米子 西野ピアノ教室 musica felice

米子市のピアノ教室・・日々思うこと徒然なるままに。
幼児から受験生、大人の方いらしてます。
音楽は心の対話ですね。

セカンドヴァイオリン

2012-10-30 07:49:30 | 音楽

ソナタやソナチネを弾くようになった子たちに、「ここはセカンドヴァイオリンだよ。」という、



おもに左手が担当する音形があります。



もちろんセカンドヴァイオリンのパートはどんな楽曲にも存在します。



おもに内声のパートを受け持つと思って下さい。。。



そのセカンドヴァイオリンのトップ奏者の方が、らららクラシック(日曜夜9時Eテレ)で語られた事がとっても興味深かったです。



って唐突に、また難しそうな話・・・と思わないで読んでみて下さいね



小学生以上の子に、



「指より脳ミソ動かして!!」



と、よく言うんですが、このセカンドヴァイオリン奏者の方が、



「使える脳を100とすると、40を考えることに、40を聴くことに、残りの20で弾くことに使っています」



と、まさにその事を言っておられて、ほー!とうなってしまいました



とかく指を動かすことに一生懸命になって、頭も心もほとんど動かしてない・・・という演奏によく出会うんですが、



そんな演奏で人の心は動かせないし、ましてや弾いてる本人が楽しい訳もありません。



せっかく弾いているのに、作曲家の心に触れる事なんて全然できませんよね。



もうひとつ、特におもしろかったのが、ファーストヴァイオリンのメロディ―が紙風船だとしたら、



下から風を送っているのがセカンドヴァイオリンなんです。。。とか、



おー!上手い事言うな~!と、うなることしきり!!



その他にも、興味深い話や、指揮者のアンドレ・プレビントのリハーサル風景等々、おもしろい話が盛りだくさんで~~



またレッスンの時に思い出したら話しますね



前回の小曽根真さん(私が日本で一番好きなジャズピアノプレーヤー)の時も、ショパンを語っておられた事とか・・・



クラシックをジャズやポップスに編曲するのは、私としては好きじゃないけど、小曽根さんは



魂の次元で共感して、自分のものにして演奏しておられたので、本当に素晴らしかった



作曲家の池辺晋一郎さん(頭がバーコードで、おやじギャグ連発の人・・・でもめちゃくちゃ賢い!!)と、



壇ふみさんの頃のトークもおもしろかったけど、今のMCをやっている作家の石田衣良さんと、



作曲家の加羽沢美濃さんのトークも面白いし、加羽沢さんピアノとっても上手です。



是非是非見て下さい



この話、本当だったら日曜日にアップすればいいんですけど、最近ねむくてねむくて~



10年ぶりぐらいに良く寝れます



最近なんか若返ったみたいで~~



体調が悪く、入院までした今年上半期に比べて、V字回復のこの頃です



どうでもいい情報スミマセン!!



今日も張り切っていきましょう!



ちなみに今日はめざまし占いは、一番でした



いい日になりそう~~



毎日いい日ですけどね!



って、またどうでもいい情報すみませーん!!





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ジャン・ジャック・ルソー

2012-10-13 23:50:04 | 歴史上の人物

ジャン・ジャック・ルソー



だれ?・・・この人??



とか、



ああ、むかし世界史で勉強したわ~~



とか、色々反応はありそうですが・・・



「ピアノの練習ABC」22番「3つの音による歌」の作曲者の名前を見て下さい。



ジャン・ジャック・ルソーとあります。



と言っても、歴史的に見て有名な史実は、「社会契約論」あるいは「エミール」の著者であるという事でしょうか?



中学、高校の世界史の教科書に出てきた、この名著・・・と言っても全く読んだ事はありませんが



フランス革命にも大きく影響を与えたと言われるこの難しそうな本を著したジャン・ジャック・ルソーは、



音楽家だったという事実もあるんです。



みなさんおなじみの「むすんでひらいて」



これも、ジャン・ジャック・ルソー作曲です。



「村の占い師」というオペラの中の曲に、各国で訳詞がつけられ、親しまれているという事です。



「むすんでひらいて」が日本の曲でなく、フランスの曲であるという事も驚きですが、あの「社会契約論」



を書いたルソー作曲だななんて!



30年ほど前、初めて知った時は、あまりの意外さにビックリでした。



1712年にスイスで生まれ、1778年に亡くなったフランスの哲学者、思想家、音楽家・・・



人生についてはあまり知らなかったのですが、すさまじすぎてご紹介しかねる感じで・・・



生後間もなく母親を、若い段階で父親や兄と別れざるを得なくなり、人生のほとんどを放浪生活に費やしたと言える・・・



と、そこまでにしておきましょう。



ただ、紛れもなく3つの音だけで作曲された、ピアノの練習ABC22番は、シンプルで美しい曲。



この曲集の終盤に差し掛かったら、この曲を見つけて、ちょっと作曲家に思いを巡らしてみては如何でしょうか?



大人になれば、彼の生き方も少しずつ理解できるようになるんでしょうね。



でも、この段階で知っていれば、世界史の教科書に出てきた時、ジャン・ジャック・ルソー「社会契約論」



あ~、あの「むすんでひらいて」やABC22番を作曲した人ね!



という認識になるのかな



多彩な人と言えば、レオナルド・ダ・ビンチもですね。



この話は、またの機会にしましょう。



では、今日はこの辺で~~







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