テクノロジーの発展・・・とまあカタソウなタイトルなのですが、もちろん私は全くの門外漢ですので、身近なことについてお話しします。
ピアノ教師なのに、なにやってんだ~~
でも、レッスンしながら、いろいろ思うんですよ。。
まずケイタイ
私が初めにケイタイ持ったのは、そうとう昔で、皆さんはあまり持っていらっしゃらなかった頃だと思います。
と言っても、とてつもなくケイタイが高く本体も大きい・・のような頃ではありません。
ビジネスではよく使われていたものの、メール機能などはなく、皆さんもそんなにお持ちではなかったので、あまり役に立ちませんでした。
ただ、旅行などに行って、所在が分からない私に連絡を取る人からすれば、便利だったと思います。
事実、当時うちの祖母が体の状態が悪かったので、緊急の連絡するために、母にナンバーを知らせておいたら、祖母ではなく妹が入院したようだ、と、東京で友人たちと食事していたら連絡が入り、東京から大阪に立ち寄り、一週間滞在したということがあります。
当然レッスンも緊急にお休みという事態になり、そのころ趣味で生徒さんの電話番号を語呂合わせで暗記していたので、これで全生徒さんにすぐに連絡できたんですよ。。覚えていない人には伝達してもらって、おそらく80名以上はいたと思うんですが、滞りなく。。。もちろん、家電(イエデン)です・・大方の方はお持ちでない時期でした。
今は、全く暗記していないので、無理ですが、携帯がありますもんね~
なかったら恐ろしいことになります。
その後もう一度もって、やめ、けっこうみんな持っているのに私は持っていません。。の状態が続いていました。
体調が悪いときなど、発熱等でフラフラな状態で、一軒ずつお電話で事情を話してお休みのおねがいをしているときは、シンドかったな・・と思いだします。。めったにはありませんでしたけどね。
今は便利に使わせてもらっています。。。
さて、このケイタイ・・小さい時から使っている子・・塾の送り迎え等、きっちり何時って言いきれない時のお迎えなど、やはり便利ですよね。
中学生から持ってる子、高校生になると解禁・・というのが一番多いようです。
でも、親御さんのお考えで、高校生はまだダメ、大学生から、、電話を使えばいいでしょ。。という子も時々います。
いろいろな誘惑など、ケイタイには落とし穴もあるし、依存症もあるらしいから、それぞれのご家庭のご事情やお考えでいいのでは。。と思っています。
でも、その時思うんです。
電話の発明をした、グラハム・ベルは、電話の発明は余計なものだったと、自分の書斎に置かなかった・・というお話をご存知ですか?
不確かな記憶ですが、「この回線を通じて、良いことばかりでなく悪い情報ももたらされるだろう」というような内容のことを言っていたと思います。
ワットの蒸気機関の発明、エジソンの電気、、テレビの発明。。その後も次々と。。。
臓器移植の倫理的問題など、科学はどこまで立ち入れるのかということと、生命の維持や尊厳などの問題の前で、最先端の科学者や医学者さえ、悪魔に精神を売り渡すような行為をしていないのか、自問自答するのだと思います。
そこに新たに登場したのが、山中教授のiPS細胞なのでしょうか?
私は、全く専門知識がないので、ピントがずれた発言をしていたらスミマセン。。。
・・・どんな科学をもってしても治療困難な疾患に対応するため、注目を集めている2012年に京都大学の山中伸弥教授がノーベル生理学・医学賞を受賞したことで話題となったiPS細胞(人工多能性幹細胞)やES細胞(胚性幹細胞)は、再生医療を実現するものとして期待が高まっているそうですね・・・
多くのテクノロジーによって現代社会は支えられています。
テレビだって、発明した人は、非常に高い志をもって、製作に情熱をかけたと思うんです。
そのことで、楽しい娯楽や重大なニュースなど「良い」情報が流れる一方で、つまらない・・以上に、「悪い」情報も流されるわけです。
電話だって、緊急に連絡を取ることで命が救われる一方、いろいろな悪い使い方もありますよね。。人の悪口どころか、振り込め詐欺をはじめとする、姿が見えないけど声だけ・・という条件を使って行われる犯罪の数々。
ラジオなどのマスメディアを使って、巧みに人の心(大衆心理)を操作した代表格は、ヒットラーと言われています。。この当時は主にラジオでしょうが、、、ちなみに、ヒットラーは画家を志したものの夢破れ政治家に転身した人物です。
画家になっていたら世界の歴史は変わったのでしょうかね・・・?
。。。
現代文明をどこまで受け入れるのか・・・
ある時点で、それを拒否した人がアメリカなどのある地域で暮らす・・「アーミッシュ」の人たちでしょう。
今は、もう観光の対象ともなっているのでしょうか?
