック&幼児グループレッスンで2年。全く弾かずひたすら音楽を感じ楽しみ土台作りをします。種を植える前の“土作り”と言っています。すごくいいんです!)


ネット上の情報や体験レッスンも、有効だと思いますが、実際の子供たちのにこにこの様子、其々の年齢の成長の様子や実際の演奏、、
レッスンを受けている子供たちのお母さま方の生の声が聞けるのは、とても安心で心強いことでしょう


1月半くらいずつのペースで出来ると、他の学年の人たちのレッスンをちょこっと垣間見たり、音楽のちょっとした仕掛けと言いますか理論の入り口のようなレクチャーお楽しみ頂けるのではと思います

音楽は深いです。
本当に素晴らしい世界なので、ぜひぜひ皆さんに聴いて頂きたいと思っています。

ではでは!
今日はこの辺で

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こどものしあわせ

2015-07-23 06:16:45 | おもうこと
「星の王子様」で有名な、サン=テグジュペリの言葉。


船を造りたいのなら、

男どもを森に集めたり、

仕事を割り振って命令したりする必要はない。

代わりに、彼らに広大で無限な海の存在を説けばいい。



地球は先祖から受け継いでいるのではない、

子どもたちから借りたものだ。



                                              





子供たちが学ぶ・・
いえいえ
大人も学ぶ・・・

そこには、“憧れ” “喜び” “好奇心” “愛” “喜び”・・・そんな下支えがある様に思います。
そんなに素晴らしい海なら、冒険に行ってみたい!
そう思うからこそ、船を造って出かけてゆく。

学びたい・・それは憧れの世界への扉を開けることでもありますよね。
その扉を開いて素晴らしい世界を見てみたい。
だからこそ学びたいのだ。
学びの中に扉が用意され、一つ一つ開けるたびに、ああ!って喜びが訪れる



サン=テグジュペリはそう言いたかったのですよね



                                              



ピアノを学ぶときのことを、分かり易くお料理を作ることに例えたことがあります。

まず良い料理人を育てることは、沢山おいしいものを食べること。
良い味覚を育てることが、料理の第一歩。

美味しかった! また食べたい!

そういう気持ちが大切


沢山の良いインプット
これこそが「私も料理を作って食べたい!作った料理を食べてもらって喜んでもらいたい!」
そういう気持ちを育てます

インプットあってこそのアウトプット。



ゆっくりじっくり味わうこと。

それが内面を育てることにもつながります。




街の小さなレストランのシェフになっても良いし、国際的に活躍するシェフを目指す人もあるでしょう。

それはその人が決めること。

まずは自分が楽しんで、身近な人に味わってもらう。。それが第一歩

おうちのお母さんのお料理がレストラン並み・・そんなこともあるでしょう。
ピアノも同じかな・・



まずは、美味しいものをたくさん食べさせてあげてください・・・つまり良い音楽をたくさん聞くこと。ジャンルは問いません。
心に響くもの


そうすれば、自分から「料理を作ってみたい」・・・つまり「弾いてみたい!」となりますよね。

たくさん作ってみたら、「誰かに食べさせてあげたい」・・・「聴いてもらいたい!」



家の人やお友達に聴いてもらえれば良いですね


時には素晴らしい演奏家の“料理”つまり“演奏”に耳を傾ける。
自分が普段あれこれ工夫して料理している人は、その素晴らしさの奥深さも心から理解できることと思います。



ちょこっと心配なことは・・・
やさいを切って!もっと上手に!切り方がどうのこうの・・・焼き方が・・盛り付けが・・
ちょっと細かい指示を出し過ぎて、そもそも料理を作りたかった、、という感覚を忘れさせてはいないでしょうか?
やりたかった気持ち、、萎(な)えてしまいますよね。。
いったい何がやりたかったんだろう??

空の青さを表現したかったのに、スミレの花の可憐な可愛らしさを表現したかったのに、、
小さな枠の中に詰め込まれてしまったら、いったい何に感動したのか分からなくなってしまいそう

そればかりでなく、知らないあいだに、心が固く閉ざされ動きを止め、目の前の仕事をこなす事にしか意識が行かなくなります。
そして、不思議なことに後々ずいぶん時間がたってから、心の内部からの反撃が起こることも大いにあるのです。
今だけに目を奪われるのは、ちょっとアブナイことなのです。。





音楽がその人の人生の素晴らしいパートナーとなる


そして、こうして育った子たちは、どういうわけか(先生が不出来な割に)優秀な子たちが多いのです。
勉学が、、ばかりでなく人として、、そんな気がします。


きっと人生山あり谷ありだと思うけど、ああ!生まれてきて良かった!
と思える人生をおくってほしいと願ってやみません



う~~ん
今日のブログ、ちょっとカタかったかも



P.S.
『ヴァイオリニスト 20の哲学』千住真理子著・・・「一生懸命」では生ぬるい
とても良い本でした。
本気で音楽と向き合い、挫折し、そこから得られたものは本物です。
とても読みやすくなっていますので、おススメです!
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夏休みですね!

2015-07-22 04:55:10 | おもうこと

夏本番

毎日あつーーい日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか?


さてさて、先日7月20日(海の日)
ミニミニ・コンサート&オープンクラス&ミニ・リトミック
沢山の方にお集まり頂きありがとうございました!

これからお引越しする子や、お引越ししたけど、遊びに来てくれたお友達も混ざって楽しい会となりました!
みんなで演奏を聴き合い、お手紙を書いてみたり、私のコメント聞いてもらったり、普段のレッスンでも出来ないし、発表会でも出来ない、、なかなか楽しい試みだったなぁ~って思います。

小さい子が多かったけど、今やっていることから少々“音楽理論”の入り口のようなこともお話しできてよかった

まずリズムの話。
ただ、何々おんぷ・・と覚えるのではなく、音符は分数の概念。
まずホール、ハーフ、クウォーター、、ケーキを分けるようなものです。

なので、手品みたいに紙を、チヤキーン、、と言って切って、8分おんぷ!などと子供たちと遊びます。
この遊び、4~5歳くらいのちびっこさん達も大好き
聴音の日を、めちゃくちゃ楽しみに来てくれています。
もちろん小学校に上がった子たちも、かなりこれで具体的に理解することが出来ます。


これをお父さんお母さんたちに、ちょっと理屈を交えて、実は数学的な概念を具体的な形で、しかも感覚的なものに訴えて、理解してゆくことをお伝えしています。
楽しい感じで、実は理数的な世界を感覚から学んでいる・・ということ。
すごく楽しいです。
リズムの掛け合いも即興でやってみて、面白かったですね!
私が30代に勉強していたシュタイナー教育も、算数の時間にリコーダー出して、3拍子の曲をみんなで楽しんで、3の倍数を勉強したり、、勉強は遊びなんです・・実はね~

ついでに言うと、学びの根本は「愛と喜び」と思っています。
今のところ“確信”に近い


おつぎは「5度圏」
簡単な曲を音名唱しながら、C→G→D→A→E→B(H)→F#→C#(D♭)→...フラットの良い字体がないのでこんな感じで・・最後にまたCに戻って循環する。
それが曲の中で転調して色々な色彩を作る・・ちと難しいでしょうか?
5度・・というのは子供たちにも分かるので、ド!ソ!レ!と、元気に答え、「じゃぁシャープなんこついたかな?」の問いに、頭で音階を巡らしファとドで2こ!・・凄い頭の体操です

その他、作曲者の国をクイズ形式で答えたり。。
すごーく楽しそうでした!

弾く・・というのは運動機能の部分もとても多いのですが、それだけでは片手落ちなんです。
一見素敵に弾いているようでも、そこにはちゃんとした裏付けがあるのです。
中身のないただの運動ではなく、理論も感性もあらゆるその人が持っている経験・体験をもととした“内面”の世界が、演奏に出てくるのです。
曲が複雑になってくれば、それはただの“綺麗”“素敵”ではすまされないふかーいものも、表現の中に入ってゆくこととなります。

ですから、本を読んだり勉強したり絵画を鑑賞したり、そして自然と触れ合い、何より日常生活を大切にすること。
何だか体の動きがいい感じだなぁ・・と思うお子さんは、小さくてもお料理をしたり自然と触れ合ったり、日常の良い経験をしているようですね



お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、、ピアノの先生も来て下さったりして、いろんなお話が出来て良かったです

ミニ・リトミックの時に撮って頂いた画像をちょこっと載せておき・・たかったけど上手くいきません。
ブログお引越ししてからまだ慣れていなくって
そのうちに・・・


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ほ~んとにお久しぶりです( ;∀;)