電気も使わず、アーリーアメリカンな生活をしていらっしゃるのでしょうか?
パッチワークをしたり。。
ターシャ・テューダーも、アーミッシュではありませんが素朴で素敵なライフスタイルで、魅了されている主婦も多かったと記憶しています。。もう故人になられていますよね。。さすがに。。
新しいものにすぐに飛びつくのは、危険なのかもしれません。
ちょっと待てよ・・と。
そういうことを判断できる人に育てるということが、大切なのでしょう。
パソコンなども、巧みに使えなければ、現代社会では仕事にならない・・ということの方が多いのでしょう。
巧みに操ることも、習得する一方、光と影があることも否めないことで、そのことを十分に認識し、判断できるように、育てなければならないんでしょうね。
そもそも、人類が「火」を使うようになったことから、考えられなければならないのでしょう。
ほかの動物たちは、火をおこして使う・・などということはしないのですから。。
「火」は、人を温め、そのままでは食べられないものを食べられるようにしたり、より美味しくしたり、人々に喜びをもたらす一方、人々を焼き尽くし、戦争にも用いられ大量殺人も可能になる・・・そういう側面もあるのです。
おそらく、物事のすべて・・といっていいのだと思います。
それが「人間」が持っている、本質・・・と言えるのでは??
キレイごとだけでは済まされないのだと思います。。。この両極を持ち合わせている。。という事実を自覚して生きていかなければならないのでしょう。
あ――、またカタイ話になってしまって、すみません。。
これは、ケイタイを持たせてもらえないという高校生が「なんででしょうね~~?」というので、話した内容に、少し付け加えた内容です。
ちなみに、この子は、自分自身の不便さというより、部活の連絡など友人たちに迷惑をかけるのが申し訳なくて・・・連絡したくてもなかなかつかまらない・・と・・・
お母様だけケイタイアドレス持っていらっしゃったので、よく話し合って、そういう連絡だけは、お母さんに受けてもらうことにしたら?・・で、話はまとまったように思います。
ピアノのレッスンなのに何やってんだ~~
ちゃんとその子は、シューベルトの即興曲を弾いていましたよ!!
芸術作品というのは、掘り下げて掘り下げて、自分の心の中や、あるいは意外かもしれませんが社会そのものの在り方まで、問いただし、真理を見つけようとする姿のようにも思えます。
最先端のテクノロジーの行く先と、芸術作品が、全く無縁だとは言えないのではないかと思ってしまうのは、私だけでしょうか?
最先端の医学者や科学者が、その精神のよりどころを芸術作品に見ていることも、多くあるようです。
今日もナガナガと。。。シツレイいたしました~~
参考文献として・・
アレクサンダー・グラハム・ベル(Alexander Graham Bell 、1847年3月3日 - 1922年8月2日)は、スコットランド生まれの科学者、発明家、工学者。世界初の実用的電話の発明で知られている[注釈 1]。
ベルの祖父、父、兄弟は弁論術とスピーチに関連した仕事をし、母と妻は聾だった。このことはベルのライフワークに深く影響している[3]。聴覚とスピーチに関する研究から聴覚機器の実験を行い、ついに最初のアメリカ合衆国の特許を取得した電話の発明(1876年)として結実した[注釈 2]。後にベルは彼の最も有名な発明が科学者としての本当の仕事には余計なものだったと考え、書斎に電話機を置くことを断わった[5][注釈 3]。
高柳 健次郎(たかやなぎ けんじろう、1899年(明治32年)1月20日 - 1990年(平成2年)7月23日)は日本ビクター元副社長・技術最高顧問である。静岡大学名誉教授。静岡県浜名郡和田村(今の静岡県浜松市東区安新町)に生まれた。テレビの父と呼ばれる。
ターシャ・テューダー(Tasha Tudor、1915年8月28日 - 2008年6月18日)はアメリカの絵本画家・挿絵画家・園芸家(ガーデナー)・人形作家である。
彼女の描く絵は「アメリカ人の心を表現する」絵と言われ、クリスマスカードや感謝祭、ホワイトハウスのポスターによく使われている。50歳代半ばよりバーモント州の小さな町のはずれで自給自足の一人暮らしを始め1800年代の農村の生活に学び、彼女の住む広大な庭で季節の花々を育て続けるライフ・スタイルは、日本でも注目を集めた。
アーミッシュ(英語: Amish[1]、ドイツ語: Amische[2])とは、アメリカ合衆国のペンシルベニア州・中西部などやカナダ・オンタリオ州などに居住するドイツ系移民(ペンシルベニア・ダッチも含まれる)の宗教集団である。
移民当時の生活様式を保持し、農耕や牧畜によって自給自足生活をしていることで知られる。原郷はスイス、アルザス、シュワーベンなど。人口は20万人以上いるとされている。