2015-07-13 10:26:35 | お知らせ
ミニミニ・コンサート&オープンクラス&ミニ・リトミックレッスンのお知らせ


すごくすごーーくお久しぶりなブログです
何故かと言いますと、、
ログインできない状態になっておりまして・・・

昨夜から、あーでもないこーでもない・・とやっているうちに、何とかログイン出来ました
なんと!3/2以来4か月以上経過・・でした

さてさてお知らせです


昨年から・・「何か個人レッスンでは得られない皆さんでの学びの場が出来るといいなぁ~」と思っていろいろ試してみていたのですが、駐車場の関係などいろいろ制約もあり・・・
それで思いついて、5月に一度、ホールの小さな練習室をお借りして、みんなにちょっとずつ弾いてもらったり、曲や演奏について音楽について・・などお話ししながら、お父さんやお母さんに聴いて頂いたりするのもアリだな。。と。。


これは、まだリトミックやソルフェージュのレッスンの段階で、ピアノを弾くことが始まっていないお母さんからの質問に答える形で催したものです。
「この先は、どのような展開になるのでしょうか?」

全く弾いていない今の状態から、どんな風にピアノと関わってゆくのか、、
それは知っておきたいことですよね


未だピアノを弾き始めてひと月しかたっていない子が、ニコニコ顔で弾いている姿や、6~7歳の子達がブルグやソナチネ、バロックを弾いたり、「○調に~」と言われた調に移調して弾いてみる、、等々、やっている事がどうつながっていゆくのかを少しでも実際見て頂いて「なるほど~」と思って頂くチャンスだったのではと思います。

因みに、移調に使っているものは、はじめはバーナムピアノテクニック導入書(オレンジ)まず全曲グループ1~5まで弾き終わったらはじめに戻ってC、D、E、F、G、A、B、、出来れば黒鍵が主音のものも(和音がもとになっているものの方が簡単)
それが終了したら、バイエル・・をひさびさ教材に使っています。和声進行がシンプルなので、とても分かりやすいのです。途中で平行調などに転調しているものはちょっとした楽典の勉強にもなりますし~
簡単な楽曲なら、小さいうちはなるべくちょこっとでも移調してもらっています。


これは、今のちびっこたちほぼ全員やっています。

そして月2回の聴音もめちゃくちゃ楽しそう・・本当はお見せしたいぐらいすごーーく生き生きしているのですが、これは子供たちの自立や助け合いも目的の一つなので、“子供だけ”でお願いしています。

そのうち、みんなで聴音に挑戦・・・お父さんお母さんも・・も楽しいかと画策中。
みんなでスコア譜をみよう・・も楽しかったので、またやりたいのですが、、

やってみたいことだらけです




そこで第二弾・・

7月20日(月・祝)海の日(でしたっけ?)1:00~3:45頃(終了時間はアバウトです)
米子市文化ホール 練習室(事務室横の階段上がって2Fにあります)
会費はひと家族500円(お母さんばかりでなくお父さんにも来て頂けると嬉しいです!)
お友達などお誘い頂いてもいいですね。
聴いて頂くチャンスです


普段のレッスンで、いろいろ音楽について子供たちについて、お話は尽きない、、という感じなのですが、みんな頑張って練習してきてくれているから曲数も多いし、レッスン中はあまり詳しく話せなかったりしますよね。そこで。。
皆さんで子供たちの演奏を聴ける・・しかも発表会とは違う普段着の感じ、、(レッスンの延長のように)
皆さんでじっくり話すこともできる・・
例えば作曲家について、時代について、曲の簡単な構成について、身体の使い方などについて、感情・心理について、、
話し出したら止まらなくなってしまいそうですが、消化不良にならないよう小出しにご紹介しようと思います。

そうそう、、前回来て下さったお父さんのお一人から、「剣道を教えているのですが動きに共通点があると思いました」と、すてきな感想もいただきました。普段は工学系のお仕事をなさっていたような気がしますが、人の体の動きの合理性など、少しお話しできると興味深いですね。

医学関係のご父兄からお聞きするお話も興味深く、ついつい話し込んでしまいます


子供の育ちについても、皆さんと一緒に考えたりお話しするのは有意義なのではと思っていますし、楽しみです


ちょこっとミニ・リトミックレッスンも最後にオマケでやってみる予定です。

リトミックは小さい子のもの・・と思っていらっしゃる方も多いと思いますが、実はそうではありません。
ですから、中高生や大人でも、やはりやった方が良いのです。
楽しいですし、音楽を体の中から感じられますし、音も変わります


先日ササっと作ったお手紙・・日にちは20日と正しいのですが、日・祝×・・まちがい(またやってしまった)

                         正しくは 月・祝◎・・です!

ミニミニ・コンサート&オープンクラス(&ミニリトミックレッスン)です。
ご興味ある方はお誘い合わせてお越しください。

たぶんお部屋には入れると思います
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